ダンジョンで美醜逆転は間違っているだろうか? 作:夜と月と星を愛する者
\( 'ω')/ヤンデレって良い文明ということがわかりました!
(´ω`)ハーメルンで書いてる方で、名前は言えませんが…とにかく……素晴らしかった(語彙力喪失)
(*´ω`*)いやぁ……やっぱり恋愛(重い)は見てるに限りますなぁ
俺?……………年齢イコール彼女いない歴だぞ( ᐛ)
あ、話は変わりますけど、読者さんの中でドールズフロントラインしている方でTMPの事に詳しい人います?キャラ情報はあるのにいないんですよね。ドロップでも建造にもいなくて……どうやったら仲間にできるんですか?
「そうなのよー!神界じゃその子はいっつもダラダラとして!仕事を私に押し付けるのよ!だから!私は降りてきて、あの子に仕事の辛さを教えるためにあの子の側から離れたの!」」
「そんな神もいるのか…名前は?」
「ヘスティアよ」
あ、ヘスティアって降りてきてないのね
……ん?おや…どうも諸君!毎度お馴染みアキレウスだ!
え?槍の件はどうしたって?貰いましたよ。え?なんで貰ったかだって?いや、なんでもあの槍なんですけど、作ったはいいけど誰にも扱えないらしいんですよ。正確には人には使えない…俺はほら半分神じゃん?だから使えたということです
え?じゃあなんでヘファイストスがわざわざお前の前に現れたかだって?なんでも気が向いてバベルの塔に行っていたら俺を見かけて、神の直感的なものでこの槍を俺にくれたらしい。まぁもちろんお金は払ったけどね(俺が払ったとは言ってない)
金額にして5000万ヴァリス
ヘスティアナイフが2億にしたら随分安いもんだ
まぁそんな金額をアイズが持っているわけ無く、交渉の末分割払いになりました
……アイズには本当…世話になってばかりだな……なにか俺にできることがあるならしたいんだが……え?鍛えて欲しい?ん〜……俺が使うの槍なんだが…まぁ、できる限りやってみるよ
待って、頰を染めながら「2人きり……」とか言わないで!緊張しちゃうでしょ!!
「あ、それならレウス」
おっと、アイズと話していたらヘファイストスが話しかけてきたぞ
「どうした?」
「その槍と一緒にこれもあげる」
そう言って渡してきたのは銀色で装甲が薄く、肩にも装甲がある鎧と、二の腕から掌まで螺旋を刻むような形をした防具…というほど守る部分は少ないが……うん…てかどう見てもアキレウスが着ていた鎧だね!FGO民的に言うなら第二再臨の姿
「いいのか?金はねぇぞ?」
「いいのよ。その槍を使える人に一緒に渡す予定だったものだし」
「いや、だが…」
「……そうね…なら、たまにでいいからここに来て私の話し相手になってくれないかしら?」
「そんなことでいいのか?」
「ええ…実はやることなくて暇なのよね。バベルの塔にいたのは暇だったから子供達がどんな武具を打ったのか見たいってのもあったけど……それに…貴方みたいな色男とお話しするだけで私は満足よ」
「……なぁ、ヘファイストス」
「なにかしら?」
この世界だど美しいものは醜いものに醜いものは美しいものに……つまり人々からしたらヘファイストスの右眼は何よりも美しいものに見えるはずだ
「気になったんだが…ヘファイストスは右眼を……どう思ってるんだ?」
「ッ……そうね……子供たちからはとても美しいって言われるけど、私からしたらこれはとても…悲しくて辛くて…醜いわ…」
「そうか…あんたの右眼が醜いだとか美しいだとか俺はそんなありきたりのことは言わねぇ……」
「………」
「ただ、これだけは言わせてもらう……あんたはあんただ」
「……」
「その右眼もあんたの体の一部だ、それを本人が憎もうが嘆こうが俺は知ったことじゃない……俺だって体の一部が憎い…それが無ければ俺はあの戦いで姉貴をもっとマシな救い方があったかもしれない……だがな…俺はその一部が憎いと同時にとても素晴らしいものに思える」
……なんか、俺が考えてることとは少し違う言葉が出てくる……もしかして、アキレウス本人の思いと俺の考えが混ざったのか?……ま、今は俺の肉体と同時にアキレウスの肉体だ、有効利用させてもらうぜ、それが1人の女性の悩みを少しは救う事が出来るならな…
