恋愛感情ゼロの幼馴染と召喚獣   作:黒ハム

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四回戦と書いて必要犠牲と読む

『それでは、四回戦を始めたいと思います。出場者は前へどうぞ』

 

 時は流れて四回戦。明久と雄二のコンビVS姫路と島田のコンビの時間がやってきた。

 あれから客が少しずつ戻ってきて、チャイナドレス目的の奴らもいたが純粋に料理目的の客も増えている。まぁ、どんなに店員が綺麗であっても、飯がくそマズかったらすぐに客は消えてしまうからその点、飯はうまいのだろう。

 途中明久が倉庫スペースで不良数人に襲われかけたがたまたまオレと雄二がその場に遭遇。撃破することに成功した。

 

「ねぇタカ。この勝負どちらが勝つと思いますか?」

 

 そして現在、明久、雄二、姫路、島田の四人はステージ上に上がっており準備を始める。一方、オレとユリは試合がこいつらの二つ後なのでのんびり観客席の最前列から観戦することにした。まぁ、一試合くらい見ときたかったのもあるしな。でも、これから店が混むと予想されるから準決勝前はこいつらの試合は見れないだろう。見てたら人手が足りなくなる。

 

「雄二が勝つだろうな」

 

 と、オレはユリを見ながら答える。黒基調のチャイナドレスを着るユリ。ふむ。これがもし家なら襲いたいと思ってたとこだ。いや、学校でも思ってるからアウトだが。てか、多分家でこんな格好されたら襲ってる。だってこいつすげぇ綺麗というか、ぶっちゃけるならエロい。いや、妖艶と言った方がすごい格好いいか?まぁいいや、何が言いたいかと言われるととりあえず超可愛いということで。

 やれやれ。我ながら支離滅裂な思考をしてやがるな。ただ、一つ言えるのはこいつ本当にこういう系がよく似合う。チャイナに多分メイド服も似合うだろう。

 

「……おーい」

「ん?」

 

 気付くとオレの目の前で手を振ってるユリ。壊れたか?

 

「今聞いてました?」

「わりぃ。考え事してた」

「全く人の話は聞くもの……はっ!もしかして私に見惚れてました?」

 

 どうしてそうなるか分からないし、腹立たしいがその通りであるので否定しない。

 

「もう仕方ないなぁ。そんなに気に入ってくれたなら家でも今度この格好してあげますね♪」

 

 仕方ないといいながらノリノリだなおい。

 

「はいはい。で、何か言ってたか?」

「いやぁ。どうして即答出来たのかなぁって。試合前にあんなやり取りしたから瑞希さんと美波さんの殺る気はマックスですよ?」

「明久に対してだろ?」

 

 試合前。明久から離れようとしなかった葉月に対し、雄二が「いい子にしてたらバカなお兄ちゃんがオトナのデートを教えてくれるからな?」と爆弾を落としその発言のせいで姫路と島田に火がついた。そして当たり前だが雄二と明久が素直に協力できるわけがない。隙あらば蹴落とし合う二人が爆弾を落として尚味方であるとは言い切れない。

 

「大丈夫だ。雄二には策がある」

 

 四人が召喚獣を召喚し、いざ試合が始まると言ったところで、審判の向井先生からマイクを強奪した雄二。強奪した理由は――

 

『清涼祭にご来場の皆様こんにちは』

 

 ――予想通り。敵も味方も二年Fクラス。そりゃあ宣伝にはうってつけの状況だな。

 

『ここにいる僕ら四人は、本格飲茶を提供する二-Fの中華喫茶で働いています。このように可愛らしい女子も一生懸命頑張って働いていますので、よろしければどうぞお立ち寄り下さい』

 

 雄二が丁寧にお辞儀をする。それに合わせ、明久、島田、姫路も大きくお辞儀をした。

 

「「「よろしくお願いします!」」」

 

