ちなみにレース名は基本的に現在のレース名となっております。
『私』には、どこかで、そう、走り抜けた記憶がボンヤリとある。
誰と過ごしたか。誰と話したか。何を成したか。
そういった細かな記憶はない。
だけど。
何者にも影を踏ませず、風を感じながら、歓声を浴びてゴールを駆け抜けた時の快感は、私の胸の奥をジリジリと焦がし続けている。
その熱は私の躰を熱く滾らせ、私の心を奮い立たせる。
「フィン……そろそろ箸を置け」
「ルー? まだ腹六分目なんだけど」
とはいえ、今の私のお腹の中の虫さんを慰める仕事があるのだ。
「お前という奴は……そもそも昼休みはもう終わりだ。早く片付けないか」
ルーこと、私の親友シンボリルドルフが私が食べ終えた食器を半分持ってくれた。そこまでされては私も箸を置かざるを得ない。
まだまだ六分目でお腹が出るほどではないけど、お腹の虫さんも怒りを静めてくれているから問題はない。
「ルー、今日は一緒に走れる?」
「あぁ、おハナさんも許可してくれたよ。フィンも許可は貰えたのか?」
「うん。ユエ、リギルのみんなに宜しくって」
「そうか。ルナも今年は粒揃いだからな。リギルも気は抜けないよ」
私はチームルナに所属しているのだけど、色々なチームの練習にお邪魔させてもらっている。色々なウマ娘と走りたいというワガママを、トレーナーであるユエは叶えてくれるのだ。
「うん、私のこーはいちゃん達は頑張り屋さん」
どの娘も可愛くて頑張り屋さんだ。
「それなら自分のチームで走ればいいじゃないか。いや、私からすればフィンと走れるのは嬉しいのだが」
「私ももっと走りたいんだけど、やり過ぎ厳禁ってユエに怒られちゃったから」
自惚れるわけではないが、私は速い。トレーニングなども他のウマ娘達と一緒にしていると、その娘達を撃沈させてしまうのである。因みに、その娘達にはキチンとマッサージをしてちゃんとケアしております。
「はは、フィンのトレーニングに付き合うのは、私でも大変だからな。その分実りも多いから私ももっと一緒に走りたいが、リギルのトレーニングもあるからな」
「ん、でもルナの娘達も頑張って着いてこようとしてくれてるから、少しずつルナのトレーニングに顔を出していこうかなって」
「それは良かった。これはリギルもうかうかしていれないな」
互いのチームのことを話しながら廊下を歩いていたのだが、何やら周りが騒がしい。
「きゃっ、会長とフィンスターニス様よ!」
「いつもは凛々しい会長の柔らかいお姿、幸せ……」
「フィンスターニス様の愛くるしいお姿は至高ね!!」
…………。胸ばっか育って、背が全く伸びないのだ。背が高くてスタイル抜群のルーが羨ましい。グギギ……。
「私からすれば、フィンの可愛さは癒しだよ。だから、歯軋りするな」
ポンと頭に手を乗せられて、そのまま撫でられる。
とても気持ちがいいので許す。
なので、もっと撫でよ。
「分かった分かった。しかし、相変わらずお前の髪はふわふわしているな」
まぁ、私のひそかな自慢なので。
授業が終わり放課後。トレーニングの時間である。
ジャージに着替え、生徒会の仕事があるルーより一足先にリギルの練習場に向かう。
流石はトレセン学園トップのチーム。既に各自のウォーミングアップを終え、おハナさんの指示を受けていた。
おハナさんの話が終わるのを見計らって声をかける。
「トレーナーさん、遅くなりました」
「む、フィンスターニスか。いや、こちらが早く始めていただけだから気にするな。ルドルフは少し遅れるのだったな」
