BLEACH〜空座町の死神代行少女と多重世界〜   作:桂ヒナギク

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第32話:BURN THE WITCH - Soul society west branch

 イギリス・ロンドン。

 ヒースロー国際空港に、私はいた。

 私がイギリスに渡英した理由。それは、ロンドンに住む英国人の友達、新橋(にいはし) ノエルに会いに来たからだ。彼女とは、とあるSNSサイトを通じて知り合った。まだ、お互いどういう人物かもわかっていない。

 私は空港を()つと、サウス・プラクストン高校まで向かった。ノエルはその校門前で待っているとのこと。

 現地に着くと、黒い制服で身を包んだ、端正な顔立ちをした黒色長髪の少女が立っていた。

 私は少女に英語で声をかけた。

「新橋さんですか?」

 すると、彼女も英語で答える。

「あなた、聡美さん?」

「北神 聡美です」

 私が握手を求めると、ノエルが手を握ってきた。

「……!? あなた何者? ただの人間じゃないですよね?」

 その問いに、ノエルは驚く。

「ど、どうして……?」

「私にはわかるわ」

「あなたこそ何者なの?」

「私は、死神です」

「私はWB(ウィングバインド)一等保護管、笛吹き隊(バイパーズ)の新橋 ノエル。死神って確か、尸魂界・東梢局(とうしょうきょく)の」

「WBって?」

「尸魂界・西梢局(ウェスト・ブランチ)のことよ」

「聞いたことあります。ドラゴンの保護と管理を目的とした機関ですよね?」

 ドラゴンなんて実在するわけなかろうて。

「ええ、そうよ」

 その時、どこからかダークドラゴンがやってきた。

 足音に気づいた私たちが振り返る。

「ど、ドラゴン!? ロンドンには実在するわけ?」

「あなた、あれが見え……って、死神なら見えて当然ですね」

 私はカイを取り出した。

「斬っていいのかしら?」

「粉砕して下さい」

 私はカイを飲み込んで死神化する。

「は!」

 ドラゴンに蹴りを思いっきり浴びせ、吹っ飛ばした。その先にはカイが。

「しまった!」

 ドラゴンがカイに突っ込んだ。

 カイは素早く躱した。

「どこ狙ってんのよ!?」

「ごめん、カイ」

 ドラゴンが塀へと突っ込んだ。倒壊するコンクリートの壁。

「痛えんだよ!」

 ドラゴンが接近する。

 私は斬魄刀を構えた。

キン!──ドラゴンの攻撃を斬魄刀で受け止める。

「はああああ!」

 ドラゴンを押し返し、その体を真っ二つに切り裂くと、そいつは粒子となって霧散した。

 私はカイと入れ替わる。

「さて、行きましょうか。新橋さんの家に」

 私はそういうと、ノエルと共に彼女の家へ向かうことにした。

 その途中、コンビニエンスストアに寄って、飲料水等を購入した。

「聡美さん」

「何かしら?」

「一旦、WBに寄りますけど。あなたのことを報告しておかないといけません」

「いいよ。付き合う」

 ノエルが電話ボックスに入る。

「あなたも」

「え?」

 疑問符を浮かべながら電話ボックスに入ると、私は(リバース)ロンドンに(いざな)われた。

 




読み切りで、連載になっていないのに、ノリでやってしまいました。
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