投稿が遅れてごめんなさい。テストとか試合とか色々あったんです許してください
長い間列車に揺られながら衛一は考える。
十年間母さんや父さんや妹の愛里寿と生活していた。一時的に旅行で家を離れたこと、一人での留守番等は今まで無かったわけでもない。
衛一の心境は複雑だった。勿論過去の事を忘れてはいない。むしろ本当の家族(屑)(※注 実の家族、この場合は島田家のことでは無い)に会ったらぶん殴って殺ると考えている、話を戻そう。
自分は島田衛一、それ以上でもそれ以下でもない。母さんの前ではそう言った物の、日に日に自分は別人ではないか?と嫌でも痛感する。
衛一もプラウダ学園にいったからと言って特別何かをしようと思っているわけではない。今までどおり弓を引いて寮の自室の中にプランターを置いて植物を育て、ホクの世話をする。このくらいしかすることが思い付かないない。だけど母さんが前に
『郷地くんから聞いたわよ~衛一結構モテてるみたいじゃない。彼女の一人ぐらい居ないの~?』
と聞いてきたことが会った。彼女を作る気は今の所皆無である。
━━━少年・列車に揺られながら移動中━━━
着いたのはプラウダの学園艦が母港としている青森県むつ市大湊町だ。駅からもう巨大な学園艦が目にはいる
そして駅からのシャトルバスで移動し、そして学園艦の停泊する港に到着した
改めて化け物的なサイズに唾を飲み込んだ。プラウダ学園艦、今日から衛一が生活する場所、ゲートで身分証を見せて甲板(街)にでる。
「うっわ、これ本当に艦上なのかよ」
人が行き交い、建物が立ち並ぶ光景を見て思わず呟く。
取り敢えず衛一は自分が住む予定の寮に向かう。
途中、何人か痴漢をしてる奴を締め上げている人を見て、その締め上げている人の方に見覚えが有るのだが気にも止めず寮に行く。
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~男子寮~
「取り敢えず来たわ良いものの、誰もいねえな」
寮の中に入るが人気が無い。と次の瞬間!
「何か要かい?あんた。」
「うおっと。失礼しました。えっとここに入寮する者です。誰も居なくて困ってたものでして」
「何だ、なら話が早い。私は寮母をしている谷岡 智香だよ。よろしく頼むね」
「今年入学の島田衛一です。よろしく」
と、寮母さんが若干驚いた顔をする
「なあ?あんたの事かい?今年入ってくる島田流の不思議な息子ってのは?」
「まあ、多分。でも何で?」
「あんた本人なのに知らないのかい....一から説明するとまずあんたは戦車道関係者からすれば何の前触れもなく出てきたんだ。それこそ島田千代があんたの妹を産んだ時は戦車道ではちょっとした話題になった物さ。だけどその二年後になるのか、とある記者が記事を書いた。居ない筈の子供が居ると。それがあんたなのかね」
「へー、でも真相は結構単純ですよ。それに母さんと顔見比べて俺は似てますか?」
谷岡寮母が携帯の画像と衛一を見比べる
「いや、似てないね。どう言うことだい?」
「大人なら分かってるでしょう?」
「ああ、だけど違ったら申し訳ないからなぁ。是非、本人から真相を聞きたい」
「はあ、そんなに聞いていて気持ちの良い話では無いですよ。」
前置きもそこそこに昔の事を覚えている限りで話した。自分は本当の親から捨てられたこと。そこで千代に拾われたこと。そして今までしてきたことを話した
「辛い人生だったんだね。あんたがそうなのを見ると千代に拾われて幸せだったんだね」
「ええ、基本自由奔放に生きてきました。その結果が今の俺、島田衛一です」
「そうかい......千代良い子を拾ったねボソッ」
その呟きは衛一には聞こえていなかった。だがその表情で何かしら隠してることに衛一は気付いた
「あと、あんたの部屋は205号室だ。あんまり騒ぐんじゃないよ」
「お!衛一、久しぶりだな」
その声の主は最中和郷地、衛一の先輩だ。
「え?郷地先輩!?何故ここに」
「いや...俺はプラウダの生徒だぞ」
「そうだったんですか!」
「後、千代さんから『衛一のことよろしく頼むわ~』って云われてるからな」
「いつの間に連絡を取っていやがった」
「二人は知り合いかい?」
「こいつは中学の後輩だ」
「郷地さんもプラウダ進学してたんですね。てっきり黒森峰辺りかと」
「あんな堅い学校、行きたかねぇよ」
なんやかんやで、プラウダに馴染めそうな雰囲気、次回はプラウダのお二人さんが登場予定です