衛一は小学校卒業式で卒業証書授与の時に吐いて倒れると言うことをしでかしており、それなりに有名に成っていた言わずとも悪い意味で。だ
そして入学式を終えて二ヶ月の月日が流れた
相も変わらず本に入り浸っている衛一君。まだ人見知りは完全には抜けていないのだが裏では結構男子からも女子からも人気が高かったりする。
少し顔に傷が残っているが作りは悪くないため黙っていれば文学少年に見えるのだ。
給食を食べ終えた後はほかの人が食べ終わるのを待ってから全員で挨拶をしたあと昼休みになる
衛一は真っ直ぐ図書室に向かう。毎日のクラス内行事(笑)であり行かなかった日には何か大変なことが起きるのではないか?と言う噂が立っている
そして今日、図書室で待ち合わせをしていたのだが面倒な事が起こった。衛一は変わらず図書室までの廊下を歩いていた。人通り少ない廊下。大体端の方を進んでいたが対面から質の悪いことで有名な二年生三人が歩いている。そして衛一の肩にぶつかった。
A「痛って~~。これ折れてるわ~~。絶対脱臼してるは~~」
ぶつかった一人が喚く。一方衛一は無視し立ち去ろうとする
C「おいてめえどこ行くんだよ?」
「(チッめんどくせえ)何か用ですか?」
A「おい、今お前の肩がぶつかって脱臼したんだけどよ~どうしてくれんだ?」
B「そうだよな~。誠意を見せるべきだよな~」
C「それに先輩に対する敬意もなってないよな?」
「(図書室に行かなけりゃあの人が来るだろうし少し遊ぶか)スミマセン ワタシニホンゴワカンナイネー」
B「てめぇなめてんのか?ああん?」
「トイッテモワタシネッカラノロシア人アルヨ」
C「色々混ざりすぎだろ取り敢えず舐めてんだな?」
「Exactly Дурак и(そのとおり 馬鹿共)」
とっさにと英語とロシア語をひねり出す
A「ああ?何て言ってやがんだ」
「英語でexactlyはそのとおり 次二つのロシア語で馬鹿共」
A「ほうてめぇ痛い目に遭いたいらしいな。ならお望みどおりにしてやるよ」
「(広辞苑か六法全書借りとけばよかったな)」
心の声で何をしたいのかわかる
B&C「「死ね!!」」
殴りかかってくる三人組。それを見て衛一は「何だ直線的で遅い弾だな」と思った愛里寿の戦車道の練習に付き合わされ、近くから飛び交う砲弾を見ていた衛一にとっては止まって見える。つまり回避は余裕
ひょひょいのひょいと避けまくる。
A「くそっちょこまかと」
「お。そろそろ来るかな?」
B「あ?」
その時曲がり角から一人の生徒が歩いてきた
「おい衛一いつまで待たせる気だ?」
「あ。郷地さんわざわざ来てもらってすいません」
最中和 郷地(さなかわ ごうじ)この学校の図書委員長兼臨時生徒会長だついでに弓道部部長。生徒会長が転校、副会長が骨折で入院してるためこうなっている。生徒からも教員からも信頼が厚い。
数々の暴力沙汰を起こしているのだが、痴漢を締め上げたり、引ったくりを捕まえたりとその内容は良いものである。おまけに成績も優秀でありまさにリアルチート
「おうおう、どうした衛一」
「いえ、絡まれてるだけですご心配なく」
C「おん。・・・」
さんにんは、いちもくさんににげだした。しかしにげたさきでかいだんからおちてしまった
「すいません郷地さん。郷地さんの読みたいって言ってた本、家に有ったので持ってきました」
「済まねえな恩に着るよ」