目が覚めたら牢獄に居た居た件について
「あー、ここは?」
壁に耳をつけ音を聴くと、微弱だがタービンの音が聞こえる
「そんなに船のエンジンからは離れて無さそうか。とりあえず、逃げるか!」
柵から回りを見ると見張りは一人。しかしその一人もその辺の部屋のガラス越しに寝ているのが見える
見取り図
┃ ┃見張りが ┃
┃ ┃寝てる部屋┃
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↑衛一柵
見た感じ監視カメラはついていない。ただ柵に鍵穴が見当たらない。鍵は当たり前だが着いている
「あー、これあれか?電子ロックか?」
どうやらそうらしい。ロックをド突いてもうんともすんとも言わない
「そいや、ポケット何か・・・なんだこれ」
ポケットには何やら怪しい黒い箱が一つ。だが開かない叩きつけたり、鍵穴が隠してないか細かく調べたりするも駄目だった
「・・・どうやってここから出ようか。バレたら困るし」
牢獄のなかに金属パイプのベッド、申し訳程度に壁がつけられたトイレ、汚れた洗面台のみ
「檻をぶち壊すのは無理か、鍵さえ壊せれば良いんだが?・・・・!」
出てきたのは自分から開けるのでなく、他人に開けさせると言う方法、苦しむ振りをしてたおれても看守が寝てたら意味は無い。看守を起こす為に大きな音も出さなければならない。看守が鍵を開け、更に無力化しなければならない。そこでベッドに目をつけた。
おもむろにベッドの表面を剥ぎ取り、持ち上げる。以外に軽い。そして鉄棒だけになったベッドを鉄柵に叩きつけ始めた。
ガギン、ドゴン、ギャギン
付近に轟音が響き渡る。寝ていた見張りも飛び起き何か喚いている。だが轟音に掻き消されて何も聞こえない。そしてこの奇行を止めようと檻の扉を開けた。すかさず見張りにベッドを投げつける
うまい具合に壁とサンドイッチになった見張りはそのまま倒れた
「・・・生きてるよな?」
恐る恐る首に手を当てる。脈拍は合った。がちょっとやり過ぎた感が合ったため担いで監視室の仮眠室に手足を縛って寝かしておいた。そしてポケットや、寝ていた部屋の中を荒らし回り、発煙筒、五色ボールペン型麻酔銃を入手した
「装弾は、5発か」
上の消しゴムを押すと発射する仕組みらしい。機構が謎過ぎる。そして黒い箱も何か分からない
~B3~
牢獄の近くに合った階段を上り壁際に身を隠しながら様子を見ると何やら騒いでいる。轟音がなんたらとか言っているがさっきのだろう。あんな轟音を出しておいて今さら隠れる気もないそしてこの身をさらし叫ぶ。
「俺はここだーーーーー」
瞬時に静かになって、捕獲せんと襲いかかってくる。
「面倒かけやがる!喰らえしほさん直伝戦闘術!」
足を払い手を引き、顔に手を掛け後頭部から床に叩きつける。そして続けままに後ろの敵を担いで集団に投げ付けた後一緒に発煙筒を炊いて突っ込んで暴れる。日々郷地さんと変質者や犯罪者との戦い(に巻き込まれ)、毎年夏休みにはしほさんが直々に戦闘術を仕込んでくれた。その戦闘スキルは決して低くはない。何回か増援を挟みながら、煙が晴れた後には数ヵ所に傷を負った衛一だけがたっていた。
「何か無いかな~。えっと・・・合った合った。サバイバルナイフか、良いじゃないか(ゲス笑い)。お?カロリーメイト持ってる奴も居る~大収穫じゃ~。ほーかーにーは?発煙筒かよしよし(悪い笑顔)、あーとーはー?カードキー?どっかで使えるだろ。後はメモ帳を持ってる奴から全員回収と(暗黒微笑)、これで良いだろう」
入手品
サバイバルナイフ×1
カロリーメイト×8
発煙筒×12本 ※結構見つかった
メモ帳×30冊 ※全員漁ってこの量、揺するネタを確保
そのまま見つけた階段を上がる
~地下二階~
さっき叫んで近くの敵を全員誘引、撃破したので敵は二、三人程しか見つからない
(ここは見つからずに行けるかな?)