「はい。今日中に済まさないといけない仕事が一つだけあるみたいです」
生徒会長さんは大忙しである。
「ではフィンスターニスも一緒にトレーニングをしていくといい。グラス、胸を貸してもらえ」
「はいっ!!」
返事をしたのはグラスワンダーちゃん。まだまだ新人ウマ娘ちゃんだが、デビュー戦では見事な勝利を納めており、G1レースも視野に入れている将来有望な娘である。
「よろしくね、グラスワンダーちゃん」
「こ、こちらこそよろしくお願いします!」
妙に固いグラスワンダーちゃん。そういえば、一緒にトレーニングするのは初めてだったっけ。
「ん、元気一杯なのはいいけど、余分な力は抜いて。ストレッチは終わってるよね?」
「は、はい」
「じゃ、まずは軽く走ろうか」
というわけで、先ずは慣らし。これでグラスワンダーちゃんのクセを見ておこう。
「このくらいのペースだけど、大丈夫?」
「はい。これくらいなら……」
とはいえ、私の普段のペースでやると、初めて一緒に走る娘はまずバテる。ルー曰く、私のジョギングは併せウマレベルらしい。
とりあえずコースを一周したところで、グラスワンダーちゃんには走ってみてもらうことにしよう。
「じゃあまずは……1600を走ってみよっか。ゴールには私が立つから、スタートはお願いね」
「はい! よろしくお願いします!」
ん、やる気がある娘はいいこ。
グラスワンダーちゃんに1600mを走ってもらうのは、もちろん朝日杯フューチュリティステークスを見据えてである。今のままでも十二分に勝機はあると思うが、それで満足するような娘はリギルにはいないだろう。
私が準備OKの合図を送ると、グラスワンダーちゃんは姿勢を低く構えスタートする。
やはり私が聞いていた評判通り、素晴らしい足だ。
「どうだ、うちのグラスワンダーは」
第3コーナー辺りでおハナさんが声を掛けてくる。
「上手に走るな、といった感想です。グラスワンダーちゃんは大人しそうな娘ですけど、だからこそでしょうか。グラスワンダーちゃんは……」
「フィンスターニス?」
私が黙り混むとおハナさんが首を傾げる。
……良いことを思い付いた。
ゴールを駆け抜けたグラスワンダーちゃんの元に駆け寄る。
「グラスワンダーちゃん、続けて走れるかな?」
「は、はい。大丈夫です!」
息を整えるとグラスワンダーちゃんは力強く頷いた。
「じゃあ、私が合図をしたら……ゴニョゴニョ」
「へ!? は、はい」
私の提案にグラスワンダーちゃんは、驚きつつも頷いた。
「む? 一緒に走るのか?」
「はい。あれこれ話すよりも実際に走ってみるのが一番ですから。マーちゃん、エアグルーヴちゃん。スタートとゴール、お願い出来るかな?」
「えぇ、いいわよ」
「私も問題ありません」
マーちゃんことマルゼンスキーとエアグルーヴちゃんは、快く承諾してくれた。
「じゃあ始めよっか。本気ではないにせよ、それなりに速く走るから、切られないように気を付けてね。それと合図は見逃さないで」
私が本気で走れば、いくら将来有望なグラスワンダーちゃんでも着いてこれない。
だが、今の彼女では後一歩届かない速度で走って、私の吹き込んだことをやればどうなるか。
それを今からやってみるのだ。
いやはや、とても楽しみだ。
Another side Grass Wonder
……とてつもなく遠い。
フィンスターニス先輩の背中を見ながら、そう思うしかなかった。
ルドルフ会長が仕事で遅れていた為、思わぬ幸運に恵まれました。
私では到底敵わぬ存在であるフィンスターニス先輩と一緒に練習する機会を得たのです。
