刀使ノ巫女 燕を捉えし無銘の刀使   作:黒色ぬーめん

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紫様が二天一流を使っているのに、どうしてライバルである佐々木小次郎の技は無いのだろうか……

なんて考えていたら書いていた。
というかよくよく考えたら佐々木小次郎って流派はあったのか……?
※ここでの佐々木小次郎はFate/stay nightの某農民を基にしております。ご了承ください。



追記

改めて見返したところ、思いっきり設定に荒があったので書き直します。直す前のものを見ていた方には申し訳ありません。


1話 夢

――それは誰の夢だったのだろうか。

――私は今、誰かの夢を見ているのだろうか。

月明かりに照らされた、見たことも無いお寺。その山門では、二人の剣士が相見えていた。

 

一人は青いドレスに白銀の甲冑を纏い、光り輝く剣を構えた西洋の女剣士。

一人は紺色の陣羽織に長大な太刀を構えた、耽美な青年剣士。

 

互いに一歩も動かない状態。遠巻きにでも全身から伝わる戦場の空気。これは――果し合いの空気だ。否、そうとしか捉えられなかった。

 

「秘剣――」

 

その呟きと共に、身の丈ほどの長刀が揺れ、青年剣士が動き出す。一歩――それだけで間合いを詰める。女剣士を断ち切る間合いに。

 

「――燕返し」

 

切っ先が、まるで最初から三本あったかのように、女剣士へ放たれる。対する女剣士は下がることも、避けることもしない。――否、アレはどう足掻いても()()()()()()。左右に避けようが下がろうが、長刀が女剣士を捉え、断ち切るであろう。女剣士は考える暇は無く、青年剣士が放つ刃へ疾走した。勝利を投げたわけでもなければ、ましてや破れかぶれの行動というわけでもなく、その目には「勝利」へと向かう覚悟があった。

互いに全力。次元が曲げられたかのような鋭い刃と、その刃に臆することも無く疾走する女剣士。そしてその勝負は――

 

 

 

――――――

 

 

 

「んがぁ!?」

 

頭部に伝わる痛みによって目が覚める。昨日は遅くまで稽古をしていたのが原因なのだろうか。それとも、夕べ見たアニメの戦闘シーンが目に焼き付いたのだろうか。今まで感じたこともない鋭い空気の中、二人の剣士が斬り合う夢を見た。そして、そんな張りつめた空気に圧されたのだろうか。いつの間にかベッドの上から転げ落ちていた。

 

「参ったなぁ。いつもは寝相はいいはずなんだけど……」

 

じんわりと痛みの残る後頭部をさすりながら、少女は倒れている場所から身体を起こす。未だ見慣れない天井。人一人が寝泊まりするには充分に広い部屋。そして――

 

「……偶然、なのかな」

 

ベッドの小脇に置いてある自身の御刀、「物干し竿」を眺めながら、夢で見たあの戦いを思い返す。青年剣士が持っていた刀。あれはどう見ても――

 

「……って、もうこんな時間。朝練くらいはしっかりやらないと」

 

彼女は自身の在籍している「長船(おさふね)女学院」の制服に着替え、身支度をする。時計を見ると朝の6時。これなら余裕で学院には間に合うだろうが、彼女はこの日課だけは欠かさず行っている。

 

「一念鬼神に通ずる、ねぇ。本当に私にこれを扱えるのかしら」

 

不安そうに物干し竿を手に取ると、背中に帯刀し、部屋を後にする。

 

――彼女の名前は雲雀鴫立花(ひばりしぎりつか)。この長船(おさふね)女学院に在籍する高等部1年であり、今では見る影も無く廃れてしまった、『物干し竿』を扱える家系の刀使である。

 

 




雲雀鴫立花について説明


名前:雲雀鴫 立花
所属:長船女学院 高等部1年
流派:我流
好きなもの:甘味(特に和菓子)
性格:少し真面目で、自分のやることには一直線。しかし勝負にこだわることも無い。
人とのコミュニケーションはそれなりに取れている。
強さ:長船所属の刀使の中では強い部類。しかし決して自信過剰なわけでもない。

設定:長刀に関しては並の刀使とは比べ物にならないが、それ以外の刀の扱いが何一つダメな人。燕返しは未完成であるものの、初見で躱すのは至難の業となっている。

オリキャラをもう一人出すとして、どういう系がいいのでしょうか

  • マシュマシュな盾役系!
  • ライパルポジの二天一流系(それなんてゆk
  • クハハと笑いそうな人
  • ツンツン系の同級生刀使
  • そんなもの要らん!オリキャラはただ一人!!
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