ハイスクールD×D 血に染まる銀の悪魔 作：ムリエル・オルタ
つまり、この前堕天使の話は終わったからコカビエルの話に入らないと時系列的に可笑しくなる！
既に原作はブレイクしてるけどね（グレモリー眷属アーシア不在）
他にもグレイフィア独身、多神話と天界、冥界は仲が悪くなっている（本編記述無し）
まぁ、他神話との冥界や天界が仲が悪いのは仕方が無い。寧ろ戦争中にしなかっただけでも感謝して欲しいね（傲慢）
「コカビエル。独断専行は命令違反だ。即刻帰還しろ」
「ん？誰かと思えばブラッドスタークか。邪魔するな、これは我々堕天使こそが最強だと知らしめるために必要な戦いなんだ」
そう言って此方を見向きもしないコカビエルに肩を竦めながらトランススチームガンとスチームブレードをどこからともなく取り出す。そして、スチームブレードの柄と刀身部分を切り離し、トランススチームガンと連結させる。
ﾗｲﾌﾙﾓｰﾄﾞ
「だからと言って独断専行を行って良い訳ではない。帰還しないのならばこちらも実力行使に踏み切る他無い」
「ハッ、ハナからそのつもりだろう。ブラッドスターク、貴様が魔王の身内と戦っている間ずっと屋上から見ていただろう。隠れていたつもりか？」
「まさか！ただ最近の悪魔とやらを見ていただけさ。しかし、期待外れだ。そこまで強くなさそうだし、戦力分析も何もない。さっき拾ったこの女の方がまだ使えそうだ」
スチームブレードをガンモードにしながら背後を見やる。そこには止血こそしてるものの、未だ傷だらけのツインテールの少女がいた。それを目にして悪魔が何か叫んだが私からしてみればどうでも良い事だった。
淀みなくコカビエルに向けたトランスチームガン向け、放つ。ライフルモードとなったトランスチームガンから放たれた光弾は真っすぐにコカビエルに向かっていったが、そんな直線的な攻撃をコカビエルが受ける訳がなく、横に逸れることによって避けられた。
「馬鹿にしているのか？」
「まさか！私は君に敬意を表しているよ。しかしだ、私が一人で行動している訳が無いだろう？忘れたのか？私にはパートナーが居る事を」
「なっ!?………しまっ」
コカビエルはその事に気が付いた様だがもう遅い。コカビエルの背後から白い物体が高速で突っ込んでいった。何を言おうとアレはヴァーリだ。ヴァーリによる決壊ギリギリからの高高度突撃によってコカビエルは地面に落ちていった。これで気絶してくれればいいのだが、そう簡単にはいかないだろう。
案の定、地面に出来たクレーターから少しばかり汚れたコカビエルが出てきた。ヴァーリはコカビエルを落とした後すぐにこちらに来た。
「やってくれたな………ヴァーリ！」
「ブラッドスタークに言われたことをやったまでだよ。そもそも、僕の気配に気付かなかったお前が悪い」
そう言ってコカビエルをこき下ろそうとするヴァーリを下がらせ、コカビエルに歩み寄る。視界の端に居る魔王の身内、リアス・グレモリーとその眷属の態勢が整う前に終わらせておきたい。
「コカビエル。喜べ、全力の2％をだしてやる」
「馬鹿にしているのか!?ブラッドスターク！」
「いいや、馬鹿にはしていないさ。これが私の真骨頂なのでね！」
ｴﾎﾞﾙﾄﾞﾗｲﾊﾞｰ!
ブラッドスタークの状態で腰にベルトを巻く。少しばかり違和感があるがそんな事を気にしている余裕はない。これは実験。一々使用感触を試す気も起きない。両手に持ったボトルを振り、ベルトに入れる。
ｺﾌﾞﾗ!ﾗｲﾀﾞｰｼｽﾃﾑ!
ｴﾎﾞﾙｰｼｮﾝ！
Aer you ready？
「変身」
ｺﾌﾞﾗ!ｺﾌﾞﾗ!ｴﾎﾞﾙｺﾌﾞﾗ!
ﾌｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊ!
問題なく変身することが出来た。使用感度も中々だ。問題ない。
エボルトコブラフォームに変身し、コカビエルを見据える。
「フェーズ1、完了。さて、楽しもうじゃないか。コカビエル」
「僕も居るよ。さぁ、ブラッドスターク改めエボルトと僕は強いよ？」
「面白い………………！正面から破壊してやる！」
弾丸のようにクレーターから飛び出してきたコカビエルと走りながら繰り出した私の拳が交差した。
戦闘描写は各々で妄想してください。これが私の限界です。部屋寒すぎて指動かない。そもそも、このタイミングでエアコン故障ってどうよ？寒っ。