『八幡』と『結衣』と『雪乃』のオムニバスストーリー   作:こもれび

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(44)終わらない悪夢……あ、なんかこのサブタイ超かっこいい(中二病)

 テレレレレレレ、ッテッテッテー………………

 

 脳内にあの懐かしい音が響いている。

 これは実際の音なのか、それとも幻聴なのか……

 いずれにしても、俺は、あまりの吐き気に頭を振った。

 

 俺はこの手で一色を殺しちまった……

 

 あれが一色でないと理解しつつも……あのルゼーブがああするようにただ操っていただけだとしても……

 この目に焼き付いたあの一色の顔が忘れられない。

 

 もし……

 もしもあの一色が本物の一色だったとしたなら……

 

 その時は、俺が生き返るまでザオラルを唱え続けてやる。

 そして、それが叶わなかったとしても、どんな手をつかってでも、必ず生き返らせる。俺の命に代えてでもそれだけは絶対に!!

 

 俺は卑劣なルゼーブに激しい怒りと嫌悪を抱きながら、そして自らの選択に苦しみ続けることになることを自覚した。

 

 そう、少なくとも元気な一色に会うまでは……

 

 俺の放った上位稲妻じゅもん(ギガデイン)は、そのカーディスの身体の内側だけでなく、その外側までをも吹き飛ばした。

 大爆発がおさまった後で、俺が見た光景は、この大空洞の全景と遥か下方にある地面。

 立っていたその場所は、ほぼカーディスの肩ほどの位置だった。

 つまり、首から上、カーディスの頭部は完全に消し飛び、その上半身は右腕だけを残し、ゆらゆらと揺れていた。

 そして……

 

 まったく動くことができなくなったカーディスはそのバランスをいよいよ崩し、背中方向へグラりと倒れ始めていた。

 この高さでは倒れられた瞬間に俺は即死だ。

 

 目の前には這いつくばるルゼーブの姿。その体に大穴が開いているというのに、まだ動いている。当然か、不死身のダークエルフなのだから、簡単に死ぬはずがない。

 いますぐにでも殺してやりたいが、そんな猶予はなかった。

 

 倒れ始めて斜めになった足元を踏ん張れなくなった俺は、すぐにじゅもんを詠唱した。

 ルゼーブを抱えながら。

 

「アストロン」

 

 身体が鋼鉄に変わる間際、俺はカーディスの体の上を転がっていく感覚を味わっていた。

 

 

   ×   ×   ×

 

 

「は、八幡くん!!しっかりしたまえ!」

「ブモーー!」「キシャ」「キュー……」

 

「あ、ああ……?」

 

 肩を揺すられ、耳元で大きな声がし、そして、あとから強烈な激痛が全身を襲ってきた。

 そんな状態で痛くてしゃべれるわけもないのに、気がついた途端に、バーバリアンがゆっさゆっさと俺の身体を大きく揺らし始める。

 

 って、まじで痛いから、本気でやめ……やめろって……っていうか、やめろーーーーーーーーーー

 

「良かった!気がついたのだな!?良かったー……本当に良かったー」

 

 と言いながら、俺に抱きつく骸骨とデカイ3匹のモンスターたち。なんというか、これ普通に失神していい状況だよね?

 

「お、お前らな……めっちゃ力あるんだから、少しは加減しろっての……で?どうなったんだ?」

 

 俺の言葉にみんな離れる。

 そしてフェルズが回りを見渡しながら、話始めた。

 

「どうもこうもない。我々が気がついた時には、火炎地獄はおさまっていて、だが、見上げたそこには、首を失った巨大なこの女神がいよいよ倒れようとしているところだった。我々は慌てて逃げ出したのだが、そこに、君たちが落ちてきたのだよ。もしあのとき、我々の上にカーディスの巨体がのし掛かって来ていたら、一貫の終わりだったがな」

 

 そう言って身震いして見せるフェルズを見たあとに、俺は辺りに首を巡らせた。

 俺たちのすぐ近く、右方向の床に伏しているのは、腹に大きな穴の空いたルゼーブ。

 

 俺は自分の回復を行ってから、立ち上がってルゼーブへと近づいた。

 それに気がついたのか、やつもゆっくりと身体を持ち上げ、俺を見上げる。

 

「なぜ、俺を助けた?」

 

 その言葉に、俺はギシリと奥歯を噛んだ。

 

「助けてなどいねえ。お前ならきっと転位魔法とか使えると思ったしな。そんなんで逃げられたくなかったってだけだ」

 

 その俺の答えに、ルゼーブはくくくっと、短く厭らしい笑いを溢す。

 

「ならば今すぐに殺せばいい。貴様は俺を殺したいはずだ……今なら抵抗はできん……だがその前に教えろ。なぜ分かった?俺の正体が……そして、あの娘が偽物だということを……」