 ついでに召喚獣もペこり、と動きを揃えさせている。これで少しは印象に残るだろうな。てか、雄二があのしゃべり方すると違和感しかないな。すげぇ笑える。ここが観客席じゃなきゃ腹を抱えて笑ってたとこだ。

 

『──ということだそうです。ご見学の皆様、お時間に余裕がありましたら、出場選手たちのいる二-Fに立ち寄って見て下さい』

 

 マイクを返された先生。苦笑しながらも宣伝に協力してくれている。ありがたい話だ。

 

『さて、それではCMも終わりましたし、いよいよ召喚大会の始まりです。Fクラスの四人とも、良い試合をお願いします』

 

 と、ここで四人から離れる。

 

「アキに坂本。ここまでよく勝ち残ってきたわね。でも、ウチらに勝てるとは流石に思っていないでしょ?」

 

 一言で言うなら余裕。確かに強敵となるはずの三年生が受験勉強のためほとんど参加していない。この大会で、この二人は優勝候補と言われているだけあるな。ま、オレたちともう何組か優勝候補と言われているとこがあるって……優勝候補多いな。ちなみに雄二たちは呼ばれてない。理由は察してくれ。

 

「甘いな島田。お前たちは確かに優勝候補……だが、それ故に勝ち上がってくる事は簡単に予想できた。それなら、対策はいくらでも打てるというものだ!」

 

 雄二は大型ディスプレイを指差して自信満々に応えた。

 

 

『Fクラス 姫路瑞希&島田美波

 古典   399点&6点  』

 

 

「こ、古典!?四回戦は数学じゃなかったの!?」

 

 狼狽する島田。姫路はオールラウンド型。彼女には弱点らしい弱点な科目はない。だが、島田は極端である。数学ならBクラスレベルまで行くが古典はこんなレベル。悲しいねぇ。ドイツ帰りだとしてもこれは悲しすぎる。

 

「えぇっ!?何で数学じゃないのですか!?」

 

 そしてここにも騙されている馬鹿が一人。

 

「お前らと崇彰たちに渡した対戦表だが──アレは俺の手作りだ」

「だ、騙したわねっ!!」

 

 そう。島田と姫路、オレとユリに渡してきた対戦表には細工がしてある。オレはその細工を普通に見抜いていたが内容としちゃ対戦科目に少し手を加えてある程度。確か、四回戦と決勝の科目がいじってあったな。

 

「どうしましょタカ!私古典なんて戦力外ですよ!?」

「安心しろ。全教科戦力外だ」

「うっ……」

「それに一回戦の科目で使われてんだ。二回も同じ科目を使うわけないだろ」

 

 今回は戦死しても補習の義務はないし、補充試験の義務もない。そんな同じ科目を二回も使おうものなら、こいつみたいに戦死したやつがいると不公平となる。ま、戦死したやつが悪いのだからオレとしちゃ一向にかまわないのだが。

 

「くはははは!これで勝負はほとんど二対一!俺たちの勝ちは貰ったようなものだな、明久!」

「その通りだよ雄二!6点しか取れていない美波の召喚獣なんて、はっきり言っていないも同然さ!」

「くっ!なんて卑怯な連中なの!」

 

 そんな呻きをよそに、ディスプレイには雄二と明久の点数も表示される。

 

 

『Fクラス 坂本雄二&吉井明久

 古典   211点&9点  』

 

 

「……………………明久」

「……………………正直、悪かったと思ってる」 

「……………………」

「……………………」

 

 ダメだこいつら。何か卑怯だの言ってたが結局これってね。しかも、姫路のせいで雄二と明久の方が不利って言うね。……あほくせぇ。

 

「よし、雄二!ここはそれぞれ個人戦で行こう!僕は美波を受け持つから、雄二は姫路さんを頼む!」

「待て!それでは俺の負担が大きすぎる!」

「わかってる!だからそこは、得意の頭脳プレイでカバーするんだ!」

「なんて無茶を言いやがる!」

 

 実は連携する気ないだろお前ら。協力という言葉が微塵も似合わねぇぞ?

