ダンジョンで美醜逆転は間違っているだろうか?   作:夜と月と星を愛する者

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あべこべ、美醜逆転、貞操観念逆転の作品増えろ増えろ

はたらく細胞面白いです。白血球のテンションが面白い。しかも所々でギャグが入って面白いのでマジオススメ。マジオスです

殺戮の天使のレイチェル可愛いです…リアルで「ふぉぉぉぉぉ!!!」ってなりました…あ、ロリ○ンじゃないです


正体(半分)を明かすのは間違っている

「なるほど、ガレスも大変だったんだな〜」グビ

 

「全くじゃわい。儂のファミリアのもんも狙って来るし……儂はもう年なんじゃからそういうのは勘弁してほしいもんじゃ」

 

やぁ、毎度お馴染みアキレウスだ、今はロキ・ファミリアのガレスと酒を飲んでる……ちなみに最初はさんを付けてたが本人から付けんでいいと言われたので呼び捨てにしてる

 

あれはほんの数十分前

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「「「男の人ぉぉぉぉぉ!!??」」」」」

 

「うお!?なんだよ…」

 

いきなり叫ばれては流石に驚くぞ

 

「え?え?なんで男の人が?」

 

……えーと、胸部装甲が薄いからティオナだな!

 

「…なんか凄い馬鹿にされた気がする」

 

なに!?貴様エスパーか!?

 

「…なぁ、ミア…」

 

紅い髪やからロキだな

 

「なんだい…」

 

「なんでこの店に男がいるんや?」

 

「なんだい?うちの店には絶対男が来ないとでも?」

 

「いや、それやったら他の神々の男共が入っておるやん…そうじゃなくて、なんで子どもがあるんやってことや?流石に本人が自ら入って来たとは思えんしな」

 

失敬な。こんな美少女ばかりいる店には行きたいと思うのは男なら当たり前だろ……あ、この世界美醜逆転してるんだった

 

「残念だったね。そこのイケメンは自ら入って来たよ。そこの白髪の子と一緒にね」

 

「白髪?……お?…ぉぉぉぉぉ!!?な、なんやあの可愛い子は!?ぜひうちが欲しいで!!」

 

やったねベル。家族が増えるよ

 

「やめてください!」

 

…女は全員エスパーかな?俺心でしか思ってないのにツッコミをして来やがった、ベルもエスパーはっきりわかんだね

 

「なぁなぁ、君ぃ。うちのファミリアに入らへん?」

 

いつのまにかすぐ近くにに来てやがった……おや?本来だったらヘスティアファミリアに入るのにこの流れはロキファミリアに加入かな?

 

「え、えっと……ど、どうしようレウス」

 

そんな困った目で見んといて、俺に視線が集中するやん

 

「……激流に身を任せろ」

 

「……つまり入れってことだね?じゃあレウスも来るよね?」

 

ええよ〜。彼女ほっぽりだした俺だけ別のファミリアに入るわけないじゃん……

 

「もちのろんだぜ……なんだよ…神ロキ」

 

「あ、あんたうちのファミリアに入りたいんか?」

 

イエスイエス

 

「ベルが入るんやったらな」

 

……なんだよ。鳩が豆鉄砲食らったような顔をして…おや、よく見ると店内全員の人がそんな顔をしてた

 

「え、えっとアキレウスさん?ロキ・ファミリアのこと知ってて言ってるんですか?」

 

ん?ロキファミリアの現状?

 

「……最強の一角だということと、でっかいホームだということ、ダンジョンの奥まで遠征していること、主神が無乳だということ、美女、美少女がたくさんいること……それくらいか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は?……って誰が無乳だおらぁ!」

 

野生の無乳神が襲ってきた

 

「行け!ベル!」

 

「え?えぇぇ!?」

 

「うがぁぁぁ!」

 

無乳神の【飛びつく】

 

「避けろベル!」

 

「なんなの!?うわぁ!」

 

残念!ベルは攻撃を避けることができなかった

 

「ん!これは!……グヘヘへ、柔らかいオパーイやでぇ!」

 

流石にそれはダメですねぇベルの体は余すことなく俺のだ

 

「いい加減にせろ」

 

ゴツン!

 

「ああぁぁぁ!!!?いたいぃぃ!!!?」

 

効果は抜群だ!無乳神は倒れた!

 

114514の経験値を手に入れた

 

「…あのぉ…アキレウスさん?さっき、ロキファミリアの人達の事を美女、美少女って言いました?」

 

ん?なに当たり前の事を言ってるんだシルは……あ、シルの事も呼び捨てにしてと言われたのでしてます

 

「そうだが?」

 

「え!?だ、だってロキファミリアの人達ですよ!?」

 

知らん!美醜逆転だがなんだが知らんが可愛い人は可愛い!綺麗な人は綺麗!画面の向こうの人達だってそう思ってるはずだ!

