戦姫絶唱シンフォギア Never Ending Odyssey 作:パイシー
NEO世界で起こったことの顛末や、セレナの胸中描写が中心ですはい。
1年前、フィーネと対峙した時、彼女は言った。私は13歳の時に遭った事故で、死亡し、シンフォギアを体内に埋め込んだことで完成した融合症例第1号なのだと。
レイオニクスギアを無条件で起動できる私は、いわば生きたバトルナイザーだって。私はショックで動けなくなって、戦えなくなってしまったが、お姉ちゃんや、シラベが励してくれたことでもう一度立ち上がることができた。
初めのうちは制御できなかったキングジョーへの変身をしっかりと制御することができるようになり、フィーネが作った最強の怪獣を撃破し彼女を倒した。
その余波で、月の一部が欠けてしまったけど、それでも世界の平和を守ったんだから、誰も私たちを責めなかった。
後にルナアタック事件と呼ばれるこの事件で、私は人知れず世界を救った。いや、後にして思えば、救っちゃった、というほうが正しいのかもしれない。
ルナアタック事件に関わった後、私たちの素性はあっという間に調べられ、アメリカのCIAのエージェントとして働いていたマリア姉さんにも、すぐに届いた。
私が生きていると知った姉さんは、私が日本の生体兵器として改造されたと思い込んでいたらしい。そして半年後、リディアンの高等部に進学した頃にマリア姉さんは行動を起こした。
ノイズとウェル博士の怪獣を使った分断作戦に私たち3人は完全に分断されて、ウェル博士の怪獣に負けた私はそのまま拉致された。
姉さんたちが拠点としていた豪華客船で目を覚ました私は、セレナとして暖かく迎えられた。姉さんと、同じ施設出身で数少ない生き残りの暁キリカさん、そして姉さんの保護者のナスターシャ教授、みんないい人だった。
「いいですか皆さん!私たちのマリアの妹、セレナの奪還に成功しました!これで、あの国に報復をすることができます!」
そして、マリア姉さんの支援者であるウェル博士と、姉さんたちに賛同した傭兵の人たち。争いのない平和な世界を作るという名目で活動するテロリスト集団、それが武装組織F.I.Sの実態だった。
「幸い、向こうは私たちの対策で手をこまねいている様子……。日本を叩くなら今です!セレナを苦しめた、あの国に天誅を下しましょう!正義の一撃作戦を発動します!皆さん、明るい未来を!」
明るい未来を、と賛同した彼らは行動を起こした。マリア姉さんたちは、今の世界を壊して、平和な新しい秩序を作るらしい。
「姉さん!おかしいよ。どうして、平和な世界を作るのに、こんなことをするの?」
「ごめんなさい、セレナ。でもこれは必要な犠牲なの。今のままだと、世界は広すぎるの。だから、争いのない平和な世界に作り替えるの」
私はマリア姉さんの言葉に、なんて言っていいか分からなかった。姉さんと離れて10年ぐらいだったかもしれないけど、何が姉さんを変えてしまったんだろう。
後で聞いた話だけど、二課で私の足取りは掴んではいたらしい。だけど下手に国外でシンフォギアを出動させれば、日本の最重要機密に関わるから、二課は出動できないかったらしい。それでもお姉ちゃんは命令を無視して出動しようとして、懲罰房に入れられていたらしい。
私に割り当てられたのは、異様と言えるレベルで豪華な個室だった。まるで一流ホテルの一室みたいな部屋で、私が好きなものしか置いていない、どこか歪んだ部屋だった。
私は基本的にはそこに閉じ込められて、必要な時だけ姉さんに連れ出されているというペットみたいな生活を送っていた。
そして私を助けに来たのは、シラベだった。確かに、幻覚一転特化型のシラベのギアなら、確かに一切誰の目にも触れられずにここまで来れる。それでも失敗が許されないので、かなり危ない賭けだった。
