とても励みになります。
これからも頑張って書いていくつもりなのでよろしくお願いします。
1番道路。それはマサラタウンとトキワシティを結ぶ道である。そこには行き交う人々だけでなく野生のポケモンたちも姿を現す。
この辺りのポケモンたちはこちから危害を加えない限り襲ってくることは無く、ポケモンを持ってない人でも通れることで有名だった。そう、危害を加えない限り。
フレンドリィショップの制服に身を包んだ青年が荷物を載せたバイクを運転している。近くで眠っていたコラッタたちはバイクの音に襲われたと勘違いをしバイクを取り囲む。
「うわっ。危ねぇ〜、急に出てきたら轢くところだったぞ。ん?」
周囲に群がってくるコラッタたちに身の危険を感じ、道を塞がれていたのでバイクを降りて逃走する。
「だ、誰か〜。助けてくれ〜!」
マサラタウンを旅立ったエルたちは現在1番道路にて持ってきた荷物の中から昼食を取り出し食事をしていた。
「やっぱり外で食べるにはおにぎりが1番だな。」
『コン!』
昼食を食べ終えたエルたちは少し休憩をとっていた。
「あと半分ぐらいだから夕方にはトキワシティに着きそうだな。」
『コン』
「さて、休憩も充分したしそろそろ出発するか?」
『コーン』
エルたちがそろそろ旅立とうとした時、道路の向こう側から微かに声が聞こえてくる。
「だ、誰か〜。助けてくれ〜!」
誰かの助けを求める声が途中で途切れる。
「っ!行くぞ、イナリッ!」
『コン!』
エルたちは急いで声のした方に走っていく。エルたちが辿り着いた時にはコラッタたちに囲まれて襲われかけていた男性を発見する。
「イナリ、ひのこでコラッタたちの気をそらせ。」
イナリが男性たちの少し離れた場所にひのこを放つ。それに驚いたのか多くのコラッタたちが逃げ去ったが、数匹のコラッタたちがイナリに向かって襲いかかってきた。
「危害は加えたくなかったんだけどな。イナリ、でんこうせっかで躱しつつ攻撃だ。」
幼い頃よりポケモンとの旅を夢見て親にポケモンの本を買って貰い勉強をしていた為か、エルにとって初めてのポケモンバトルだったが焦らず冷静に指示を出す。
イナリのでんこうせっかを受けたコラッタたちは勝てないと感じたのか辺りから去っていった。
「ありがとう、お疲れ様イナリ。」
『コン♪』
「危ないところ助かったよ。本当にありがとう。」
襲われていた男性がエルとイナリに頭を下げる。
「いえ、それより何でお兄さんは襲われていたんですか?」
「それが仕事で荷物の配達をバイクに乗ってしてたら急に襲われたんだ。多分バイクの音に反応したんだと思う。」
「災難でしたね。」
「全くだよ。そうだバイクのところまで付いてきてくれるかな?ぜひお礼がしたい。」
最初は旅をしていてトキワシティに急いでると断ったものの、男性も一旦お店に報告でトキワシティに戻るとのことでトキワシティまで同行することになった。
「はい、助けてもらったお礼に受け取ってくれ。」
お兄さんからキズぐすりと空のモンスターボールを渡される。
「店の商品の見本として持ってたけど普通に使えるから。」
「ありがとうございます。ぜひ使わせてもらいます。」
道中お兄さんのバイクに跨らせてもらい予定より早い、昼少し過ぎぐらいにトキワシティに着いた。
もしかしたら覚えない技やその地方には居ないポケモンなど今後も出てくるかもしれませんがオリジナル設定って事でお願い致します。
なるべく無いようには注意してるつもりですが...。