ハリー・ポッターと聖邪の兄妹   作:匿名希望

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第4話

レイ達の居るコンパートメントにやって来た少年はネビル・ロングボトムと名乗った。

聞くところによると彼はペットとしてヒキガエルを連れて来たらしいがそのヒキガエルに逃げられてしまったらしい。

ハーマイオニーは「探しに行きましょ」と言った直後にレイは何か思い付いたように手をポンと叩いて「そうだわ、お兄様に頼みましょ」と言った。

するとハーマイオニーはレイに「貴女のお兄さん、ホグワーツの先輩なの?」と聞かれたので、「いいえ、双子ですので私と同年代ですけど、執事ですから」

ハーマイオニーとネビルはレイの言っている事は分からなかったが彼女はコンパートメントの窓を開け進行方向とは逆の方向を向き「お兄様~」と呼ぶと後方から砂煙を上げながら真っ黒な執事服を着た少年が走ってきた。

「お呼びになられましたか、お嬢様」

この光景にハーマイオニーとネビル以外もビックリしたようで数名の生徒を除き窓から顔を出してこちらを見ている。しかし彼は気にも止める事なく笑顔を保ったまま汽車と並走していた。

「失礼します」

彼は窓に手を掛け中に入ってきた。

するとレイはクーダに「彼のペットのヒキガエルがいなくなったみたいなの。お兄様、見つけてあげて」と御願いしていた。

クーダはネビルに「ヒキガエルの名前は?」と聞き、ネビルもまた少し怯えた表情で、「トレバー」と答えていた。

 

するとクーダは袖から杖を取り出すと「アクシオ(来い)、トレバー」と呪文を唱えていた。

そして彼の手には引き寄せられたかの用に1匹のヒキガエルが捕まれていた。

その光景を見てネビルは「トレバー!」と喜び、ハーマイオニーは驚き「私、教科書全部を読んだけど、そんな呪文載って無かったわ。貴方のオリジナルなの」等と聞いていた。

クーダはハーマイオニーの質問に「いいえ、この呪文は本来、ホグワーツでは四年生で習う呪文ですよ」と答えていた。

するとハーマイオニーは目を大きく開き「貴方、天才なのね。でもホグワーツの授業では負けないから」と言った直後にクーダは「Ich bin kein Student」と言っていた。

その場に居た全員、彼の言葉を理解できなかった。

ハーマイオニーが「なんて言ったの」と聞くとクーダは笑顔をで「私は学生ではないと言ったんですよ。ドイツ語でね」と答えるとハーマイオニーは先程よりも驚いた表情で「貴方、何者なのよ」と聞くとクーダは「私はあくまで、ツィオルキン家の執事ですから」と答え、レイの前にキングス・クロス駅で買った駅弁を提供していた。

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レイが駅弁を食べ終え外を眺めながら一言「もう少し、速く走らないかしら」と呟いていた。

ハーマイオニーは口には出さないまでも「彼なら可能じゃないかしら」と考えていた。

その考えを読み取ったのかクーダは「お嬢様がそれを願うのであれば叶えますよ」と答えるとレイは「御願い」と微笑みながら頼んでいた。

すると彼は窓から外へ飛び降り、汽車の先頭へと向かって走っていた。

「貴女のお兄さん、もう執事でも何でもないわ」

とハーマイオニーが呟くと、いつの間にかローブに着替えていたレイが「お二人とも早く着替えられたらどうかしら?。お兄様が私の願いを叶えてくれるなら予定より早く着くでしょうし」と言うとハーマイオニーも「そうね。ネビル、少し悪いけど他のコンパートメントで着替えてもらえる」と答え、ネビルもまた、「う、うん」と言い近くのコンパートメントで着替えた。

ネビルが戻ったのを確認してレイは「もう良いわ。加速して」と先頭車両の方に向かって叫んだ。

すると先程までとは比べ物に成らないほどの速度で汽車が走り出した。

見えている景色は凄い早さで流れて行き、タイヤはギリギリという音と火花を発生させ、車内では後方方向に凄まじいGが発生した。

その結果、予定よりも2時間も早く着いてしまったのであった。

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汽車が予定よりも早く着いてしまったのでホグワーツでは大慌てになっていた。

歓迎会の準備は勿論、入寮の儀式の準備さえ出来ていない状況である。

その結果、2年生以上の生徒は教員の手伝い、1年生の生徒はマグゴナガル副校長同伴による学校案内が行われる事になった。

この時、1年生はホグワーツにある禁じられた森の森番であるルビウス・ハグリットの先導の元、湖を渡る事になった。

因みに、クーダとレイは別々に行動していた。

クーダはホグワーツで歓迎会の準備の手伝い、及びに厨房でしもべ妖精達の調理手伝い等をしていた。

レイは他の1年生達と行動していた。

同年代の女子より頭二つ分小さいレイは他の女子から可愛がられていた。

この時、レイはもう友人が4人だけだが出来ていた。

パーバティ・パチル、パドマ・パチル、アンナ・ハボット、ダフネ・グリーングラスと仲良くなり、仮に違う寮になっても仲良くしようと決めた。

そんな中ダフネがレイに1つ質問をした。

「ねぇ、レイのお兄さんのクーダさんって手術とかってで出来たりする?」

するとレイは笑顔で「勿論、出来ますよ。マグル的病気から呪いの解呪まで何でもござれ、って感じです」

その後、レイ達はホグワーツをマグゴナガル同伴による学校案内を受けた。

勿論、立ち入り禁止の場所は除くが。

残すは各寮の案内となったところで用意が出来たとの報告が入ったので食堂広間へと移動することになった。

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