「お待たせ。逃げるよ」
「待って、姉さんと話を―――」
シラベは私の話を聞かないで、神獣鏡のアームドギアで勝手に転移して船の外に出た。流石にシラベも方向も分からない場所へは転移できないようで、私たちは試作品の光学迷彩を使った二課の潜水艦に乗って、脱出した。危うく迷彩が切れて二課の存在がバレるところだったらしい。
そして帰ってきてからというものの、私はなぜ狙われたのかという事について問いただされた。セレナとは何なのかと。どうやらお姉ちゃんたちを陽動していた姉さんが言っていたらしい。
隠す理由もないので、私は自分の過去について明かすことにした。
「私が、セレナです。マリア姉さんの実の妹で、小夜は、お義父さんに助けられた時にもらった名前です……」
私の告白に、周囲がどよめいたのを今でも覚えている。当然だ。だって今まで言う必要はなかったのだから。
私が正体を明かした数日後、脱走したことを知ったマリア姉さんたちは、すぐに私の引き渡しと全面降伏を求めてきた。もし要求が通らなかった場合、核を日本に発射すると宣告してきた。
私たちは、核発射を阻止するために再度マリア姉さんたちのいる船に乗り込むことになった。
そして、私にとって忘れられないあの時がやってきた。核兵器発射20分前。マリア姉さんが首に下げた制御装置を破壊すれば、安全装置が働いて核発射を阻止できるという状況に私はいた。当然、マリア姉さんがそれを許してくれるはずはなかった。
「どうして?こんなことをしても、私たちみたいな人たちを増やすだけだよ!?」
「セレナこそ、どうしてわかってくれないの?こんなに争いのある世界だからこそ、誰かが絶対的な支配者にならなきゃいけないの!これは、私たちが勝ち上がるための第一ステップなのよ!」
マリア姉さんは、私と生き別れてしまったことで変わってしまったのかもしれない。私の記憶の中の姉さんは優しくて、少し引っ込み思案な所があるけど、しっかりしていた。でも今の姉さんは、ただの世界の平和を脅かすテロリストにしか見えない。
「いいわ。セレナ、あなたのすべてを賭けてかかってきなさい」
話が平行線になると踏んだ姉さんは、実力勝負で私と決着をつけようと提案してきた。でも、私はシンフォギアの力を姉さんと戦うために使いたくはない。
「私が勝ったら、このまま核は発射される。あなたが勝てば、この制御装置を上げるわ」
マリア姉さんは槍を構えて私と向き合う。戦わない、という選択肢は私には無かった。応戦するしかなかった。
「人生最高の10分間にしましょう」
その言葉を皮切りに、私とマリア姉さんの最後の戦いが始まった。他の装者の力を奪う、という私のアームドギアの特性は、姉さんと相性がいい。だが姉さんはシンフォギアに依存しない強さを誇っている以上、過信はできない。
私はすぐに姉さんの槍を奪い取って、自分のものにした。即座に捨てて、マリア姉さんに降参するように言ったが、聞く耳を持ってもらえなかった。
結局行きつくところは同じだった。お互い素手での殴り合い、それがこの戦いのすべてだった。文字通り、お互いの全てをぶつけあい、すべてをさらけ出し、ほぼ相討ちまで勝負を引き延ばした。
そして核発射まであと2分というギリギリの状況で、姉さんの足をとって、何とか転ばせた。
「……それ、外してよ」
姉さんを殺したくない。私は姉さんとも一緒に暮らしたいと思っていた。だから、首元から装置を外すように迫った。
「嫌よ。もし核発射を止めたいなら、私ごと貫きなさい」
姉さんも譲る気はなくて、自分の体すらも盾にした。そこまでできる理由も分からなかったし、
「どうせ私には戻る組織も、国もないもの。ここで何もできないなら、死んだ方がマシよ」
「できないよ……」