 

つまり!ベルきゅん可愛いやったー!

 

さぁ!ご一緒に!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おや?なんか飛ばされた気がする。おのれ作者め!

 

「まぁ、他の人たちからするとそうだろうが、俺からすると全員魅力的なんだがなぁ…」

 

「…わ、私も?」

 

「おう……え!?ど、どうした!?」

 

なんだ!?やべぇよやべぇよ!シルがいきなり泣き出したよ!シルさんファンから叩かれかねん!

 

「い、いえ…わ、私…初めてそんな…事言われたので…嬉しくて…」

 

ど、どうすれば!?……は!ベルの時と同じことをすればいいんだ!(焦ってまともな思考をしてない)

 

「よしよし?」

 

………は!?撫でたらあかんだろ!?初対面の人に!!……ん?よく考えればベルも会った日に撫でてたな…今更か(遠い目)

 

「……あ、あの…恥ずかしい…です」

 

「お、おう。すまんかった」

 

「…でも、ありがとうございます」

 

……よし!なんとか不快には思われては無さそうだ

 

「むぅ……うみゅ!」

 

あ、ベルが頬を膨らませてる。可愛い……つい、頬をつついた俺は悪くない……プニプニしてました…女の子ってなんであんなに柔らかいんだろうね?

 

「レウスが他の女を口説いてる」

 

「いやいや、口説いてないから!」

 

「…本当?」

 

「本当」

 

俺の後ろで頬を赤く染めてるシルは俺のせいじゃない俺のせいじゃない(自己暗示)

 

「………なら良かった…ところで、そこで頭にタンコブが出来て床にうつ伏せになってるその人はどうするの?」

 

「人じゃなくて神だがな…まぁ、あそこのロキファミリアの人達のところに渡せばいいだろう…よっこらせ」

 

俺はベルの言葉を指摘すると、ロキファミリアがいるところまでロキを抱っこして運んだ

 

「すまんが、この神をどうすればいい?」

 

「…え?あ、あぁ…その椅子に座らせてくれ」

 

「了解」

 

緑髪のエルフ…ロキファミリア副団長のリヴェリア・リヨス・アールヴさんに尋ねるとおそらくロキが座ってたであろう椅子に座らせた

 

「…これでよし…あぁ、ところでロキファミリアに入団したいんだが…どうすればいい?」

 

「え!?ほ、本当に入るのかい?」

 

金髪の小人族…ロキファミリア団長フィン・ディムナ(♀)が驚いたように尋ねた

 

「おう!ベルが神ロキに勧誘されたからな。ベルを置いて別のところに行くわけねぇだろ」

 

「……てめぇは…あの白髪女とどういう関係なんだ?」

 

およ…原作と変わらない口調ですね…ベート(♀)さん

 

「ベルの…まぁ…彼氏だな」

 

流石に他人に俺たちの関係を教えるのは恥ずかしくて頬を掻いた

 

「っ!……そ、そうか…」

 

おや?なんか元気がない…しかも尻尾も垂れてるし耳も垂れて、誰がどう見てもシュンとしてます

 

「彼氏って…あの子と?」

 

「そうだぞ、どうだ?自慢の彼女だ…と言っても今日から付き合い始めたんだがな」

 

「…へぇ…ふぅん……」

 

……あのティオナさん?俺の勘違いでなければ目がやばいんですけど?例えるなら野獣の目

 

「ガハハハ!お主面白いやつじゃの!」

 

ま、そりゃそうか、この世界の人からすると俺は醜いつまりブサイクな女の子と付き合ってるように見えるんだからな

 

「俺の女の悪口を言うなよ?言ったら…流石に俺は我慢できん…」

 

「ッ!…おう、肝に命じておくわ……さて、ここで会ったのも何かの縁。どうじゃ?ドワーフの火酒じゃ…ほれ、一杯!」

 

確かかなり度数の高い酒だったな…まぁ、物は試しだ

 

「おう、それならありがたく……かぁ!かなり強い酒だが、味は悪くないな」

 

酒を今日初めて飲んだ者が言うセリフじゃないが、苦い不味いって言う人は多くいるが俺は特にそうは思わん

 

「…ほう?…お主、それはかなり強い酒で、大抵なもんは倒れたり吐き出すのじゃがのぉ」

 

「勿体ねぇな……まぁ、確かにこりゃあ並大抵のもんじゃ飲めんわな」

 

「そうじゃろう…どうじゃ儂の隣に来てボーイズトークといかんかの?」

 

この世界ではガールズトークがなくなってボーイズトークになってるんですね

 

「…ベルも一緒でいいか?」

 

「構わん」

 

それなら

 

「ベル!こっちに来いよ」

 

