ダンジョンで美醜逆転は間違っているだろうか? 作:夜と月と星を愛する者
なんなの?俺の学校、下手したら冬休みより休みの日が少ない
あ、それとダンメモの方なんですけど……今復刻してる水着イベント…なんだあのベルのハーレム具合は!?全くもって裏山しい……やっぱ笑顔のアイズって可愛いよな。クソそこに春姫の水着があれば!!
ロキファミリアの者たちと豊饒の女主人で飲んだ翌日
「よし、これでいいな」
毎日の日課(昨日から)を終わらせ宿に入るとベルは準備ができており
「それじゃあレウス。行こうか?」
「おう…さて、ロキファミリア団長がどれほど強いのかねぇ…」
宿を後にし、黄昏の館に向けて歩き出した
そういえば戦闘関連とかになると精神が体に引っ張られてる。まぁ戦うの楽しいからいいんだけどね(←末期間近)
《黄昏の館》
……館とか言いながらもはや城なんだよなぁ…でも黄昏の城って某クラフターのゲームの黄昏の世界のあの城を思い浮かべるんだよなぁ……なんだっけ?盾持ってて球飛ばしてくる骨野郎……まぁいいや
「…大っきい…」
「あぁ、本当でけぇ」
「あ、あのぉ?」
ん?…あ、門番か…やだこの子も美少女やん。おのれロキ!浦山けしからん!!
「えっとだな…今日入団試験を受けに来たもんだが…」
「え!?男の人だったんですか!?」
ま、この世界のロキファミリアに入るのは大概が(俺からしたら)美女美少女ばっかりだからな。つまり男は寄ってこない
「そうだぜ…で、入れんのか?」
「あ、はい!大丈夫です!」
門番の許可をもらい中に入ると、既に俺が来ているのがわかっていたのか、昨日会った面々とロキファミリアの団員達が見物しに来ていた
「やぁ、よく来たね……それじゃあ、早速だけど…やろうか?」
そういいながらフィンは訓練用の槍を回転させて両手で持って構えた
「…俺、武器ねぇんだが?」
「あ、そうだったね。それじゃあそこの樽に入ってる訓練用の武器を使って」
「了解」
樽の中には槍、斧、剣、ナイフなど様々な武器が入っていた、俺はその中から2本の槍とを取り気づかれない程度に魔力を僅かに込めた後、近場に1つを地面に突き刺した
「ん?2つも武器を使うのかい?」
「ま、これは予備みたいなもんだ…この槍がどこまでもつかわからねぇからな」
「なるほど……さて…行くよ!」
「おう!立ち塞がってみろ!」
まずは小手調べだ
「せりゃあ!!」
fgoのQuickモーションと同じ突きを放つ
「ッ!?はぁ!」
ガキン!!
「いいねぇ!それじゃあこれはどうだ!」
駿足を生かしフィンの真上に来ると、踵落としをする
「速い!?」
ドゴーン!!
踵落としで地盤が壊れ小さなクレーターができる
「やられてばかりじゃないよ!せい!」
フィンがLevel6の身体能力を生かし、レウスに素早い突きを放つ
「遅いんだよ!!」
難なくレウスは全てを躱し、蹴りを放つ
「ガハ!?」
蹴られたフィンは空中を舞うが体制を立て直す
「どりゃあ!」
空中ということは無防備だということ、そんな隙を見逃さずレウスは槍を投擲する
「んな!?はぁぁ!」
無理矢理体を動かし得物でなんとか投擲された槍を受け流す。そして武器を持っていないレウスにフィンは突撃する
「槍を投げるなんて、隙を晒すにも程があるんじゃないか?」
あと少しで槍がレウスに届くというところに
「レウス!?」
ベルが悲痛な声を上げる
「…誰が隙を晒しただって?(アポーツ)」
地面に突き刺していた槍が勝手に動きレウスの腕に収まった
「なっ!?」
流石のフィンも予想外だった、いや誰でも予想外だろう。恩恵を刻まないと魔法は発現しない。なのにレウスはできた
「魔法名を唱えない魔法だと!?」
魔法に一番精通しているリヴェリアでもっても無詠唱どころか魔法名を唱えない魔法は知らない
「隙だらけだぜ!」
レウスは体に刻み込まれた槍術でフィンの槍を弾いた後、突きと槍の先で斬るように槍を操り腕の筋肉の繊維を斬る
「グッ!……はぁ…降参だ」
レウスの間合から後退して避けたフィンは手を挙げた
「あ?おいおい、まだ始まったばかりだぞ?もっとやろうぜ」
本人は気づいてないが、完全に戦闘狂になっている。流石の人生の半分を戦いに明け暮れた英雄の肉体
「いや、流石にこれ以上は僕も辛い…それにさっき斬られたところのせいで槍を持つのがかなりきつい……本当に恩恵を刻んでないのか疑問に思って来たよ…流石は英雄といったところかな」
「(本人ではないがな)…いや、あんたこそかなり強かったな。いい経験になった、また相手してくれ」
「やれやれ、しょうがない。…さて、それじゃあ結果を発表するよ」
「………」
「「「「「………」」」」」
「……合格」
ワァァァァァァァ!!!!!