私はそれができなくて、槍の刃先を姉さんからどけようとした。でも姉さんはなぜか、私の槍を掴んで、自分の胸の前で固定した。
「あなたは戦士なのでしょう?なら、任務を遂行しなさい」
それは、姉さんが私に送ってくれたエールなのかもしれない。それとも、私の甘い覚悟にいら立っただけなのかもしれないけど、今となっては分からない。
それから何度も説得を試みた。でも、姉さんの心が傾いてくれることはなく、時間も刻一刻と迫ってきた。
残り1分を切った時、私は覚悟を決めて、全力で叫びながら槍を振り下ろした。後悔を振り切るように、できるだけ何も感じないように。
だけど、あの手ごたえを覚えている。機械を踏み砕いた感覚と、肉を裂く感覚。命を奪う感覚だけは、絶対に忘れることができなかった。
姉さんの体には、深々と槍が突き刺さり、私はその場で泣き崩れた。救えなかった。この力で一番救いたかった命を、奪ってしまった。
でもマリア姉さんは、私の頭を優しくなでてくれた。その表情も憑き物が落ちたみたいに安らかなものだったのも覚えている。
「強くなったわね、セレナ」
違う。
「ここまで強くなったのなら、これから先も大丈夫よ。あなたは優しくて強い子だもの。はっきりと分かったわ」
こんなんじゃない。
「ほら、行くべき場所があるんでしょう?行きなさい。あなたの居場所に」
私が望んでいたのはこんな結末じゃない。
姉さんを殺したという事実が受け入れられなくて、その場で泣き崩れた。
「大丈夫、あなたの
辛くて仕方がないはずなのに、姉さんは私を励ましてくれた。もしかしたら、これが姉として、姉さんが一番やりたかっだったなのかもしれない。もしそうなら、私たちが10年も経って、やっと姉妹に戻れた瞬間なのかもしれない。
「ねえ、セレナ。私の最後のお願い、聞いてくれる?」
今にも途切れそうな声で、マリア姉さんは私に問いかけてきた。私は即座にうなづき、マリア姉さんはかすかに笑った。
「……ありがとう。じゃあ、連れて行ってくれるかしら……あなたの……作る、懐か……し……い……未……来へ……」
それがマリア姉さんの最期の言葉だった。最後の力を振り絞って、私にその言葉を託してマリア姉さんは事切れた。
「小夜!」
「マリア……?」
私たちが戦っている裏で、足止めをしていたはずのお姉ちゃんと、されていたウェル博士がほぼ同時に出てきた。私が、マリア姉さんを殺してしまったという事実しか見られていないようだが、最悪の状況を見られてしまったのだ。
「お前……殺したのか……?自分の姉を?」
「大丈夫!?」
お姉ちゃんは抜刀してウェル博士の前に立ちはだかる。ウェル博士の手にはソロモンの杖が握られているが、ショックのあまり動けないでいるようだった。
「どうして、マリアを……?この人殺しが!マリアの事も何も知らないでぇ!」
ウェル博士はソロモンの杖でもって、私たちをノイズの物量作戦をしかけようとした。だが上空で待機していたヘリから、直接飛び降りてきたゲンジュウロウさんに蹴り飛ばされ、ソロモンの杖は太平洋の水底に沈んでいってしまった。
「クッソ……許さない……。僕は絶対に、お前を許さないっ!絶対にマリアの仇をとってやる!」
そう捨て台詞を吐いてウェル博士は逃げていった。私は何もできずに呆然とするだけで、なにもできなかった。
それからはお姉ちゃんもゲンジュウロウさんも何も追及することはなく、私とマリア姉さんをヘリに乗せてその場から撤退した。
F.I.Sの武装蜂起事件の後、キリカさんとナスターシャ教授が逮捕されて、重要参考人としてアメリカ政府から取り調べを受けることになったらしい。
私は、核発射を阻止した『立花小夜』として、『英雄』として大々的に表彰された。日本の偉い人からも英雄として表彰され、今まで見たことがない額の報奨金も貰った。こんなお金を持ったのは生れてはじめてかもしれないというレベルだ。