 

「……はぁ。仕方ない。こうなればお前の言う通り頭を使ってやろう。──島田に姫路」

「はい?」

「なによ?」

「明久が如月ハイランドのペアチケットを手に入れようとしている、と話をしていたよな?」

 

 ん?そりゃあ烏頭でない限り覚えてるだろ。多分ユリも覚えてるだろうし。

 

「それがなにか?」

「一緒に行こうとしている相手が俺だと言う話だが――――あれは嘘だ」

 

 だろうな。

 

「「ええぇっ!?」」

 

 なんでこいつらは心の底から驚いた表情をしているんだ?

 

「そ、それじゃ、一体誰を……?」

「そんなの、決まっているだろう?明久が誘おうとしているのは、島田。お前――」

「えぇっ!?あ、アキってば、ウチと幸せに……」

「――の妹だ」

「殺すわ」

 

 喜びから一転して殺気に変わる。真実だったらこれから明久のことをロリコンと言わなくちゃならん。

 

「待つんだ美波!僕は別に葉月ちゃんをどうこうしようなんて微塵も思っていない!」

 

 思ってたらお前を鉄人に差し出してるわ。

 

「妙に仲が良いと思ったら……。まさか、そういうことだったなんてね」

「やっぱり吉井君にはお仕置きが必要みたいですね?」

「ひ、姫路さん……?」

 

 明久の目の前にいるのは、妹の危機を救おうとする殺人鬼と、そこに並び立つ阿修羅像。さよなら明久。またな。

 

「瑞希!アキの召喚獣をボコにして!ウチはアキの本体をボコにするから!」

「わかりました!」

「わからない!二人の言っていることが僕にはさっぱりわからない!」

 

 こりゃあ、フィードバックの痛みと現実の痛みでマジでやばいかもな。

 

「行きますっ!」

 

 姫路の召喚獣が一瞬で明久の召喚獣の間合いに迫った。気のせいだろうか、攻撃速度がやたらと速く見える。

 

「わ、わ、わ!」

 

 そして明久の召喚獣はギリギリのところで攻撃を避けていた。へぇ。よく避けるなあいつ。

 

「アキ!おとなしく殴られなさい!」

「美波!それは反則行為だよ!」

 

 で、明久本体に直接攻撃を仕掛ける島田。器用だなあいつ。二つの攻撃を同時に避けている。

 

『反則はありません』

 

 あーあ。救いがないなぁ。

 

「おおおおおっ!!」

 

 とここで、明久がかわした姫路の大剣を抑えこむべく召喚獣を飛びつかせる。

 

「くうぅぅっ!!雄二っ!」

 

 なるほどな。これで雄二がトドメを刺すわけか。

 

「阿呆が。そんなことを考慮したら威力が落ちるだろうが」

 

 ただ、明久を巻き込まないようには無理だろうな。

 

「き、キサマ、謀ったな雄二ぃーっ!」

 

 雄二の召喚獣。力を最大限に貯め放ったその拳の目標は姫路と明久の召喚獣。

 

「くたばれ姫路!明久と共に!」

 

 二体を区別することなく叩き込まれる拳。

 

「え?あ、きゃぁっ!」

 

 ろくに防御してない姫路の召喚獣は吹き飛ばされ戦闘不能。

 

「ダンプっ!」

 

 点数がゴミな明久の召喚獣も戦闘不能。

 

「瑞希っ!」

「よそ見とは余裕だな」

 

 姫路の召喚獣に注意が行ってしまった島田。当然、こんな隙を雄二は逃さない。

 

「しまっ……」

「これで決まりだ」

 

 これにて島田の召喚獣も戦闘不能。 

 

『あ~……え~と……姦計をめぐらせ、味方もろとも相手を葬った坂本雄二君の勝利です!』

 

 いいのかそれで……と思うが的を得ていて何も言えないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ステージ裏に移動したオレたち。もうすぐ、オレたちの出番が来る。

 

「戦力外…………」

 

 ただまぁ、なんか知らんがこいつがいじけてる。いや、オレのせいだな。

 

「……はぁ」

 

 オレはユリを壁際まで追いやって、

 

 ドンっ!

