そのやり方は、目標を殲滅するなら手段を選ぶことはない。
首を斬り、それをもトラップに変える。
その姿から、
『blood rabbit』「血を吸うウサギ」
ともいわれる。
その子は一体、この子の過去に何があるのか
進先に何があるのか
俺の名前は山田 信也
俺の横に歩いているのは鈴仙
俺らは付き合っているという方、聞こえがいいが鈴仙から見てはそうは思っていないらしい、というよりも分からないのだ
だって恋なんぞしたことがないからだ
それに
俺らは軍の
恋とは無縁に近いものだから。
そんな鈴仙は人とは一切しゃべらない、だがなぜか、俺には語ってくれる
作戦後、戦った戦友の良いところや何が食べたいのかなどなどほんとうに喋るとかわいい子だ。
そんなこいつを好きになったのは・・・おっと、話が長引いてしまった
今回の話は俺らが所属する部隊と、ある組織の戦いの記録である
「今回もどえらい任務が来ているぞ、鈴仙」
「どうしたの?山田君」
「今回は・・奴隷売買の支部の掃討だとよ」
「ひどい話ね」
「移動開始時間は1時間後。今が19時、だし」
「20時だね」
「えっと装備はどうする今回は狙撃可、周辺地域の地図はこれだ。どんな感じで行く?」
「作戦はこっちで決めていいの?」
「いつもこっちだし、良いよって幕僚長が」
「ふ~ん、でも今回は狙撃いらないかな」
「おっおう」
“唐突だな”と一瞬思ってしまった
「それにしては、信也君はどうするの?ここのところサポートばっかりだし」
「まぁ今回は裏からの侵入か、てか、なんで裏から行かないんだ?」
「正面からの方が良いから?」
「なぜに疑問形・・」
そこで二人はニヤリと笑った
話している間に時間は過ぎ、移動開始時間となり移動するべく車にのる
その中ではこの子は話さない。そして、その子の目は死んだ目になる。この業界の奴らは皆このようになる、この子の目なんかまだまだ可愛いものだ。俺らになるとその殺気はこんなものじゃない、殺気など “ないのに等しい” のだ。
作戦地に到着
カチャカチャと音を出しているのは鈴仙で、右手にある仕掛けナイフの点検をしている
俺といえば主に銃を使い、手に持っているのは愛用・安定のM9A1だ。装填されているのを確認しサプレッサーを装着する。
ガチャと音を出しながら、仕掛けナイフの方も点検をし始める。
点検をしながら、侵入経路と目標をもう一度頭の中で確認する。
そうして、目的地に着く、目的地近くはとても賑わっている。そこ一帯は出店が立ち並び、
普通の民間人もいる。そんな中で、俺らは暗殺をしなくてはならない。
「行くぞ、鈴仙」
彼女からは反応がなく、彼女はすぐさま、車から降り、目的の建物に行った。
俺も続く形で車から降り、裏へと回った
俺は、裏口につくと、意外なものに驚いた。
「さてさて、ここは電子キーがあるのか・・、まぁ分解してみますか」
俺は腰にあるナイフをその電子キーのパネルの隙間にさし、その隙間にライトを立てると
「おぉ~これは最近の機種だな、しっかりワイヤーと赤外線のマッチになっている。これ外したらやばいわ、もうあれするしかないか。」
俺はカバンからあるものを取り出した
「電磁パルス発生器でやるか、時間ないし」
そういうと、装置の電源をいれ、出力の度合いを調整しボタンを押すと
ボシュ―
たちまち、電子キーの装置から煙が出る
「俺はショートしたときの匂いが嫌いだから使いたくないんだ」
そういうと、手袋をし、侵入した
慎重に開け、中に入り、また慎重に閉める。そして周りを見渡すと、そこには二人
敵がいた。俺は周りに警戒しながら近づき、ナイフで首をさす。
もう一人の方も俺に気づき、こちらに銃口を向けてくるがもう遅い、俺は銃を持つ手を抑え
ナイフで首をさす。
そのとき、
パンッ
私は鈴仙、今最上階である3階で目標と戦っている
目標の名前は「リー・ファン」女性
「あんたが、あのバニーの死神、ね」
なんの?その名前、いつからそんな感じの名前になったんだろ・・
「本当に何もしゃべらないのね、まぁいいわ、でもあんたが来てくれるとはいいわ、少し話さない?」
「・・・」
リーは、デスクの上にあった、リモコンを持ち、部屋にあったテレビの電源を入れるとそこには・・
「この子たちは、今からねぇ、変態どもに売られる子羊たちよ、この子たちは孤児で誰も育てる人がいないからね、私が引き取って、居場所を作ってあげているの。私良い人でしょ?