マリア・カデンツァヴナ・イヴは核を打ち込もうとした狂人として扱われ、
日が経てば経つほど、姉さんを殺したという罪悪感や、英雄として扱われ続ける重圧に耐え切れず、とうとう生きているのが辛くなってきた。
学校も休んで、もう生きているのが辛くなった私は姉さんの後を追って、自らも命を絶とうとした。
だけど、死ねなかった。
自害、毒、飛び降り、首つり、入水、練炭、ネットで調べられる限りのありとあらゆる方法を試しても死ねなかった。
実はマリア姉さんとの戦いで、私が奪った姉さんのアームドギアや適合係数が私の中に残ったままになっていたのだ。
そのせいで私の適合係数は2倍という信じられない上がり方をしてしまった。キャロルさんの検査で判明したことなのだけど、私の胸のガングニールが異常活性していて、私自身が完全聖遺物に近いものになってしまったらしい。
もはや生きたバトルナイザーではなく、人の形をしたバトルナイザー。それが今の私だった。
そして最悪なことに、お姉ちゃんに首を吊っている所を見られてしまった。私が死ぬ方法は一つだけ。胸のガングニールを神獣鏡の力で除去する事。シラベが神獣鏡の適合者だから、シラベが手を貸してくれればすぐにでも私のガングニールを除去できる。
シラベもキャロルさんを介してそのことを知っていたらしく、私に会ってくれなくなった。自爆しようとしたキリカさんを庇って入院してたらしいけど、退院したかどうかは聞いていない。
私がどうしていいかわからなくなった時、各国の聖遺物を収容していた深海の竜宮が襲われたというニュースが私たちの所に入ってきた。現状戦える装者は私だけだったので、当然私が行くことになった。
小型の潜水艇を使って、キャロルさん達より先に深海の竜宮似た入ると、中は悲惨な状況だった。警備員の死体、破壊された壁、収容スペースからことごとく姿を消した聖遺物。
未だ億からは銃声が聞こえていて、襲撃してきた誰かはまだこの場に残っているようだった。
私が奥に辿りつくと、ありえない人間と出会った。
「小夜、久しぶり」
それは、お姉ちゃんだった。お姉ちゃんと最後に会ったのは、私が首を吊った時だ。あの時はお姉ちゃんがすぐに縄を切って私を助けてくれたけど、あれから、お姉ちゃんは私の前から姿を消していた。
「どうして……?」
「大丈夫だよ。すぐ終わるからさ」
天羽々斬を纏っているお姉ちゃんは、返り血で濡れていて、そんな姿なのにいつもみたいに笑って見せた。そして足元には、聖遺物を収納しておくための特注ケースが大量に置かれていて、襲撃犯の正体がお姉ちゃんではないと否定できなくなった。
「だってさ、おかしいと思わない?どうして小夜は世界を救ったのに、こんな仕打ちを受けなきゃいけないの?どうして小夜がマリアさんを殺さなきゃいけなかったの?」
それは仕方がなかった事、と私は否定したかったけど、でもお姉ちゃんの言葉は私がずっと考えていたことだった。お姉ちゃんのやってることは間違ってるって頭では分かってるのに、お姉ちゃんの言葉を否定できない。
「世界の平和は守られた、っていうけどさ。小夜が幸せになれない世界なんておかしいよ。どうして誰も小夜の幸せを考えてくれないの?」
私自身の幸せ。それは今まで考えてもみない事だった。戦ってる間は死なないように毎日毎日を生きるので精いっぱいで、幸せになるなんて考えてもみなかった。
「でも大丈夫。私が小夜を幸せにしてあげる。さ、おいで」
お姉ちゃんは私に手を差し伸べてきた。それは、いつかいじめっ子を追い払ってくれた時と同じ、私を守ろうとしてくれる顔だった。