 

 ぽとぽとと血を垂らしながらルゼーブは立ち上がる。

 傷を魔法で塞ぎきれないのか、まだ腹部に穴は穿たれたまま。

 

 そんなやつに向かって、俺は教えてやった。

 

「お前……あのとき俺のこと、『デカルチャーズ』と呼んだだろう?俺たちも大分有名にはなってきたが、俺はデカルチャーズの『ワレラ』だ。このオラリオ広しと言えど、いきなり俺のことを『デカルチャーズ』って呼ぶのはルゼーブ……今のとこお前くらいなんだよ。だが、それだけじゃない、自分のことを、『俺』といったり『私』と言ったり、元の言葉遣いは乱暴なくせに、妙に丁寧に解説しようとしてるその口調……、まさにお前そのものじゃねえかよ。伊達に長年ぼっちはやってねえんだ。人の癖くらい見抜ける目はもってるわ……それと……」

 

 俺は腰に差した細身の剣……いわゆる『サーベル』を抜き放って、それを下段に構えながら、奴へと近づいた。

 

「あの少女だがな……かなりしっかりと模倣していたようだが、完璧ではなかったな」

 

「な、に?どこが違うというのだ……」

 

 表情を曇らせたルゼーブがそう問うのに、俺は答えてやる。

 

「俺だって、どんだけあの裸を見ても違いなんてわかりゃしねえよ。だがな、お前は決定的なミスをした。あの少女の背中に刻まれたままになっているあの、ステータス。お前……あそこで手を抜いたろう」

 

「どういうことだ……ま、まさか貴様……『神聖文字(ヒエログリフ)』を読めるとでもいうのか?」

 

 俺はまあ、そう驚くルゼーブの反応に頭を掻くしかない。

 そもそもそんな、高尚なレベルの話ではなくてだな……

 

「まあ、あれな。神聖文字な。まあ、読める……っていうか、あれ、本当に神聖文字でいいのか?あれ、『日本語』っていうんだよ」

 

 そう、日本語だ。

 この前の恩恵授与の時に、渡された紙に、見事に日本語で書いてかったから。後で背中の文字を確認したら、まんま日本語だった。もう笑うしかない。『女難の相』に『ハーレム』ってマジでルビふってあったから。

 

「まあ、読めるんだよ、俺は。それでな、あの一番下のスキルのとこ……『色欲(しきよく)』じゃなくて『巴欲(ともえよく)』になってたぞ。あれ、外国人がよく間違えるんだよ。海外の奴からしたら、たいした違いに見えないだろうが、漢字ってのはそのパーツに意味があるからな、結構大事だ。この前、外国人が『恨生』って書いたTシャツ着てたけど、なに、お前幽霊なの?生きるの嫌になっちゃったの?それ、実は『根性』って書こうとしただろう?みたいに思ったしな。ま、あんま気にすんな」

 

 ルゼーブは呆気にとられた顔をしている。

 ま、奴からすればまさか『神聖文字』を読まれてるなんて夢にも思わなかったんだろうし、しかも、その違いが、「色」か「巴

」かの違いとか、おおざっぱな米人だったら、「HAHAHA!ジャパニーズハコマカイネー!!」とか片言で言いそうなとこだし、片言なのかよ!!

 国語学年3位なめんじゃねーぞ!

 と、異世界で粋がってみる。心の中で。だって、流石に声に出したら恥ずかしいし。

 

「まあ、そういうこだが……俺はてめえに心底むかついてんだ。よくも偽物とはいえ、一……あの少女を俺に殺させたな……世界の為ってよりも、今は私怨の方が強いんだよ。てめえだけは絶対に許さねえ」

 

「は、八幡君、やめたまえ!!」

 

 サーベルを奴の首に押し当てた俺に、フェルズが声を掛けてきた。

 人殺しなんか俺だってしたくはねえが、これでも、さんざん剣で生き物は殺してきた。

 この刃をどう引けば、命を奪うことが出来るのか、それくらいは俺にだってわかるし、今はこの下種野郎をそうやって殺したい気分だった。

 

「なにも、君が手を汚す必要はない。それに、その男はこれだけの事件を起こしてはいるがまだ、その背景は分かっていないのだ。ここはギルドへ引き渡すべきだ」

 

 俺を止めに入るフェルズはそういうが、俺は怒りが収まらなかった。だが……

 

「もういい、さっさと俺を殺せ」

 

 俺の目の前でルゼーブがそう言い放った。

 そう、俺はこの瞬間、サーベルを構え直し、一気に奴の首めがけてそれを振り下ろした。

 一瞬の煌めき……

 間違いなく、奴の首を飛ばせる一撃。

 

 だが、俺はその剣を止めた。

 