 

 壁ドンをした。

 

「な、何ですか!人がいじけてい――んんっ!」

 

 そして無理矢理キスしてその口を塞ぐ。二十秒ほどしっかり口づけをして放す。

 

「落ち着いたか?バカ。テメェは点数的には戦力外だ」

「うっ……」

「だが、お前はオレの最高の相棒(パートナー)だ。お前とならこの試合くらい勝てる」

「そ、それって……!」

 

『では。第三試合!出場者は前へ!』

 

「行くぞ。ユリ」

「はい!」

 

 オレたちは揃って入場……まぁ、ユリが腕にしがみついているが気にするな。向こうから上がってきたのは、

 

「やっぱり君たちかぁ」

「予想通りですね」

 

 Aクラスの工藤愛子と佐藤美穂。間違いなく今までの奴らの中で一番強い。

 

「ユリ。今回は突撃するな」

「分かってますよ。私が後方支援でタカが前線で行くんですよね」

「さすがだ」

「ふふん。今の私は機嫌がいいです。やる気に満ちてますよ」

 

 と、自身の唇を指でなぞるユリ。何故だろう。このやる気が空回りする予感が……

 

『では、召喚してください』

「「「「試験召喚(サモン)」」」」

 

 呼び声とともに現れる四体の召喚獣。そして遅れてディスプレイに点数が表示される。

 

 

『Aクラス 工藤愛子&佐藤美穂

 古典   337点&278点』

 

 

 やはり、300点近かったかぁ。でもまぁ、それくらい予想通り。

 

 

『Fクラス 神白崇彰&黒柳由梨乃

 古典   589点&12点  』

 

 

「「「えぇぇぇぇっ!?」」」

 

 そこに表示されたのは600点に近い点数とギリギリ二桁の点数。

 

「た、タカ……この前のBクラス戦より150点近く増えてません?」

「ん?ああ、対戦表を見たときから点数調整は済んでいる」

 

 オレの腕輪の性質上、極論取るのは400点でいい。500点取ろうが600点を取ろうが腕輪を発動させたら400点にされる。だったら普段はそんなにとらなくてもいい。てか、面倒だし。

 

「だが、ミスったな。まさかこっちが足し算して勝てなかったとは思わなかった」

 

 普通の相手なら合計点でも勝てているはずだが、なぜか勝てなかった。

 

「珍しい計算ミスですね。何かあったのですか?」

「あぁ……お前がここまで点数がとれなかったことが計算ミスなんだわ」

「そそそそんなことよりも勝ちに行きますよ!今回は力を合わせないと勝てませんからね!」

『そ、それでは試合を開始してください』

 

 審判の向井先生の試合開始の合図。オレの召喚獣はその合図と共に左手に銃を構え、

 

 ――パァン!

 

 発砲した。

 

「「「……え?」」」

 

 ゆっくりと倒れていくユリの召喚獣。

 

「た、タカァ!?きょ、協力はどこに行ったのですかぁ!?」

「知らね」

 

 そして、オレの召喚獣は右手に片手剣を構え二人の召喚獣目掛け突撃する。

 

「へ、へぇ~いいの?二対一だよ?」

「点数が高くともそれは舐めすぎなのでは?」

「さぁな。計算ミスだったが作戦に支障はなかった。元々テメェらの相手はオレ一人でするつもりだったからな」

 

 そう。アイツの点数の低さには驚いたが支障は一切ない。

 

「だったらお望み通り」

「倒してあげますよ」

 

