我、島田流ノ息子ナリ   作:超甲形巡洋艦

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第四十二話

 

~大洗学園~

 

対聖グロリアーナ戦を見据えた訓練を始めた。幸いと言うべきなのか、黒森峰程総合火力は高くないだろう

しかし大洗にとっては十分な火力である

 

「しかしなー、完全に重戦車相手の対策プラン作ってたからな、どうすっぺ?」

 

ここにいるのはみほ、衛一と秋山、エルヴィンと各車の車長だ

 

「衛一、やはり一番の脅威はブラックプリンスとクロムウェルではないか?」

 

と、エルヴィン

 

「んだなー6ポンド高速野郎と17ポンド重装甲野郎だっけ?誰かこいつらの弱点、思い付くか?」

 

「私は戦ったことないです。二両とも」

 

「みほでも戦ったことないかー。秋山、スペックと練度加味してブラックプリンスとタイマンしたら勝てる車両は?」

 

「えーと、我々アンコウと、カバさん、フクロウ、新しく加わったポルシェティーガーでしょうね」

 

ここに来てポルシェティーガーを繰る自動車部ことレオポンチーム、三式中戦車を繰るアリクイチームが加わった

 

「しかし秋山、レオポンは厳しくないか?」

 

波川の指摘、確かにそうだ。主砲火力だけ見れば十分可能ではあるが練度はそこまでだ

 

「ああ、俺が鍛えられるのは砲手だけなんでな。だがアリクイ含めて砲手の腕は格段に上がったぞ。既に腕前だけなら川嶋抜いてる。その川嶋も最初からは考えられないくらいに成長したよ」

 

しみじみとした雰囲気を出しながら半泣きだ

 

「ボク達も努力は続けます」

 

ねこにゃーが小さくなってる

 

「責めてるわけじゃない。この期間でよくやってるよ。みほ、レオポン含めた総合練度はどうだ?」

 

「そうですね・・・」

 

と、みほが総評すると?

 

レオポン        アリクイ

砲手 上々       砲手 悪くない

操縦手 最高      操縦手 うーん?

 

と言う感じだった。指揮に関しては他の車長が代わり代わり教えていたので混乱しなければ問題ないだろうくらいには成長した

 

それに廃校の情報を流し、他の部活から義援金を貰いⅣ号、38t、t-44を強化したのだ。Ⅳ号、t-44にはシュルツェン(追加装甲)を追加し、38tはほぼ新造クラスの魔改造を受けヘッツァー駆逐戦車となった

 

「うん・・・これなら対黒森峰用作戦の一部分を流用します」

 

「何処を抜粋する?個人的に山の上の陣中構築は十分使えると思うが」

 

「そこも使います。ですが修正の必要がありますね」

 

「気合いでなんとかしましょう!」

 

「あの・・・」

 

「澤ちゃん?どうしたんだい?」 

 

「波川さん、頼みがあります!」

 

「ほう?話を聞こう」

 

「市街地戦の時に・・・」

 

「ふっふっふっ、面白いじゃないやってやろうじゃないの。しかし俺の一人の力だけじゃ処理しきれない。各車の通信手に手伝って貰うぞ」

 

「西住殿、これをものに出来れば絶大な力を発揮できますよ!」

 

「うん、でもこれできるかな?」

 

「出来る」

 

波川が言いきった。その背中には衛一が『インキュバス』と書いた紙が張られていた。全員気付いていたが誰も教えていなかったのだった

そして練習していくことになる。そして衛一はとある場所に電話をかけた

 

『もしもし、姉御?』

 

『どうした衛一』

 

『ちょっとばかし手伝って欲しいことがあってさ?』

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