ガンダムSEED DESTINY Bullet 作:連邦軍兵士
バトオペで初回の銀コンテナ開けたら武器でした。
やっぱ課金機体は都市伝説。
ラー・カートリッジ格納庫
格納庫ではパーツの整理および機体の整備が行われていた。
現在ラー・カートリッジに搭載されている機体は、
専用機のジェガン3機。改修されているジェガンD型が6機。
スターク・ジェガンが2機。リゼルが4機。予備のジェガンD型が1機の全16機が搭載されている。
しかしリゼルと専用機のジェガン、ジェガンD型3機の計10機が整備中であり、稼働できるのが6機のみである。
そんな格納庫でジンは一緒に向かったモルさんと編成について話し合っていた。
「今使える機体はハウル隊とラット隊のスターク・ジェガンが1機ずつ。予備のジェガンを含めたD型が4機の計6機だ。今ジェガンを最優先でやってるが、それでも全機稼働できるまで30分以上はかかるだろな。」
「あれ?シーカーは使えるはずじゃなかったか?」
会議室で聞いた時は本体に問題はないから大丈夫と聞いていたが?
「あぁ、ただ"例のアレ"が不安定でな。今調べているところなんだ。」
"例のアレ"が不安定なら仕方ない。俺だって自滅はしたくないからな。それが味方を巻き込む可能性があるなら尚更な。
仕方がないので哨戒任務には俺が予備のジェガン。ハウル隊のロヴァとラット隊のリーガのスタークジェガンを。艦の直掩にハウル隊に任せることにした。また修理が済んだ機体から直掩につくことにした。
編成が決まったとこでロヴァとリーガが俺のとこに来た。
「隊長!何故予備のジェガンで出るのですか?私たちよりも隊長の方がスタークジェガンの性能を十分に引き出せるはずです!」
「そうですよ!何故ですか?」
と言ってきた。
確かにスタークジェガンならノーマルのジェガンより上手く立ち回れるだろう。だが・・・
「スタークジェガンはそれぞれの癖に合わせたチューンが施されてある。俺が乗ってもいいが、上手く扱える可能性が低い。だから大して設定されてないジェガンに乗るんだ。それに今回は哨戒任務だ。ジェガンでも問題ない。」
「はぁ、」
「まぁ、そういうことなら。」
2人もわかってくれたみたいだ。
「わかったなら出撃準備急げよ。」
そう言って話を占め、予備のジェガンに向かう。同時に2人も自分の機体に向かう。
コックピットに座り、システムを起動する。機体に火がともり全天周囲モニターが周りを映し出す。次に機体チェックを行なっている最中にブリッチからの通信が艦全体に届いた。
「各員に通達!2時半の方向で戦闘の光らしきものを感知!第1戦闘配置!哨戒部隊は直ちに発進せよ!繰り返す!第1戦闘配置!哨戒部隊は直ちに発進せよ!」
この放送で艦内が慌ただしくなる。各員が持ち場につきそれぞれの仕事をこなす。
ジンもすぐさまハッチを閉じ、ジェガンを右のカタパルトへ向かわせる。途中で掛かっているシールドとライフルを装備させる。これで準備が整った。足をカタパルトに固定させる。周りを見ればハウル隊のジェガンが既に展開しており、後ろではロヴァのスタークジェガンが待機していた。
心強いな。
新人達に遅れを取るまいと意気込む。
「進路クリア!バレット1!発進どうぞ!」
さあ仕事をしようか。
「バレット1!出るぞ!」
機体がいきよいよく飛び出る。
今。女神の眷属に弾丸が放たれた。
RGM-89D
ジェガンD型(ラー・カートリッジ仕様)
基本的な変更点としてフルパップマシンガンをシールド裏に、ヒートナイフをビームライフルの銃剣として装備している。
バックパックに小型のプロペラントタンクを取り付けている。