「この世に完璧なものはない。万能の人だって、ただそこらの奴らよりできることが多いだけ、天才と呼ばれるやつでも何かしらの欠点はある。欠点がないと言われる人でもただ人々が気づいていないだけで何かしらある……俺にだって俺の体を傷つけるやつはほとんどいない。だが俺はそれがとても好ましい。いつか俺を傷を与えることのできる奴。俺の体の特性を打ち消す事ができる奴を俺は会って来た……つまりそれを発見、見抜き、打ち勝つものは必ず現れるようにあんたの右眼が醜かろうが、美しかろうがあんたの全てを愛してくれるやつは必ず現れる。俺を愛してくれる人もいるんだからな」
そう言って俺は部屋にある武具をアイズと一緒に眺めてるベルを見つめる
「………貴方は…違うの?」
「会ったばかりの人を愛するほど人に飢えてないんでな……だが…あんたと話していく中で、あんたを愛するかもな」
「……」
「だが、今は俺からしたらあんたのことはとても好ましい。この槍にしっかりとした信念、情熱、魂、熱心、愛情、色々な想いを込めながら打ち、自身の眷属を心から愛してるあんたのことはとても魅力的だ」
「ッ……そう…面と向かってそんなこと言われたのは初めてだわ…」
……だいぶ熱くなって言っちまったな。初対面の人にこんな事言ったら嫌われるな…せめて今の言葉を頭の片隅にでも置いてくれればいいが
「……気が変わったわ」
ほら、もう二度と私の前に合わないでって言われるんだろうなぁ
「たまにじゃなくて、頻繁に来て」
ほら、来ないd……ん?
「……は?」
「あら?聞こえなかった?たまにじゃなくて、頻繁に来て欲しいのよ。私の初めてを奪ったんだからこれぐらいしてもらわなきゃ」
やだ、女性の口から初めてと言うと、意味深に聞こえる俺は腐ってますね
「わかんねぇな。俺はあんたを侮辱するような事も言ったぞ?なぜあんたはそんな俺と頻繁に会いたいなんて言う?」
「あら?例えば?」
「醜いだとか美しいだとかのありきたりな事は言わねぇってことつまり慰めもしなかった」
「むしろ私はそれが嬉しかったわ。美しいって言われたらこの右眼があるから心を痛めるし、醜いって言われたら私も女だから泣きそうになる…だけどレウスはそんな事言わなかった、私はそれがとても嬉しい」
「……あんたが嫌っている右眼を体の一部だとか」
「ええそうよ。私のこの右眼は私の一部……でも、貴方から言われるととても良いものに思えたの。それに貴方も体の一部に思うところがあるのでしょう?同じね、フフ」
「………会ったばかりの人を愛するほど人に飢えてないとか」
「むしろ普通でしょう?一目惚れなんてあるけど、相手がどんな人かもわからないのに愛するなんて私からしたら可笑しいわ……でも貴方は私と話して私の事を好ましい、魅力的って言ってくれた……とても嬉しかったわ」
……なるほど、そこらの人と同じと考えていたけど、相手はコンプレックスを抱えた女性…そんな人が他の人たちと同じ事を言って嬉しいなんて言うわけもなく、かといって逆の事を言ったら思う事があるってわけか
「だから私は貴方と話がしたい…色々と…ね」微笑み
……あ、これ…やばい奴だ…2日目のベルと似た顔してる
「で?言いたいことはあるかい?」
はい、ただいまヘファイストスのとこからベル達と一緒に帰ってきて、夕食を食べたら部屋にフィンが入ってきて説教されてます
理由はやっぱりあの槍でした、まぁ公には俺はLevel1…そんな俺にヘファイストスが直々に打った槍と防具…どう考えても宝の持ち腐れとと考えるのが普通ですよね
「いや、そのだな…あの槍はとても馴染むというかなんというか……」
「ん〜?」
「すまんかった」
「…はぁ…まぁ確かに自分に手に合う武器を使うのが普通だけど、だからといってまさかヘファイストス製の武具なんて」
「大丈夫だ、自分の武具だから自分で払う」
「違う…そうじゃないんだよ。重要なのは」
…ん?……あ、もしかして、ヘファイストスを
「神ヘファイストスを専属鍛治師にしたことなんだよ」
はい、おそらく俺が初めてであろう偉業。鍛治神を専属鍛治師にする。…いや、こんな重大なことだから公にはしませんよ?恐らくアイズかベルの口から漏れたんだろう。ロキや他の幹部達にも伝わってるかもな
「はぁ…胃が痛い」
良い胃薬を提供してくれそうな人紹介しましょうか?
「……君のせいなのに……じゃあ明日にでもそこに行こうか」
ウィッス
朗報:鍛治神を専属鍛治師にする大英雄……これもうわっかんねぇな
3200文字っす