BLEACH〜空座町の死神代行少女と多重世界〜   作:桂ヒナギク

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第22話:宿題

「起きろ、朝だ」

 その声に目を覚ます私。

 目の前には啓太郎……いや、ウルキオラが立っていた。

「夏休みくらい遅くまで寝かせてよ」

「ダメだ。生活リズムは整えないと、肌が荒れる」

「余計なお世話よ!」

 ベッドから出る私。

「今、朝食作るね」

 私はキッチンへ行き、三人分の朝食を用意し、内一食を部屋に持ち込んだ。

 ウルキオラが私の手料理を食べてくれている。

「口に合うかしら?」

「美味いよ」

 やがて、朝食を食べ終えるウルキオラ。

「ごちそうさま」

 私は食器をキッチンへ運び、全員分まとめて洗った。

 部屋に戻る。

「ねえ、ウルキオラ。散歩しない?」

「ああ。先に出てる」

 ウルキオラが窓から外に出て行く。

 私は玄関で靴を履き、表に出た。

「行こ」

 私たちは目的もなく歩き出す。

{ホロウ……ホロウ……}

 代行証が音声を発する。

「虚?」

 私はカイを飲み込んで死神化した。

「行ってくる!」

 虚のいる方へ飛び立つ。

 現場に着くと、私は斬魄刀で虚を真っ二つにした。

 消滅する虚。

 なんだってこんなにも虚が出やすくなってんだ? まさか、逢魔ヶ刻が原因じゃないだろうね?

 そう思えて仕方がなかった。

 私はカイのところへ戻った。

 カイを代行証で取り出して体に入る。

「せっかくの散歩が台無しだね」

「構わん。お前にはもっともっと強くなってもらいたいからな」

「あ! そうだ、ウルキオラ!」

「なんだ?」

響転(ソニード)の使い方教えて」

「滅却師の飛廉脚でも飽き足らず、虚の高速歩法も手にするというか」

「だって響転って探査神経(ペスキス)すり抜けられるじゃん? それって不意打ちに使えるってことでしょ?」

「お前が覚えたいのなら教えてやるが……」

 私は響転の使い方を教わった。

「ありがとう。あとでやってみるね」

「どうでもいいが、行く当てがないなら帰らないか?」

「うーん……帰ろっか」

 私たちは家に戻った。

 当然、ウルキオラは窓から直接部屋へ。

 私は玄関で靴を脱ぎ、二階に上がって部屋に入る。

「ウルキオラ、夏休みの宿題やろう?」

 私はウルキオラと共に夏休みの宿題に取り掛かった。

 お互いのわからないところをそれぞれ補い、宿題を進めて行く。

 そうして宿題に熱中したその夜、全ての宿題が終わった。

「一日でできちゃった」

「これで休みが終わるまで遊べるな」

「そうね」

 ぐー。

 ウルキオラの腹の虫が鳴いた。

「お腹すいた」

「何か作るね」

 私は食事を用意し、部屋に持ち込んでウルキオラと一緒に食べた。

「お前の手料理は最高だな。どこの料理よりも美味い」

「ありがと」

 私は料理を褒められ喜んだ。

 

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