「あ、う、うん!」

 

 

 

 

 

とまぁ冒頭に至るわけです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、本当にお主は儂らのファミリアの入るのかの?」

 

「あぁ、ベルをほっとけねぇしな……まぁ、やっぱ入るなら綺麗な女たちがいるところってのもあるがな」

 

中身は高校生ですからね。欲に忠実なんです

 

「…本当お主は神々と同じ視点を持つんじゃな」

 

「俺から言わせればなんでこんなに綺麗な人たちがいるのになんで罵倒を浴びせたりするのかがわからんがな」

 

……隣のベルから凄い負のオーラが出て、ロキファミリアの方々が頬を染めてる気がするが……俺はタラシではない!トラブルな主人公や某ロボットの機体通称ISに乗って戦うハーレム王や不幸な幻想殺しの男みたいにはならんぞ!(もう手遅れ)

 

「…ま、お主がそうなら別に良いがの……あぁ、それと入団するならそこの白髪の子はロキが直々勧誘したから入団試験はないが、おそらくお主にはあるぞ」

 

ん?入団試験?

 

「入団試験というのは、まぁ…儂ら幹部か団長と戦ってお主の実力を見せればいい」

 

「…ほう?……そりゃいい!ミノタウロスじゃ面白くなかったからな。レベル5や6と戦えるんなら俺は嬉しいぞ!」

 

「「「「「は?」」」」」」

 

……ん?俺なんか変なこと言ったか?

 

「君は…ミノタウロスを倒したの?…恩恵も刻んでないのに」

 

ん?アイズが質問してきたが……あぁ、そうだった、恩恵刻んでないと人間は弱いんだったな

 

「と言っても地上のミノタウロスだがな。武器もなかったから殴って殺したが」

 

「な、殴って?」

 

「YES…走って背後に回って頭殴って脳を揺らして、その後はただ殴りまくっただけ……普通に弱かったんだが、まぁ地上の魔物やからあんなもんだろなとは思う」

 

「「「「「………」」」」」

 

……あれ?変な事言った?

 

「いや、いやいやいや…普通そんな事無理だからね?」

 

いや、うんまぁ普通の人だと無理だろうな。俺の体って不死性あるから死なないんだよなぁ…弱点のアキレス腱の事は誰も知らないだろうしな

 

「ま、俺が普通じゃなかったという事で」

 

事実だしな。うん、嘘は言ってない

 

「……なんというか、凄い人が入ってくるんだね」

 

「ん?まだ絶対に入れるとは決まってないだろ?」

 

「いや、君だったら僕でも苦戦しそうだ」

 

お?団長自ら相手してくれるのか、確かフィンも得物は槍だったから……ふむ。これはいい経験になりそうだ

 

あれ?今更だが、俺ってこんな性格だったっけ?……もしかして精神が肉体に引っ張られてる?……やだ、最後は『アタランテェェェェェ!!!!』って言って死んじゃう?…それだけは阻止しなくては!

 

「おいおい、俺はただの恩恵刻んでないと一般人(逸般人)だぜ?」

 

「嘘は良くないよ?…さっきガレスに向けて少しだけ敵意を向けたけど…それだけでほら…僕の指が」

 

フィンがそう言って指を見せると親指が青く変色してプルプルと震えていた

 

「僕も初めてだよ。こんなに僕の指が反応するなんて……君は一体…何者かな?」

 

「……ただの人間だ」

 

 

 

 

 

 

 

「嘘は良くないで?」

 

 

 

 

「!!?」

 

「…ロキ、起きていたのか」

 

あちゃ〜…そうだった、神は嘘が見抜けるんだったな…このタイミングでロキが起きたのは完全に不味いな

 

「さっき起きたんや……で、本当はあんた…何もんなんや?」

 

はぁ…どうやら他の客はミアさんが気を使って追い出したようだ、今店にいるのは俺、ベル、ロキファミリア豊饒の女主人の人たち……全員が俺に向けて視線を向けている……だが、転生者である事は隠さないとな

 

「……しょうがねぇな……俺はアキレウス…これでも英雄と呼ばれてる」

 

俺がそう発言すると、全員が目を見開いた

 

「英…雄?」

 

「あぁ、『駿足』のアキレウスって言ってな。これでも誰よりも何よりも疾いと自負してるぜ……ま、戦車も槍も盾もないから幾分か弱くなってるがな」

 

「「「「「「…………………」」」」」」

 

「…嘘は…言ってないな」

 

「そういう事だから、ロキファミリアに入った時はベル共々よろしく!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、未来のロキファミリア所属の『英雄』とロキファミリアの者たちの邂逅だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……僕も…レウスと同じくらい…横に並ぶくらい…強くならなくちゃ」

 




4700文字だぜ!

……あ、これハーレムタグつけないと

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