ハイスクールD×D 血に染まる銀の悪魔   作:ムリエル・オルタ

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最初短編で出そうか迷いましたが、ちょくちょく更新する予定なので(ちょくちょく小説がいき詰まるから)連載にしました。

一部キャラが不遇になる予定です。








それでは、どうぞ(投げやり)


プロローグ

冥界の某所、所々燃えている屋敷の中で二人の銀髪の男女が居た。片方の男性は体中血まみれ、最早自分の血か他者の血か分からない程に濡れていた。女性の方はメイド服を着ており所々破けていたり掠り傷ははあるが目立った外傷は無さそうだ。

 

「さぁ、姉さん。此所はそう長く保たない。早く行ってくれ」

「嫌よ!貴方をこんな場所に置いていくなんて!それにまだ間に合うはずでしょう!?」

 

男性の方は女性の背中を押し、女性はそれを拒む。どうやら男性は女性を一人で先に行かせようとしていたのだ。背後から聞こえてくる複数の足音。屋敷の燃え具合から見て追手なのは分かりきっている。

 

「奴らも直ぐそこまで来ています。大丈夫、僕はそう簡単には死にませんから」

「今からでも遅くないわ!貴方も一緒に!」

 

その瞬間トンッと女性の背中を押す男性。驚いたように男性の方を向く女性は瞬間光に包まれ見えなくなった。設置型の転移魔方陣で何処かへ飛ばされたのだ。それを見届けた男性は両手に付けられた十の指輪(・・・・)を見ながら呟いた。

 

「すまないね、姉さん。()もこの力を持っている限り悪魔には居辛いのだよ。―――――――――――――――。さて、団体のお出ましか。すまないが、姉は出かけていてね。出来れば私が対応しよう」

「チッ。姉の方は逃がしたか。大人しく投降するか死ね。偽りの魔王に与する裏切り者め」

 

男性が振り返ればそこには服の各所が煤けているもののそれなりに良い素材を使っているのが丸わかりな服を来た男が居た。かつては栄華を極めた悪魔貴族の一人なのだ。かつての戦争で金を使い切り残ったのは肥大化したプライドと家の名前を利用したいゴミ共………………そんな所だっただろうか。男性は頭の中で男のプロフィールを思い出す。

それと同時に手を前に突き出す。

 

「すまないが、此所で私と一緒に消えて貰うぞ。焼却式(・・・)■■■■■」

 

その日、旧魔王の領地で番外の悪魔の屋敷が一つ消し飛んだらしい。現場に行けばそこには草木一本生えておらずまるでそこだけ抉ったようになかったらしい。同時刻に番外の悪魔の姓を名のる女悪魔を現魔王が保護したらしい、その女悪魔は酷く憔悴したようすでブツブツと何かを言い続けていたらしい。

 

 

~数十年後、某所~

 

 

「………………………ヴァーリ(・・・・)。離れてくれ」

「ヤダ」

 

とある町の高層マンションの屋上に銀髪の男女が居た。男性に女性が抱きついている。それを男性が困ったようにしている。場所や背中に生えている蝙蝠のような羽が無ければただのイチャイチャする外国人カップルに見えただろう。しかし、実際は羽や血痕が付着しておりどんなに頑張ってもラブコメ空間にはならないのだ。

 

「さて、仕事も終わった。さっさと家に帰るかね」

「そうだね。僕もこんな場所じゃなくて家でもっと居たいし」

 

その言葉と同時に二人は一瞬で消えた。まるで最初からその場に居なかったように。

 

 

 

~数時間後グレゴリ某所~

 

ちょい悪風のホスト崩れのおっさんと執事服に身を包んだ青年。その側らにいる清楚な服を着ている少女。その姿はまさしく主従。しかし、少女が青年の腕に抱きついている姿を見れば主従には見えない。

 

「それで?独断専行したコカビエルをリンチして持ち帰れば良いんだな?」

「あー、まぁ、そうなるな。頼むから現地の悪魔もろとも消し飛ばすなよ?」

 

ホスト崩れのおっさんがそう言うと青年は肩をすくめながら薄く笑う。

 

「ソレは了承しかねる。あちらが私に攻撃すれば反撃はやむ無しだろう」

「はぁ、そう言うと思ったぜ。だが、死人は出すなよ?この事件を切っ掛けにして三大勢力で和平を結びたいからな。俺たちの安全を確保するために天界と冥界以外とはどうにか和平は結べた。まぁ、代償も凄まじいが」

「何を言う。只単にお前の黒歴史を暴露しただけだろうが。それだけで和平など安いものだ」

「おぉい!御陰でグレゴリ内での俺のなけなしの威厳が消し飛んだんだぞ!?最近じゃ末端の部下にさえ笑われるし……………………引きこもりたい」

「やってみるが良い。その場合その場を消し飛ばす」

 

そう言うとおっさんは両手を挙げ「降参だ。こーさんー。………………ったく。誰かビールくれよ。飲んでないとやってらんねぇぜ」と言いながら何処かへ行ってしまった。

それを見送った後、青年と少女は魔方陣を展開しその場から消えた。

 

 

~駒王町・駒王学園上空~

 

 

「どうやら、手こずっている様だな。まぁ、実戦も知らない上級悪魔ならこの程度か」

「ねぇねぇ、アレってもしかして宿敵君?全然強そうに見えないんだけど」

 

少女はそう言いながら白銀の龍を模した鎧を纏う。私はその横で赤い小物を振った。

 

コブラ!

 

「さぁ、私の…………俺のゲームの始まりだ。蒸血」

 

ミストマッチ!コ・コブラ……………コブラ……………ファイヤー!

 

「あぁ、楽しい宴をありがとう」

「じゃあ、ブラッドスターク。行くよ」

「あぁ、任せろ。最高のゲームにしてやる」

 

それと同時に私達は空中からコカビエルに向かって落下した。まぁ、落下したのは私だけなのだが。ブラッドズタークに飛行能力は無いからな。ナイトローグにすれば良かったか。




正直、亀どころじゃ無いレベルで遅い更新になりそうです。それでも良い方は気長に待って下さい(願望)

頑張ろう(現実逃避)
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