 覚悟を決めていたのだろう、ルゼーブは俺に怪訝な表情を向ける。そんな奴に俺は尋ねた。

 

「なぜ今笑った」

 

 そう笑った。

 奴は切られるこの瞬間に、微笑んだのだ。それも、全てを達観したような満足そうな笑みではなく、残忍で、狡猾な笑みを……

 俺はそれを見逃さなかった。

 

「お前、まだ何かあるな?言え!何を隠している!てめえはなぜ自分から殺されようとしているんだ?」

 

 俺は再び奴の首に刃を押し当てて、そう詰問した。

 刃は喉元に食い込み、そこからポタポタと血を滴らせている。

 そんな状況であるにも関わらず、奴はさらに残忍な笑みを浮かべる。

 

「貴様はどうやら俺のことを勘違いしているようだが……そうか……ならば、聞かせてやろう……」

 

 ルゼーブは首に当たるサーベルの刃を右手で握りしめ、ぐぐぐっと力を入れてそれを引き離した。

 当然だが、奴の握ったその指からは血が大量に滴り始めている。

 その痛みを感じていないのか、奴は笑いながらつづけた。

 

「俺は今非常に満足しているのだ。あの少女……まだ幼いあのつぼみのような肉体は、本当に最高だったからなあ!くはは……」

 

「て、てめえ……」

 

 俺を見下ろすそのルゼーブの言葉に反応して、サーベルを持つ手に力が入る。そして、そのたびに、サーベルを通して伝わってくる肉を切り裂く感触。

 

「なんだあ?怒っているのかぁ?まさか、女を攫っておいて何もないとでも思っていたのかぁ?ふはは……それは随分とお気楽なことだなぁ。そんなことがあるわけないだろう?最初こそ泣いていたがな……あの娘……最後は自分から欲していたぞーー、泣きながら懇願してなあ……ふはははははははは…………ぁ…………」

 

 怒りが頂点に達したその時、俺は奴が握りしめるサーベルを一気に引き抜いて、それを奴に突き立てようと動いていた。

 

 そして……、奴の胸にそれが突き刺さったのを見た。

 

 真っ黒な細身の剣が……

 

「もうそこまでにしておけ、ルゼーブ。お前の罪はこの俺が全て引き受けてやる」

 

 サーベルを握ったまま動けなくなった俺の隣で、口からおびただしい量の血を吐き出したルゼーブの正面には、剣を構えた細身の黒衣の男……いや、正式にはただの男ではない。

 『男神』だ。

 俺はこの神を知っていた。

 

「イケロス……」

 

 剣でルゼーブの心臓を刺し貫いたのは、先日神の宴で会ったイケロスその神だった。

 彼は、その剣を刺したまま、何事かじゅもんのようなものを唱える。

 それと同時に、みるみるルゼーブの身体が縮んでいく……そう、まるで生気が失われでもいくかのように。

 ルゼーブはと言えば、その身体から完全に力が抜け、剣にその身を預けるように寄りかかっている。もはやその命はないように思えた。

 イケロスはその剣を一気に引き抜き、それにあわせて、言葉もなくドチャリとルゼーブは床に倒れ伏した。

 

「悪かったな、比企谷八幡……いや、今はワレラと呼んだ方がいいか?お前らにここまでのことをさせる気はなかったが、まさか、ルゼーブが邪神復活を企てていたとは、この俺も読めなかった。許せよ」

 

 ひゅんっと、剣を振って、その血を飛ばしたイケロスは、鞘へと剣を収める。その立ち居振る舞いはまさに剣士のそれで、あの陰険で陰湿なイメージは微塵もない。

 

「あんた……なぜここに……それに、ルゼーブを知ってやがるのか?」

 

 俺がそう聞くのに、イケロスはまっすぐ俺を見て答える。

 

「この事態を知らせてくれたのは、彼女だ。それにここまで連れてきてくれたのもな」

 

 言って顔を向けた先に、黒いローブ姿の人影……そして、彼女はそのフードを脱いで素顔を晒した。

 

「あんたは」

 

「久しぶり……と言えばよいのかしら?あの晩以来ね」

 

 そう言いながらこちらに向けた顔には確かに見覚えがあった。

 銀の長髪に金の瞳、ピンと尖った長い耳。ルゼーブと同じ特徴を持つ彼女は、あの月下の夜にアンの命を救ったあの場所にいた、ダークエルフの女に間違いなかった。

 だが、あの時には気が付かなかったのだが、今の彼女には気になる点が……

 

 フードを取った彼女の美しい顔のその額……流れるような銀の髪の間から覗くのは、まるで人の瞳を象ったような形の、銀のサークレット……

 そんな彼女を見ていた俺に、イケロスが言葉を続ける。

 