三冠ウマ娘であるルドルフ会長をしても、生涯を賭して挑んだとしても、何度勝てるか分からないと言わしめたウマ娘。
ルドルフ会長が日本最強ウマ娘の一角ならばフィンスターニス先輩は欧州三冠を達成した、世界最強ウマ娘の大本命。
日本のウマ娘は世界では勝てないという評価をたった一年で覆し、世界でも日本の一人のウマ娘に勝てないとまで言わせた方。
ルドルフ会長やマルゼンスキー先輩のように恵まれた体躯を持つ方ではない。小柄でちょこんとしたお姿はひじょうに愛らしいが、ひと度走り出すとその印象は一変する。
逃げると決めた時には流星のように駆け抜け、刺しに行く時には星間をワープをしたのかと錯覚してしまうほど刹那の内に先頭を駆け抜ける。
今この時も私は全力で走っているのに、フィンスターニス先輩は私に合わせて、一歩先を行くくらいにまで抑えている。
これが今の私と世界最強との絶望的な差。
でも。そんな私に対してフィンスターニス先輩は耳元で小さくこう呟いた。
『グラスワンダーちゃん自身の強さ、知りたくない?』
私が知らない私自身の強さ。
こんなことを聞いて、昂らないウマ娘なんていません。
そんなことを思い出して、走っている最中なのに笑みを浮かべてしまいました。
すると、フィンスターニス先輩が合図──尻尾を三回回しました。
…………可愛い。
Another side out
ここだ。
第4コーナーに入る直前。ここで一歩踏み込んだとき、グラスワンダーちゃんは風になれる。
──とはいっても簡単には抜かせませぬ。そこは、ほら、先輩の威厳が、ね?
それでも。グラスワンダーちゃんとの差は半バ身ほど。
ゴール役のエアグルーヴちゃんの先で速度を緩め、膝に手を置き息を整えるグラスワンダーちゃんの元へ向かう。
「お疲れ様、グラスワンダーちゃん。自分の強さ、感じられたかな?」
「はぁはぁ……はい。何となく、ですけど……」
「それだけでも感じられたなら十分十分。それに、走り方の一つ、くらいでいい。一番だけじゃなくて、二番三番の走り方も鍛えてもいいかもね。それはおハナ、トレーナーさん次第だけど」
グラスワンダーちゃんのトレーナーはおハナさん。私が出来ることはアドバイスと一緒に走ることだけ。
「流石と言うべきか。いや、ありがとうフィンスターニス。君のお陰で新たなビジョンが見えたよ。グラスもご苦労だったな」
厳しいと評判のおハナさんも、やはり優しい人だ。グラスワンダーちゃんを労うおハナさんの目はとても柔らかだ。
「おや、面白そうなことをしていたのだな」
「あ、ルー。お仕事終わったの?」
色々やっていて時間も過ぎていたらしい。仕事を終えたルーが私たちの所へやって来ていた。
「お疲れ様。すぐに走る?」
「いや、少しウォーミングアップはさせてくれ。フィンが相手なんだ。準備はしっかりしなければな。それにお前も走ったばかりだろう? 少し休んでおけ」
「ん、少しストレッチしてる」
連続で走れないわけではないが、ルーとは全力で走れるから万全にしないと勿体ない。
「フィンスターニス、ストレッチ手伝いましょうか?」
「あ、じゃあお願いしようかな。お返しに私も手伝う」
お手伝いを申し出てくれたマーちゃんとストレッチをしている内に、ルーちゃんが戻ってくる。
「おや、マルゼンスキーも一緒か。折角だから、一緒に走るか?」
「あら、いいの? 折角の二人の逢瀬を邪魔したら悪いと思っていたのだけれど」
「ば、バカっ!! 茶化すんじゃない!」
んむ? ルーは何で慌てているんだろう?
