切り裂きジャックのヒーローアカデミア   作:ほーりーさん

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ギル祭回っていたら遅くなってしまいました!申し訳ありません!
まあ正直私は85箱で石が無くなってしまいましたが…
それはそうと、今回からようやく霧華ちゃんの雄英生活が始まります!
それでは楽しんでください。


五話 個性把握テスト前編

合格通知が届いてから数週間が経った。私は今日から雄英高校へと通うことになる。

しかし間違えてはいけない。私が雄英に通うのはあくまで任務のためだ。オールマイトの抹殺、これを忘れてはいけない。

そんなことを考えているうちに、準備が終わる。雄英までは教会の最寄りの駅から大体一時間ほど、それにその最寄りの駅まで行くのに大体30分ほどかかってしまう。教会から駅までの道にバスはないので早く行かなければならない。

私は朝食を取りに食堂へ行くと、シスターが私の分の朝食を作っておいてくれていた。

私は机に置かれたパンと目玉焼き、ウィンナーを食べながら、これから起きる子供たちの朝食を作るシスターと軽い雑談をして学校へと向かった。

 

 

電車に揺られて一時間と少し、私は数ヶ月ぶりに雄英高校の前へと来た。

前回来た時とあまり変化もなく、ふたたび監視カメラの位置を目視で確認するがこちらも特に変化ない。

私はそのまま教室へと向かった。教室のドアはやけに大きく、異形型の個性の生徒も入りやすいように作っているのだろうと推測できる。

ドアを抜けると、大体半分くらいの席がもう埋まっていて近くの生徒同士で雑談したりしている。私は教卓の上に書いてある席順を見てから自分の席に座る。私は出席番号6番だったので廊下側から二列目の一番前だ。

席に座ると私は鞄からスマホを取り出して適当なネットニュースを見て時間を潰していた。

 

余談だがネットニュースのトップには、昨晩切り裂きジャックによって殺害された指名手配中の女性についての記事であった。

 

 

しばらくすると教室の入り口が騒がしくなり、担任を名乗る相澤という人が教室に入ってきた。

「早速だが、体操服を着てグラウンドに出ろ」

そう言うとさっきまで先生の入っていた寝袋から取り出した体操服を生徒に渡した。体操服はほんのり暖かかった。

 

体操服を渡された私を含めた女子一同は、相澤先生に連れられて女子更衣室へとやってきた。中に入って私はすぐに着替え始めると、後ろから私へと話しかけてくる女子がいた。

 

「あー!あなたは入試の時にモジャモジャ君助けていた…」

 

そこまで言われて私は反射的に後方に跳び彼女と距離を離した。しかし、飛んだところで一斉に他の女子に凝視される。

反射的に動いてしまったために気づくのが遅くなったが、この時私は制服を脱ぎかけの下着姿の状態で動いてたようだった。

私は顔を赤くして、その場で急いで着替えて更衣室を後にした。

 

グラウンドへ着くと、まだ私以外の生徒は来ていなかった。

 

「お、朧はもう来たか。ここまで早いとは、なかなか合理的だな」

「合理的といいますか、私がただ逃げただけといいますか…」

 

そう言うと、相澤先生はなにか思い出した顔をする。

 

「そういえばお前は書類に女性恐怖症って書いてあったな、気が利かなくてすまん。でも、ヒーローになるためにはちゃんと克服しろよ」

 

「は、はい!」

 

そんなことを話していると、他の生徒もやってきた。

全員が揃ったら、改めて相澤先生からの説明が始まった。

 

今から行うのは「個性把握テスト」。中学時代にやっていた体力測定、それの個性あり版だ。デモンストレーションとして入試一位だったという爆豪という生徒に個性ありでソフトボール投げをやらせた。

(あれ?あの人って入試の前に見たヴィラン君じゃん)

そう思っていると彼は思いっきり振りかぶる。

 

「死ねぇっ‼︎‼︎‼︎」

そう叫びながらボールを爆風の勢いで遠くに飛ばす。

みんなの心が(死ね?)となっている中私は(死ねって、やっぱりヴィランじゃん)と思っていた。

そして飛んでいった結果、705.2mだった。

 

それでデモンストレーションは終わって個性把握テストが始まると思っていたのだが、結果から言うと最下位の見込みのない生徒は除籍処分されることになった。

となったのも、先ほどのヴィラン君(爆豪)の結果を見て「面白そう」と言った生徒がいた。

それが相澤先生の逆鱗に触れてしまったのか、そのような条件をつけられてしまった。

 

まぁ、あくまで「見込みのない」と判断されたら除籍されるのだろう。ならば私は、全力でやるだけの話だ。

 

「自然災害、大事故、身勝手なヴィラン達、いつ何処から来るか分からない厄災、日本は理不尽にまみれているそういう理不尽を覆していくのがヒーロー。

放課後マックで談笑したかったならお生憎様。これから三年間、雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。

 

“Plus Ultra”さ、全力で乗り越えてこい」

 

 

“Plus Ultra”ね。じゃあ、乗り越えさせてもらうよ。




身勝手なヴィランって、霧華ちゃんのことなんですよね。
あとネットニュースに書かれていたヴィランの女性は小学生くらいの年の男の子を襲って殺害しているという変態でした。これは切り裂きジャックに殺されちゃいますわ。

さて、次回から個性把握テストスタートです。
ちなみに相澤先生の配慮で、霧華ちゃんは男子生徒とペアで測定します。さすが相澤先生。
あとこんな深夜に投稿してすみません。
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