突如、見物していた者たちが歓声を上げた
「ふぅ、良かったぜ」
「おめでとうレウス!」
物思いにふけているとベルが飛び込んで来た
「おっと、どうだ?ちゃんと合格しただろ?」
「うん!」
抱きついたベルを俺が軽く抱きしめていると、ロキファミリアの幹部とポーションを飲み傷を治した団長達が来た
「合格したのぉレウス」
先ずはガレスからお祝いの言葉いただき、他の幹部達からもお祝いの言葉をいただいた、ベートがそっぽを向きながら祝ってきたが、耳はせわしなく動き、尻尾は左右に揺れていた
「……レウス」
「ん?アイズか…しかもその呼び名」
「あ…えっと、ダメ…だった?」
いや、そんな暗くならんくても
「いや、呼び名は別にいいさ、好きに呼んでくれ…それでなんか用があったんじゃないのか?」
今更だが、ここまで原作キャラと関わっていいのだろうか?……いや、そもそも原作が既に破壊してたわ
「良かった……その…なんで、そんなに強いの?」
……あ、やべ…原作でもアイズって強さを求めてるじゃん…まずくね?目を付けられたじゃん…しかも強いっていってもそれはこの肉体と肉体に刻み込まれた知識と技術だしなぁ。肉体に刻み込むって変な話だけど、アキレウスのケイローンからの訓練内容があれだから頭で考えるより体をすぐに動かせるようにしたんだろうなぁ
「……まぁ…地獄(訓練)を潜り抜けてきたから?」
「「「地獄?」」」
「あぁ、あれは地獄だった」
いやだってこの体が震えてるもん…一体どんな訓練をしたんだケイローン先生!
しんみりしている俺を見てこれ以上は藪だと思ったのかこれ以上は追求してこなかった
「…んん!さて、それじゃあロキのところに行こうか」
「おう」
そのままベルと幹部達と何故かついてきた団員達を連れてロキの部屋に向かった
「ロキ?」
「開いとるで〜」
「それじゃあ行こうか…君たちはダメだよ?」
えぇぇぇ〜〜。ブゥゥゥゥ〜
そのままフィンやガレス達を連れてロキの部屋に入った
「準備はできとるで、ほなやろうか」
「ん?恩恵を刻む時は誰にも見せてはいけないんじゃないのか?」
「んな固いこと言うなや。これから家族になるんやから」
「まぁ、いいか……やばいもん恐らくあるけどな」
「え?どう言うことですか?」
レフィーヤが質問してきた……あれ?君って幹部じゃないよね?なんでいるの?
「ま、それは恩恵刻めばわかるだろ…さて、刻んでくれ」
俺はロキに促されベッドにうつ伏せになった
「うわ、凄い」//
「どんな訓練したらあんな体に」//
「「「「ッ〜!」」」」//
……すんごい気まずい…
「…んん…ほな刻みで」
俺の背中にロキが自身の血を垂らし俺の背中が光り輝いて恩恵が刻まれた
「うん。刻めた…………は?…はぁぁぁぁぁぁ!!!?」
「ど、どうしたロキ?」
「なんやこれ!?なんなんやこれ!?あんた凄すぎにも程があるで!?」
全員が不審に思い。レウスの背中を除くとそこには
アキレウス
Lv.1(+?)
力:0
耐久:0
器用:0
敏捷:0
魔力:0
《発展アビリティ》
駿足:S
英雄:B
槍兵:B
騎乗:A+
神性:C
対魔力:C
《魔法》
【
・魔力を込めた物を自身の手に引き寄せる
・魔力を込めた量により物の硬さに補正がかかる
・無詠唱、魔法名を唱えなくて良い
【】
【】
《スキル》
【勇猛】
・精神干渉を全て防ぐ
・戦闘時にステータス補正
【戦闘続行】
・致命傷を受けても一度だけ耐える
【
・何よりも誰よりも疾い
・敏捷に超高補正
・弱点を露出してしまう《デメリット》
【
・不死の肉体
・一部の行為には発動しない《デメリット)
・弱点を貫かれると上のスキルと共にこのスキルは消失する《デメリット》
【
・英雄の中の英雄
・全ステータスに高補正
「「「「「「な!!?」」」」」」
「やっぱ出るよなぁ」
「…本当に英雄やったんやな。しかもこの不死の肉体って」
「文字通りだ、俺の弱点を貫かないと俺にダメージを与える方法は少ない」
「少ないって言うことは他にもあるんやな?」
「おう、相手が神性を持っているか、神が造った武器でしか俺に傷をつけることはできない」
「……はぁ…規格外にも程があるで」
「ま、それが俺だからな。ということで、これからよろしく」
ロキファミリアに加入
あ、ベルは物の見事に何もなかった
レウス達がロキの部屋を後にした後、ロキは
「レウスもレウスでベルもベルやな」
【
・早熟する
・想いが続く限り効果は持続
・想いの丈により効果上昇
・英雄からの情愛によりステータス高補正
【
・早熟する
・英雄と同等の強さになった時このスキルは消失する
流石にまずいと思ったロキは急いでベルのスキルを写した紙からこの2つを消した
「……荒れるで…世界が」
英雄が現れたことにより世界は激震する
さぁ、ピースは揃った
新しい時代の幕開けだ
新しい世代の物語の始まりだ
新しい神話の
開幕だ
アキレウスの宝具ってデメリット多くね?
あ、レウスのスキルの神性ですけど……
一応、神々との子供ができます(ニヤァ)