「ふふ、そうね、折角だし、一緒に走らせて貰おうかしら。トレーナーいいでしょうか?」
「ふむ……そうだな、いいだろう。二人がフィンスターニスにどれだけついていけるかも見ておきたい」
どうやら今日のレースは三人で走ることになるみたいだ。ルーとマーちゃんと一緒に走るのは久し振りだからとっても楽しみ。
「距離どうする?」
「そうだね……ダービーに肖って、2400mにしよっか」
「あら、その距離をダービーウマ娘二人と走れるだなんて光栄ね」
「何を言う。同期の悉くを倒し続けたお前には言われたくないぞ?」
ルーちゃんが呆れたようにため息をつく。ルーちゃんの言う通り、マーちゃんは同世代のウマ娘の内のトップウマ娘だ。
「ねぇ、早く走ろ?」
少々話し込みが過ぎたみたいだし、そろそろ走りたい。
「おっとすまないな。アマゾン、エアグルーヴ。スタートとゴールを頼めないか?」
「おっ、二人だと思ってたけど、三人か。いいぜ、三人のバトル、見させてもらうぜ!」
「先輩方のレースを間近で見られるのですから、喜んで」
そうして先程と同じようにスタート位置に着き、エアグルーヴちゃんの合図を待つ。
「フィンに挑戦するのはこれで何度目だったかな」
「ルーとは一杯練習させてもらってるから。数えきれないかな?」
「私はまだ数えるくらいかしらね」
練習では色々な所に行かせてもらっているが、一番一緒に練習しているのはやっぱりルーなのだ。
「それでも、私はまだ一度も勝てていない。三冠ウマ娘ともてはやされてはいるが、まだまだだな」
「ルーがそんなこと言うなんて珍しい。それで、続く言葉は?」
ルーがただ単に弱音を吐くだけだなんてことは似合わない。
私の思った通り、ルーは、よく似合う不敵な笑みを浮かべた。
「だからこそお前と走るのは心から楽しいと感じるんだ。私はまだまだ強くなれる、とな」
「ふふ。やっぱりルーは自信に溢れてる顔がとっても似合う。流石は《皇帝》だね」
「お前に言われるとむず痒いな」
似合ってるのに。勿体ないなぁ。
「……やっぱり私、遠慮しておきましょうか?」
「私はマーちゃんとも走りたい」
マーちゃんとは普段話したり、一緒にお昼を食べたりしているが、一緒に走ることは意外と少ないのだ。
「ふふふ、私もよ。ごめんなさいルドルフ。私もこの娘のことは譲れないわ」
「だから、そういう話に持っていくなといつもいつも……」
「あ、あの、準備が出来たのですが……」
ルーとマーちゃんが何故か言い争っていたのだが、そのせいでエアグルーヴちゃんが困惑してしまっていた。
「二人共、準備しなくちゃ」
「む……すまない。エアグルーヴもすまない。みっともない所を見せてしまったな」
「あ、いえ。気にしないでください。アマゾン!! 始めるぞ!」
――おー!!
ヒシアマちゃんの声が遠くから響いてきた。
「二人共、本番のレースじゃないけど、私、全速力で走るから」
「っ!? では、私も全力以上の力で走らなければな」
「えぇ。後先のことを考えてちゃ、フィンスターニスに失礼ね」
私の言葉を受けて、二人から闘気が感じられた。ふふふ……楽しみ。
《皇帝》と《怪物》が相手だ。だから、私も《金環食(アニューラー・イクリプス)》の名に恥じぬ走りを見せなければ。
Another side Air Groove
私の目の前には、三人の恐るべきウマ娘の先輩方が並んでいる。
《無敗の七冠馬》の称号を持つ《皇帝》シンボリルドルフ先輩。
《スーパーカー》と呼ばれ無敗を誇る《怪物》マルゼンスキー先輩。
《金環食》――Eclipseの名を受け継いだ《覇王》フィンスターニス先輩。
この三人のウマ娘が一同に会したことは未だ嘗てない。そんな誰もが想像し夢に見た光景が私達の目の前に広がっていた。
練習をしていた他のメンバー達もこちらに集まってきていた。
「これは凄い光景だな」
「ボクも一緒に走ってみたいね!」
「同じ三冠ウマ娘として、これは滾るな」
皆練習を忘れて目の前の光景に没頭している。普段なら叱責するトレーナーも同じように見つめていた。