こんな糞野郎たちに貴重なお金を割いて食事を上げるのは面倒だけどね」
「・・・」
鈴仙は何も語らない
「今からその変態どもと取引をしなくてはいけないの、だから引いてくれるかしら?死体の始末もしなくてはならないし、」
“帰るわけにはいかないし、この子たちも助けないといけないし”
「そうね。でもいいのかしら?こうしている間にパートナーは死ぬかもよ?」
パーン
銃声が下の階から鳴り響く
「あら~、早くいかなきゃ、パートナーの人も死んじゃうよ?貴方のせいで」ウフフ
―まぁあなたもなんだけどね―
パリッ
窓ガラスに穴が開き、鈴仙のほほからは血が少し流れる
「あんた、あの銃弾を避けるとは見事ね」
“危なかったあの時、スコープが日の光を反射した光が見えてなかったら死んでた・・”
そこに参戦してきたのは、
そう思っている、その瞬間、目の前にいる敵が左手にナイフを、右手に銃を持ち、こちらに銃を向けながら向かってくる
狭い部屋の中で、近接戦に持ち込もうとしているのだ
「死になさい!バニーちゃん」
パンッ
避ける鈴仙
鈴仙はすかさず、近接戦に持ち込み敵が持つ銃を相手に向けて、引き金を引く
パーン
ポト・・ポト
銃弾は左の腕にかすめる
「やるわね、この体に傷をつけるとは・・でもスナイパーもいるのにそんなに余裕かましておいて良いのかしら?」
パンッ
また一発、鈴仙に打ち込まれる
「さぁ~遊びましょう?バニーちゃん!」
相手は、銃口を鈴仙に向け、一発また一発と撃ちながら勢いよく迫ってくる
だが、鈴仙は銃弾を避けるはするものの、何もせず手は両方とも下に下げている
“諦めた?それなら、殺してあげるわ~”
リーはれ左手に持っているナイフを鈴仙の首につく形で攻撃をする、
グサッ
「フフフ貴方のマッ・・ア・レ・クビモ・トニ・・」ブシャーーー
リーの首から、勢いよく血が噴き出し、倒れこむ
パン、パン、パン
鈴仙は、三発、リーの頭に打ち込むと
立ち去ろうとする・・が、
パシュッ
銃弾が鈴仙の後ろの壁に当たった。
“信君の言う通りにライフル持ってくればよかった・・”
そうまだ、スナイパーはまだいたのだ。
感覚で、鈴仙は避けたが間一髪のところで避けた。
とっさに、ドアに向かって走り、ドアを破って廊下に出る
「見つけたぞウサギ」
俊座に距離を詰めて、倒し、走り出す
“はやくいかなきゃ”
パーン
「危ねぇ」
こちらも又、弾を避けていた
パスッ
「なんでだ」
撃ってきた男は床に倒れこむ
「しかし、スぺズナズが開発したっていう、射出型ナイフを小型化してもらっていて、助かった。帰ってから技術部には礼を言わないとはな」
――
「誰か来る。」
俺は小さな足音が聞こえた。すぐさま階段の下に隠れ、銃を構える
足音はどんどん近づいてくる、そして、耳を澄まし、タイミングが来るのを待つ
「今だ!」
階段の下から出て、銃口を階段の方向に向けるとそこには
「鈴仙・・お前か、来てくれたのは悪いが大丈夫だ、あと一人探すぞ。」
ミーン
甲高い、モータ音が聞こえる
「!!!鈴仙伏せろ!」
俺はすぐさま音の方向に行き突入すると、そこにはなんとミニガンを構えた男がいた
すぐさま俺は手に持っていた銃の引き金を引き、脳幹に向けて発砲する。
ブーーーー
ミニガンの銃口は俺自身から見て右側へとそれた。
俺が撃った弾丸は見事命中し、敵の頭には穴が開いていた。
すぐに、鈴仙がこちらに来た
鈴仙は、俺の体を上から下まで見ると、服をはたき、埃を落とす。
その時もやはり無言、それなのに俺はなぜかうれしかった。
その後俺らは、近くにいる、救出部隊にその場を任せ、その場から撤収した。スナイパーはこの後、米国特殊部隊デルタの手で殺された。こんなさんざんな任務を二人でこなしているのだ。
えっ?今回は、暗殺ではなく、普通の特殊部隊がやるようにただ突入しているだけ?
まぁそれは無理もない、暗殺部隊だからといっても種類は様々。
俺らが担当しているのは、暗殺兼一班や一分隊、ましてや小隊を送り込めない特殊な任務の際に最小限の装備で殲滅する。これは敵がどんな武器を持っていようがハンドガンとナイフのみ、サブマシンガンなんてものは持ってはならない。唯一持てるのがスナイパーライフル。だが弾丸は一発のみ。そんな中で、俺たちは今日も任務をこなす。
どうでしたでしょうか?
無表情の子が苦笑いなんてしないとでも?
それをしてしまうんです!
そんな、少し矛盾がある作品を書きたく書かせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします
誤字脱字があればご連絡ください。
一様、wordでもやってるのですが・・・