手を取れば、お姉ちゃんがまた私を守ってくれる。間違っているとしても、私の体を治せるのはお姉ちゃんについていくしかない。そう納得しかけた時だった。
「悪いけど、そりゃ乗れない相談だね!」
私の背後から、知らない装者が現れた。長くて綺麗な赤い髪をたなびかせて、私の前に現れたその人は、大きな槍で私とお姉ちゃんの間に割って入った。
「事情はよく知らない。でも、人を殺してまで作った世界に何の価値がある?結局それは、お前の考える幸せをこの子に押し付けてるだけじゃないのか?」
それが、奏さんと初めて会った時の事だった。お姉ちゃんは舌打ちをして、持っていた転移の小瓶で周囲の聖遺物ごと撤退した。
「悪いけど、私疲れてるんだよね。流石にシンフォギア装者を相手にするのは厳しいかな。今回は退いてあげる。でも、私は自分の方針を変えるつもりはないから」
お姉ちゃんはそう言い残していった。キャロルさんやツバサさんも後から合流して、事態の惨状やお姉ちゃんが敵に回ったことを知った。
それから事態は急変した。突如襲来した謎の怪獣が街を襲った。ザ・ワンと命名されたその怪獣のせいで、世界中は大混乱に陥って、お姉ちゃんを追うどころではなくなった。そして来訪者を名乗る宇宙人が宣戦布告をして、私は怪獣と戦わざるを得なくなった。
奏さんがレイオニクスギアを発現させて、私と交代制でしばらくは戦っていた。だけど、奏さんはLiNKERが切れれば戦えないし、私も変身した後はケアをしなければ、
そして集められた6人の装者の中には、マリア姉さんも、お姉ちゃんもいて、私は喜んでいいのか分からなかった。
ただ、また同じことを繰り返してはいけない。私の正体やこの世界で起きた事件について知られてしまえば、私を救う為にきっとよくない結果を招いてしまう。
だから、私は『セレナ』でいようと決めたのだ。
並行世界の姉さんたちには、ただ敵を倒してもらって、それで帰って貰えばいい。私を救おうと思ってもらわなければいい。
キャロルさんも、私が立花ヒビキの義妹だと知られるのは、あらぬ疑いを招きかねないからと、この考えに賛成してくれた。データベースの情報にロックをかけて、表面上は立花小夜という人間は存在しないことになった。
それなのに、私の正体がクリスさんやお姉ちゃんにバレてしまった。しかも最悪なことに、私が姉さんを殺した事実をウェルにバラされてしまった。
もうどうしていいかわからない。並行世界の姉さんは、私を人殺しとして避けるのか、私を憐れみの眼で見るのか。どちらにしても、姉さんも変わってしまう。姉さんには何も知ってほしくない、私のマリア姉さんでいてほしいのだ。もう何も知らない姉さんに戻らないなら、もう一回やり直すしかない。
たとえそれが、もう一度姉さんを手にかける事だとしても。
S.O.N.Gデータベース
第5号聖遺物「セレナ」
立花小夜の死体に、天羽カナデが遺したガングニールを埋め込むことで完成した聖遺物。
天羽々斬に適合したてのヒビキのフォニックゲインを浴びて『起動』した。親族には重体で面会謝絶と説明し、本人は『治療』と説明して家族と3年間離れて暮らしていた。
レイオニクスギアを展開した場合、小夜の体が変化するので、通常のものと比べて経験値の蓄積で成長するというバトルナイザーと同じ戦力となる。
一見すると普通の人間と大差はないが、実際は死体なので胸のガングニールが健在であれば、死亡しても機能停止するだけで一定時間たてば再起動する。
融合症例としてシンフォギアを展開できるが、あくまで副次的なもので、フィーネは予備のバトルナイザーとして彼女を確保していた。
その為、この世界ではクリスはフィーネに拉致されずに二課所属の装者になった。
人間に見えるが、実態はバトルナイザーの為、レイオニクスがいれば本人の意思にかかわらず支配下に置くことができる。