と、後ろから肩を叩かれる
「誰だ?・・・なんだ、桐原か」
「えっと、他の二人が待っているので来てください」
「とりあえず分かった」
ーーーー
どこかの小部屋に移動した。そこには本城、池本がいた
「あれあれ?皆さんお揃いで、どんな用事ですか?」
「率直に言います。戦車道をしてくれませんか?」
「ヤダ。何でわざわざそんなやりたくないことしなくちゃならない?一週間であそこまで出来たならレギュラー入りもできるだろう。家柄だけに人を見る目には自信はあるぞ」
「まえのカチューシャ様との戦いで勝つための切り札になったのは衛一だ」
「精神論を言うつもりは無いが、あの撃ち方は誰にでも出来るだろう」※恐らくできません。
「・・・出来ないから言ってんの。ボソッ」
「ええ?ホントかなぁ~」
「あんな精密に一ヶ所に曲射弾道を描いて砲弾を送り込む何て芸当、どんなに難しかったことか」
池本は興味本意で衛一から教わったが、止まっている目標にしか命中させられず、マウス程の的に命中弾を与えるまで、時間がかかった。それを衛一は三斉射以内で命中弾をだしている。はっきり言って変態
「ま、何を言われようがする気は無いからな。そろそろこの辺で」
「まてまて、弓道部の部長から戦車道を頑なにやろうとしないのなら、お前に渡しておいてほしいってものが有るんだ」
そう言って差し出されたのはいつぞやのワニキャップ、クリスマス迷彩服とピポザルの仮面を除いた各種装備品
「これを部長が?」
「ああ。」
「分かった。感謝する(ピポザルの仮面があれだったとすれば。ワニキャップも)」
衛一はクリスマス迷彩服に瞬間的に着替え、ワニキャップをかぶり、流れ込んでいる意識に身を任せた。
(この感覚、ピポザルの仮面と同じだ)
右手にまつあきを持ちそして無線機が鳴る
<やあ衛一君。君なら逃げてくると信じてたよ
<おまえ、裏切ったのか
<確かに裏切った。けどどうしてもほしい機材が合ったのでね、信頼の裏返しとでも考えてほしい
<この状況でなぜ信用されると思っている
<信用してくれないと困るんだけど、
<ハァー、分かった。ただ今回だけだぞ
<ありがたいね。とにかく今は甲板に上がってきて
<分かった
「いくなら気をつけてください」
桐原からの忠告を後ろ目に部屋を出た
「・・・で、何でワニキャップと松明?」
「さあ?しらねえな」
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地下一階
(見張りがざっと十人程か。さっきので大部分を無力化したと思っていたが。しかもこれが全員戦車道履修生ってことに驚きだ。って5人もこっち来た)
SARUは一旦退き、残りから見えないところまで誘い込む。そしてスモークグレネードを投げ連続CQCで無力化した。そして残りの処理にかかる。すぐちかくの角まで行き、黒い箱を普通に開けた
(え"。こいつ普通に開けやがった)
中に入っていたのは二種類のクスリ。松明を持ち、そして1錠づつ口に放り込んだ。
(えっちょっ、ま)
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁ」
腹を押さえて倒れる
SNAKE DEAD
確認に来た見張りが、近づいて屈む。そして、火が着いた。二人めも一人目に目もくれず確認にくる。がまた火が着いた。三人目、四人目、五人目も同じ
三大儀式
仮死焼く
(え?何で火傷してんの?大丈夫?生きてる?)※生きてます。このあとフルトン回収されました
そのまま最寄りの階段を登り、甲板へ登る戦車道の演習場の奥地に出た。高低差が激しい。
<甲板で君の反応を確認したよ。その辺は見て分かるように、地形が複雑でね、見張りに見つかりやすい
<分かった
<あと、スナイパーが出てくる可能性が有るから注意して
(警備としてスナイパーか、どんだけ厳重なんだよ)
そしてそのまま進む。まだ見つかっていない目の前の見張りに、数発麻酔弾を撃ち込み
「誰だ!」
見つかった
「俺だぁ」
見張りは眠った
(体にどんだけの早さで麻酔が回るか見極めて行動してんのか。見張りの視界の範囲とかも完全把握して、本当にこいつ何なんだ?)
その瞬間、SARUは壁に引っ付き儀式を始めた。目の前を見張りが通りすぎていく。いつもの事と割り切り更に奥へ、この辺は高低差が激しく、背の高い草木が多い。スナイパーが潜むには理想的な状況。そして弾がとんできた。衛一は一瞬の殺気を感じて、SARUは長年の勘で間一髪で回避した。そのまま岩影で視線を切りながら徐々に近づく。しかし、回りに見張りの姿が確認できない。スナイパーだけようだ。
(殺気であらかた方向は分かるが、細かい位置が分からんな)
SARUも完全には把握しきれていないようで、細かく索敵しながら岩影を進んでいく、そして別の方向から弾丸がとんできた。移動したにしても距離が距離、別のスナイパーと考えるのが自然だか弾が飛んでくる方向から殺気を感じない。SARUが弾がとんできた方向をみるも何も居ない。今更だがSARUと衛一は感覚と考えがリンクしている。衛一が殺気を感じれば、SARUも分かるそのまた逆もしかり。そして二人の間で一つの結論が出た。
跳弾
衛一がカチューシャとの戦いで用いようとした手法でもあるが、戦車砲威力が高すぎてでは出来なかった。しかしライフルならそれが可能。敵スナイパーはこの辺の地形に相当詳しいらしい。腕も変態だろう
取り敢えず匍匐して進む。しかし移動したようで何処に行ったか衛一には分からなくなった。だがSARUは捕捉しているようだ。少し回り道しながら背の高い草に紛れながら徐々に距離を近づけていく。スナイパーは撃ってこない。こちらを見失ったのだろうか?スナイパーが居る崖のすぐ真下に着いた。崖に沿うように移動する。登れそうな所を見つけたので床ズサーを繰り返し登る。丁度V字型の場所に居た。SARUは気づかれないように後ろを全力疾走し両端にいくつかクレイモアも仕掛ける
◯←スナイパー >←クレイモア
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そして、スナイパーを蹴り飛ばす。驚いたスナイパーはすぐに体勢を建て直し、この場から離れようとする、そしてSARUは追尾。しかしスナイパーが逃げた先にはクレイモアが仕掛けてある。一回目引っ掛かった。直ぐに反対側に逃げる。しかしそっちにもクレイモア。これを三往復程繰り返し、スナイパーは無力化された。
(いとも容易く行われるえげつない行為。てこの人、何でノンナさんが)
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今回の被害
生徒およそ55名
最終回にならなかった。