 佐藤美穂が構えるは鎖鎌。工藤愛子は斧。片や手数片や一撃。武器のタイプというか毛色が違う二人の相手とかやってらんねぇな。

 

「でもな!」

 

 オレは銃を構えて発砲しようとする。だが、

 

「やらせないよ」

「撃たせません」

 

 点数に比例して召喚獣というのは強くなる。それはパワーもだし、もちろんスピードも。生憎というかオレはまだ全力で戦えない。流石に500点オーバーでの素のスピードになれていないからだ。

 

「ッチ」

 

 突撃してきた二人の召喚獣を狙い撃ちにしようとするも、銃を工藤の召喚獣によって吹き飛ばされ、近づいてきた佐藤の召喚獣に斬られる。

 

「点数が高くても連携すれば勝てます」

「銃を取りに行く暇は与えないよ」

 

 今の攻防で銃は後方に吹き飛ばされる。こっちの武器は片手剣のみとなったため、必然的に近距離での戦いが要求される。取りに行こうとすれば後ろからやられるのは明白だ。

 点数は削られたもののまだまだある。仕方なくはないが、

 

「上等だ」

 

 剣と鎌がぶつかり合い、その間を割って入るように斧が振り下ろされる。剣を引いて代わりに回し蹴りを放つものの斧でガードされて、再び鎖鎌による連撃。

 

「やっぱ使うしかないか……『感覚共有(リンク)』」

 

 そんな攻防が少し続き、オレの点数がもうすぐ400点を切りそうだったので腕輪を発動させる。

 

「いけっ」

 

 敏捷性が上がった今、一瞬で最高スピードまで到達。その勢いで佐藤の召喚獣の懐に入り込み、

 

「なっ……」

 

 召喚獣の顎の部分をバク転の要領で蹴り空へと飛ばす。

 

「でも、甘いよ!」

 

 が、その隙に工藤の召喚獣が斧を構えてなぎ払おうとする。当然、このままだったら確実にアウト。下手したら戦死だろう。しかも、今から回避行動をしたのでは間に合わない。

 誰もが当たると思ったその時、斧と召喚獣の間に割って入る影が一つ。

 

「何で!?」

 

 割って入ったのは盾。

 そのおかげでオレは盾ごと攻撃が当たりはしたものの、たいしたダメージはなく吹き飛ばされるだけで終わる。

 

「ベストタイミング!」

「貴女戦死したはずでは!?」

 

 続いてユリの召喚獣は空中にいる佐藤の召喚獣に銃口を向ける。

 驚きつつもガードの体制に入る佐藤の召喚獣。だが、

 

「やらせねぇよ」

 

 吹き飛ばされる中、オレは剣を佐藤の召喚獣目掛け投げつける。感覚が共有されている分狙いはシャープになってる。そのため、放った剣は佐藤の召喚獣に当たり空中でバランスを崩させることに成功する。

 

「いけぇっ!」

 

 パンパン!

 

 放たれた二つの弾丸は佐藤の召喚獣の頭に当たり、点数がゼロになる。まず一人。

 

「でも、今なら!」

 

 工藤は相方の戦死に驚くも瞬時に切り替えオレへと追撃する。

 当然だ。仮にユリが点数があってもゴミ並みな点数であることに変わりはない。だったら武器も投げつけ丸腰な点数の高いオレを倒す方が先だろう。だが、

 

「そう来ると知っていた」

 

 その程度は計算の範疇。オレは地面を強く蹴って立ち上がり、そのまま工藤の召喚獣にタックルを仕掛ける。

 

「これでトドメです!」

 

 そして、工藤の召喚獣はタックルをもろに受けどんどん押されていく。工藤の召喚獣の背後からはユリの召喚獣が剣を構えて突撃。前と後ろ。押し潰された結果。

 

『勝者!神白、黒柳ペア!』

 

 工藤の召喚獣は戦死した。

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