我、島田流ノ息子ナリ   作:超甲形巡洋艦

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多分、次の話でサンダース戦は完結


第三十話

────サンダースフラッグ車─ 

『ドンマーイ、深追いNGよ』

 

「チッ」

 

────アンコウ─

「ふう」

 

「何とか逃げ切りましたね」

 

「うん」

 

サンダースはシャーマン三両を撃破されすぐに襲われることは無いだろうと考えていた

 

『そっち見えたぞ。もうそろそろ合流する』

 

「分かりました。索敵結果はどうですか?」

 

『車両は完全に姿を眩ませた。音一つしない』

 

合流まで衛一は望遠鏡で索敵をしていた。だが変なものを見つけた

 

「衛一、そろそろ戻らせてくれ」

 

「着弾観測は・・・もうしなくていいか。アヒル、ちょっと並走してくれ。変態、速度落として前進」

 

「オーライ、オーライ、ここ!」 

 

「よっとっと」

 

ギリギリまで近付いて(接触して)火花を上げながら並走する八九式とt-44波川はそれを飛び移る

 

「波川、なんか気球見つけたんだけど」

 

「気球?」

 

「白い気球。なんかしたに紐?が延びてた」

 

「・・・・・・なるほど、こっちの動きが面白い程手に取られてたのはそう言うことか。隊長!一回無線切ってくれ。気球が上がってるらしい多分盗聴されてる」

 

「え!」

 

そのあと抗議しようとか色々あったが衛一が悪魔的に嗤いながら「こんな面白いものがあるんだ。知らぬ存ぜぬふりしてイタズラしようぜ」と

 

──────サンダースフラッグ車─

『全車、0958の道路を南進、ジャンクションに移動して!敵はジャンクションを通過するはずなので通り過ぎた所を左右から挟撃して』『了解です』『こっちも了解』『フクロウより全車、敵フラッグ捕捉、殺す』

 

「へ?」

 

ながれるような撃破予告、しかしなにも起こらない

 

『ここでの嘘は辞めろぉ』『良いじゃねえか桃ちゃん』

 

心臓に悪い冗談だ。本当に何はともあれ敵の狙いは分かった

 

『目標はジャンクション、左右に伏せてるわ。囮を北上させて左右から包囲!』

 

『オーケーオーケー、でもなんでそんなことまで分かっちゃうわけ?』

 

『女の勘です』

 

『ハッハッハッ、それは頼もしい』

 

─────フクロウ─

今はカバさんと一緒に草の中に身を隠し待機している。八九式の陽動と無線盗聴がうまく働いてるかが鍵だ

「しかしよく逆利用しようと思ったな」

 

「悪魔」

 

「そんなに褒めんなよ」

 

「最終的に撃墜するとこまでワンセットか。ドッキリ音源も準備できた」

 

宮古は無線機を盗聴機で慣れた手で弄りながら自分の再生機器に接続した

 

「さあ、また獲物がキルゾーンを入ってくるぞ~」 

 

「今は待機だ。勝手に撃つなよ」

 

「撃てねえよ。安全装置かけられて、砲弾一時的に抜かれてんだから」

砲弾は入ってるものの装薬は抜かれてる

 

─────サンダースフラッグ車─

 

『見つかった。皆バラバラに為って待機、38t はc24r地点に隠れてください』

 

「38t、敵のフラッグ車、貰った!」

 

『チャーリー、ドックc24rに急行、見つけ次第攻撃!』

 

─────チャーリー車─

現場について索敵を開始した。砲塔を回しスコープで大洗のフラッグ車を探す。何かが見えた、よく確認すると、草むらに身を隠したⅢ号突撃砲と車体を埋めて全高を下げたT-44が見えた

 

「Jesus!」

 

─────フクロウ─

「Welcome to kill zone♪(処刑場へようこそ♪)」

 

妙に発音の良い英語を(内容は物騒)言いつつⅢ突やⅣ号、M3leeとタイミングを合わせて射撃

「確実に殺せ」

「了解」

情報戦に踊らされた二両のシャーマンは天に召された。

 

─────サンダース─

『チャーリー、ドック共に撃破されました』

『なに!』

『Why!?』

 

サンダースに残されたのはM4シャーマン三両、M4A1、ファイアフライ の五両、対する大洗は六両既に数的有利は失われている   

 

───────あんこう─

「無線じゃなくてメールで連絡とってたもんね」

 

「作戦成功です」  

 

『じゃ、耳殺し殺っちゃうね~』by衛一

 

──────フクロウ─ 

 

「さあ、今限りのお祭りの時間だ。対象は多分一人の耳!今宵放たれるは史上最悪の音響兵器」

 

波川が機械を弄り、早崎が音楽プレイヤーを弄くる

 

「さあ、エネルギー充填完了。喰らえソビエトの最新鋭音響兵器、『音割れソビエト!』」 

 

「左砲戦、対空戦闘用意、殺れ」

「時限信管設定完了、いつでもいける」

「左砲戦、対空戦闘用意了解、目標、気球、撃つ」

 

砲弾はきれいに気球を貫き気球ごと炸裂、もう二度と使われることは無いだろう

 

──────アリサ─

『じゃ、耳殺し殺っちゃうね~』

 

「?」

その瞬間、アリサの耳が麻痺した

『デェ"ェ"ェ"ェ"ェ"ェ"ェ"ェ"ェ"ェ"ン"』

「!ーーーーーーー」

そして、気絶した




我ながらひどい終わり方だなぁ
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