そして、アマゾンの準備も完了すると、それまで仲良さげに話していた三人は、戦いに赴く戦士の表情とオーラを見せた。
……これが、最強格のウマ娘。
「位置について……スタート!!」
私の合図と共に、三人は勢いよくスタートを切った。
三人共素晴らしいスタートだったが、先頭はマルゼンスキー先輩、中にルドルフ会長、そして最後にフィンスターニス先輩。
マルゼンスキー先輩とルドルフ会長は定位置とも言える位置だが、フィンスターニス先輩はやや後方。だが彼女は変幻自在に位置取りを変える。たとえそれが定石から外れていたとしても、勝ちは決して譲らない。
「フィンスターニス先輩、ダービーステークスと同じ形で行くんですね」
グラスワンダーがそう呟く。
「そうか……確かにあのレースか」
フィンスターニス先輩の象徴的なレース、英国ダービー。あのレースで世界中を驚愕と興奮で沸かせた走り。
「あれが見れるのか……っ!!」
ウマ娘として、これほど心踊ることはない。
レースはハイペース。だが他の二人もマルゼンスキー先輩から離れることなく、しっかりと着いている。
「そろそろか」
トレーナーの言うように、レースは第3コーナーを過ぎ、第4コーナーに差し掛かる。ルドルフ会長はスパートをかけ始め、マルゼンスキー先輩を更にペースを上げる。一方、フィンスターニス先輩はそれほどペースをあげていないように見える。しかし、大きく離されているわけではない所が彼女の実力の高さを物語っている。だがそれでも、少しずつ差は開いていた。
もしかしたら、お二人のどちらかが勝てるかもしれない。
そんな、膨らみかけた希望は、直ぐ様打ち砕かれる。
────フィンスターニス先輩の脚色が、変わった。
Another side change
Another side Symboli Rudolf
────蹄鉄が芝を踏み抜く音が聞こえる。
残すは直線200m。マルゼンスキーは確かに速いが、追い抜くことは無理ではない。
それなのに、私は後ろから猛追してくる光の塊を感じずにはいられない。
リードを広めても尚、後ろからひしひしと伝わってくるフィンの圧力。それが、私が一歩進むごとに近付いてくる。
「普段はあんなにも愛らしいのに、レースの時の気迫には、惚れ込んでしまうな……」
だが、今の私は観戦者ではなく、挑戦者だ。
「今日こそは負けん!!」
負けなど欲しくはない。欲しいのは、成したいことは、この愛しくも、遥かに遠く高い親友を打ち破ることで得られる歓喜のみ!!
マルゼンスキーは抜いた。だが、黄金色に輝く光は、私の視界の隅にまで迫ってきている。
────速いけど、まだまだ負けないよ?
あぁ……お前は、まだ先にいるのだな。
残り僅かしかないはずのゴールが、果てしなく遠い。
私はフィンに抜き去られ、2着となったのであった。
「はぁ……はぁ……っ!!」
最高の走りをしても尚、フィンに届かなかった。
だが……。
「ルー、前より速く、強くなってた」
僅かに息を乱し汗を拭うフィン。短・中・長距離は勿論、スプリントやマイルもこなす彼女だ。間違いなく最も速く、最も強く、そして最も強い運を持つウマ娘だろう。
「フィンに勝たねばならんからな。また、勝負してくれるか?」
私がお願いすると、フィンはパッと笑顔を見せた。
「うん。その時が楽しみ」
日本でたった一人で世界と戦い勝利し続けた名ウマ娘。そんなフィンと、後ろからではなく、並び立つ友として笑い合いたい。
今の私は挑戦者だ。でも、いつかは……。
「どうしたの?」
「なんでもないさ。そうだ、たづなさんから美味しそうな人参のケーキを貰ったんだ。夕飯の後、一緒に食べよう」
そう言うと、フィンの尻尾がブンブンと狂喜乱舞していた。
Another side out
フィンスターニス
誕生日:5月20日
身長:128cm
体重:(胸部装甲と食事量の割に)軽い
スリーサイズ:B92・W54・H70
スリーサイズは適当です。