「俺はルゼーブのことをずっと見続けてきていた。こいつが絶えず裏で暗躍していたことも知ってはいたが、それはあくまで俺からすれば小事でしかなかった。だが、今回のこれは別だ。人の手にあまりすぎる。まさかこいつがここまでやるとは、この俺も予想できなかった」

 

「なんだ?あんた、それじゃあ、ほとんど裏の事情全部知ってるみてえじゃねえか?ルゼーブのことを見てた?知ってた?いったい、どういうことなんだよ。あんたはいったい奴とどういう関係なんだよ」

 

 俺の問いかけにイケロスはゆっくり口を開く。

 

「ああ、奴のことはずっと見ていた……生まれた時からな。奴こそこの俺の最大の罪。原初の欲求にして、今や人の大罪となったものを司ったこの俺の、消し去ることのできなかった過去の命。たが……それももう終わる。この世界はもはや我等原初の神の手を離れたのだから」

 

「原初の神?あ、あんたひょっとして……」

 

 シニカルな笑みを浮かべたイケロスが目を細めて俺を見た。その吸い込まれそうな漆黒の瞳はこの俺の全てを見通してでもいるのか、全てを理解したかのように俺へ答えた。

 

「ならお前には教えてやるよ……俺の本当の名前を……お前ならそれですっきりするだろう?俺の名はファ…………」

 

 突然イケロスは言葉を止めた。

 不審に思い、彼を見れば、まるで時を止めてしまったかのように口を開いたまま硬直して微動だにしない。

 そして、その漆黒の瞳が微かに煌めいたそのとき、突然大声で笑い始めた。まるで気でも触れてしまったかのように。

 彼はとんでもない声量で笑い続ける。

 腹を抱え、天を仰ぎ、そして自らの腕を振り上げて笑っていた。

 

 だが、しばらくして突然笑うのをやめ、真顔になり、キョロキョロとあたりを見回しはじめる。

 

 そして床のルゼーブに視線を止めると、無言のままで近寄り、腰を沈めておもむろに、その頭を片手で掴んだ。いったいその細身の身体のどこにそんな力があるというのか……、イケロスは突然そのルゼーブの長身を放り投げた。

 

 呆気にとられて見続ける俺たちの脇で、あのダークエルフの女が叫んだ。

 

「いけない!!奴をすぐに殺せ!……『万能なるマナよ……大地に眠りし力よ……』」

 

 突然魔法の詠唱を始めるそのダークエルフに驚きつつ、俺も右手を構える……って、誰を殺せって!?

 

 そんな中でイケロスが動いた。先ほどの剣を引き抜いて、それを自分の手首に当て、一気に切り裂く。

 当然だが、人を模したその身体からは鮮血がほとばしり、そして足元の地面を赤く染める……と、そのとき、その地面からまばゆい光が放たれ始めた。

 

 イケロスの血を吸った足元の地面から光が走りはじめ、それはまず巨大な円を形つくる。そして、その円の中心へと幾何学模様を形成しながらついにそれを完成させてしまった。

 

 そう、魔法陣を。

 

 その光り輝く魔法陣は、つい先ほどまで一色が寝かされていたそれ。そして、その一色がいた場所、円の中心に転がるのは、息も絶え絶えのルゼーブの身体……

 

「……『焼き尽くせ【ファイアボール】!!』」

 

 魔法を完成させたダークエルフが放ったのは人の身体くらいはありそうな巨大な火球。そしてそれが狙った先は……まさかのイケロス。

 

「無駄だぁ」

 

 イケロスは手に青い光を纏わせて、その火の魔法を上方へと弾き飛ばした。

 そして、その身をふわりと浮かびあがらせた。

 

「くっ……これは、『移し身の呪法』なのか……、まさか、奴は……」

 

「え?うつしみの……なに?」

 

 ダークエルフがつぶやくのに、俺はわけも分からずに顔を上げ、空中のイケロスを見た。 

 そして、理解する。

 あの佇まい、あの浮遊魔法、あのムカつく表情……どれをとっても、それは俺の知る、奴のそれだった。

 

 ルゼーブ!

 

「あの野郎……イケロスの身体をのっとったのか……」

 

 原理は分からないし、理由も分からない。

 だが、なぜ奴があれほど俺を煽ったのかなんとなくわかった気がした。

 奴は殺されたかったんだ……そして、それが奴にとって最良の手段……

 

 これがどういう状況なのかはまだ把握できないが、少なくとも、最悪だということだけは、隣に立つダークエルフの表情で理解した。

 

 そして、空中で奴が高らかに宣言する。

 

「時は満ちた。さあ、我の召喚に応じよ!!終末の邪神カーディスよぉ!!今こそ、その封じられし破壊と死の力を開放するのだ!!ふぁーはっはっはっは…………」

 

 高らかに笑うそのイケロスだった男の顔は、恐ろしく邪悪に歪んでいた。

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