今回は主人公であるサイタマに活躍してもらいますっ!!
それではどうぞ!!!
次の試験会場への飛行船の中……
サイタマ「暇だな……次の試験会場までの移動時間も
かなりあるし、すごい暇だ……」
飛行船なので、夜景を眺めているサイタマ。
試験も思ったより歯応えがなくて
ものすごく退屈な試験を送っている。
強者も数人いたが、機会がなく全然会えないのである。
ゴン「サイタマー!」
キルア「サイタマじゃん」
少年2人組が話しかけてきた。
サイタマ「おう、ゴンにキルアじゃねえか」
ゴン「サイタマ!試験どう?」
サイタマ「なんかすげえ微妙だな。難しくもないし
あんまり強いやつもいる感じもしない……」
キルア「そうだよねー。あんまり手応えがないって言うかさ……っっ!!!」
サイタマ「……なんだ?この殺気は……?」
キルアとゴンは殺気のした方に目をやるが、誰もいない。
しかし、サイタマだけは、殺気のした方の真逆を見ている。
ネテロ「ふぉっふぉっ、ワシの動きについてこれるやつがいるとはのぉ……」
サイタマ「おっさん、ハンター協会の会長さんか……」
ネテロ「そうじゃな」
ゴン「ネテロさん、こっちにさっき人がいなかった?」
キルア(どうやって移動した……?)
ネテロ「ふぉっふぉっ、人は知らないのぉ」
キルア「なんの用?」
ネテロ「なんの用もないがの。次の試験会場まで
時間が余って暇で仕方ないのじゃ……ゲームをせんか?」
サイタマ「面白そうだ、いいぞ」
ゴン「いいよ!」
キルア「まぁ、いいけど」
ネテロ「そうか、それじゃあ、こっちに着いてきなさい……」
案内されたのは体育館のような所であった。
先に着いたネテロは、ボールをひとつ持っていた。
ネテロ「このボールに触れでもしたら、ハンターライセンスをやろう。
君たちは殴るも蹴るもありだ。だが、ワシは攻撃はしない。」
ゴン「えー!そんなのゲームにならないよ!」
ネテロ「それはどうかの……?さて、どうするんじゃ?」
キルア「俺から行くよ」
ゴン「キルア!」
サイタマ「頑張れよキルア。」
ネテロ「おっほっほ……」
その時、キルアがネテロのまわりをくるくる回る
ネテロ「……肢曲か……暗殺術のひとつじゃの……」
キルアが複数人いるように見える。
サイタマ「関節のビックリのやつか……」
ゴン「この前聞いたのとなんか名前が違うよ……」
キルア「いってぇぇぇ!鉄かこの脚!」
ネテロの脚を思いっきり蹴ったキルアだが
ダメージを負ったのはキルアだった。
キルアは善戦したが、結局はゴンにバトンタッチをした。
ゴン「よぉぉし!!」
ネテロ「はよぉせぇ!」
ゴンも善戦したが、結局は触れることは叶わなかった。
そして、サイタマにバトンタッチした……!
サイタマ「おっさん、つええな」
ネテロ「ふぉっふぉっ、ワシも舐められたもんじゃ!」
サイタマ「何でもしていいって……言ったよな?」
ヒュン!
ネテロ「い、いつの間に後ろに……」
サイタマ「普通のローキック!」
先程、キルアが蹴ったところに再度蹴りをいれる。
ゴン「もろ入った!」
ネテロ「ぐぎいいいい!!!」
断末魔をあげる。
咄嗟に堅を足の脛にして、骨折は免れたものの
足に大きいダメージを負ったネテロ。
ゴン「サイタマ!ナイスキック!」
キルア「サイタマ、そんなに強かったのか……?」
サイタマのキックを称えるゴンとキルア。
ネテロ「お前さん、新人の割にかなりやるみたいじゃの」
ネテロはこんなことを言っているが、内心冷や汗をかいていた。
念を使わずに、ネテロに堅をさせるサイタマ。
ほんの少し、堅が遅かったら間違いなく足は使い物にならなくなっていたであろう。
そして、サイタマが念を覚えたらもはや勝てないこともわかっていた。
ネテロは昔、人類最強の称号を掲げていた。
武闘家として、その後はハンターとして。人類最強となったネテロ。
今は昔の半分くらいの力であると言うが、それでも一二を争う念能力者である。
それに念を覚えてないサイタマが……
サイタマ「おっさんも、なかなかやるな。ワンパンで倒れなかったのは
すげえ久しぶりだよ。」
サイタマはわくわくしていた。
そこそこ本気で蹴ったネテロの足。
元の世界なら、ボキボキに折れていてもおかしくない威力だが
なぜかネテロの足は健在である。様子からして
まだ骨すら折れていないだろう。
ネテロ「それじゃあ、少し本気を出すかの……」
ネテロから発せられる膨大な殺意。猛烈な圧力。
ゴンとキルアは完全に萎縮してしまっている……しかし……
サイタマ「……!いい殺気してるな……関節のトランペットより
殺気は上だな……」
ネテロ「ふぉっふぉっ、ほれ、ボールに触れたらハンターライセンスじゃぞ」
挑発するネテロ。それに燃えるサイタマ
サイタマ「じゃあ、遠慮なく」
ネテロ「!?」
キルア「サイタマの野郎……」
ネテロのまわりをくるくる回り出したサイタマ。
……超高速反復横跳びをしながら……
ゴン「……っ!すごい風圧……!」
キルア「こいつら……やばい……っ!逃げるぞゴン!」
殺気と風圧の中、どうにか出口へ行き、逃げ出すゴンとキルア。
ネテロ「なんてデタラメな……」
サイタマ「デタラメで結構だ。さて、行くぞ」
反復横跳びをやめ、ネテロの正面に現れる。
ネテロ「小童が!くるくる回っておるのに正面に来たら意味がなかろう!」
そう言い、サイタマにかつてされたようにローキックを振り下げるネテロ。
しかしそこにサイタマの影はない。
ネテロ「な、なぜじゃ……」
サイタマ「攻撃しないんじゃなかったのかよ」
いつの間にか背後に回り込んでいたサイタマが喋る。
ネテロ「な、何者なんじゃ……お主……」
サイタマ「俺か……?」
言葉に詰まるサイタマだが、少し時間が立ちまた口を開く
サイタマ「趣味でハンターを目指しているものだ。」
そういい、ネテロの膝の裏側にキックをかます。
ネテロ「ぐぎゃあ!」
ネテロは盛大に膝カックンされたような体勢になる。
そのネテロが持っていたボールをすかさず掴むサイタマ。
サイタマ「ほらよ、これでいいのか?」
少し笑みを浮かべるサイタマ。
ネテロ「うぅ……いたたた……本当にとりよるとはの…」
少し苦い顔をするネテロ。
サイタマ「ライセンス、くれよな。」
ネテロ「あぁ……」
ネテロ(念を覚えてなくてこれか……わしが最強だったのは半世紀前じゃが
今最強はもしかしたら……)
そして、サイタマはハンターライセンスを受け取り、飛行船を後にするのであった。
どうもです!!がじらです!!!
ネテロを見事下したサイタマ!
ハンターライセンスを持って試験をおりましたが
どこへ向かうのでしょうか!!