IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

10 / 86
九話 クラス代表決定戦 一夏VS亜久斗

一夏とオルコット、そして俺とオルコットの試合も終わり後は俺と一夏の試合を残すのみとなった。ピットへと帰還した俺に一夏たちは驚き織斑先生には激励?の言葉を頂いた。

 

「夜霧、織斑との試合は十分後だ。体を軽く休ませておけ」

 

俺がスポーツドリンクを飲んでいたら織斑先生にそう言われた。

 

「わかりました。まあ、そこまでシールドエネルギーも減ってないし、問題はないな」

 

俺とオルコットの試合で削られたシールドエネルギーは最大値の1/5にも満たない。このまま少し休めば一夏との試合も可能だった。

 

俺は飲みかけのスポーツドリンクの蓋を閉めて置き、ピットを後にした。

 

「じゃあな一夏、試合楽しみにしているぞ。今度は武器の特性を忘れるなよ」

 

「わかってるって!」

 

 

さてどうしようか。一夏のシールドエネルギーは恐らく俺の試合中に回復していると思うからもうすぐアリーナに来るだろう。一夏のIS『白式』は武器が近接ブレード一本というある意味での欠陥機なのだがその機体の性能は割りといい。特効タイプのISだろう。

 

なら俺にはいくらでも対策はできる。だがISの操縦がたった二回の初心者に万全な対策をした状態で戦って楽しいと思うか?答えは否だ。相手が初心者で武器も多用するわけでもなく攻撃パターンも限られている。普通なら楽しめる筈もないだろう。

なので俺は今回だけこの試合において少しだけ制限をかけることにする。

 

今このアリーナで俺はISを展開した状態で浮遊して一夏を待っている。腰にオーズドライバーを填めた状態で。

 

「……来たか」

 

「ああ悪い、少し待たせちまったか?」

 

「いや、特に気にしてはいない」

 

一夏がピット・ゲートからISを展開して姿を現す。

 

「清々しい程の「白」だな」

 

白式は俺がピットで見た時とは違い純白なカラーとなっていた。一次移行した証とも言えるだろう。

 

「なあ一夏」

 

「なんだよ?」

 

「俺は手を抜かないからな」

 

「?ああ、当たり前だろ」

 

 

「……わかった。変身!」

 

タカ!トラ!バッタ! タットッバ!タトバタットッバ!

 

俺は仮面ライダーOOO、オーズに変身した。

 

「なっ!他にも変身するのか!?」

 

一夏驚きを隠せないでいる。

 

「ああ、さっき変身したのは電王。こいつは…仮面ライダー、オーズだ!さあ、いくぞ一夏!」

 

「おう!」

 

『試合開始』

 

「「うおおおおお!」」

 

一夏が雪片ニ型を、俺がメダジャリバーを持ち、相手を切りつける。

 

「さすがだな、亜久斗!」

 

「お前もやるじゃねえか、一夏!」

 

剣と剣が重なりあう力の押し合い。やっぱ最高におもしれぇ!

 

「おらぁ!」

 

俺は力いっぱいメダジャリバーで一夏を吹き飛ばす。

 

「コンボチェンジ!ラトラータコンボ!」

 

オーズドライバーのメダルを入れ換え、ラトラータコンボに変身する。

 

ライオン!トラ!チーター!ラタラター!ラトラータ!

 

「フォームチエンジってやつか!」

 

「ああ、だが変わったのは見た目だけじゃねえぜ!」

 

「ぐっ!」

 

チーターレッグの速さを使用して一夏にタックルを決める。

 

「だが、ただじゃ喰らわねえぜ!」

 

吹き飛ばされながらも雪片ニ型で切りつけつけてくる一夏、俺はそれを避けられず喰らってしまう。

 

「ちぃ!やるな!だったら…喰らえ!」

 

俺は一夏にたてがみの部分からから強力な光、ライオネルフラッシャーを放ち眼を眩ませる。

 

「がっ!め、目がっ!」

 

目が一時的に見えなくなる一夏、ライオネルフラッシャーはISのハイパーセンサーさえも混乱させる!

 

「おらおらおらおらおらおらおらおらおらおらぁ!」

 

「ぐあっ!」

 

隙ができた一夏に組み付いて、リボルスピンキックで素早い連続蹴りを繰りだし、一夏は地面に叩きつけれる。

...今のうちに!

 

「コンボチェンジ!ガタキリバコンボ!」

 

ガータガタガタキリッバ!ガタキリバ!

 

「スキャニングチャージ!」

 

上へ高くジャンプし、5体の俺の分身体・ブレンチシェイドを作りだす。

 

「な!ふ、増えただと!?」

 

「そのとおり!しかも全部本物だぜ!喰らえ!」

 

一斉に一夏にライダーキックを繰り出す。

 

「くっ、うおおおおおおおおおぉぉ!!」

 

「「「「「な!?」」」」」

 

一夏は分身の間をすり抜け切りつけてきた。……って普通そんなことできねえぞ!?

 

「ぐあっ!」

 

「はあっ、はあっ、…どうだ!…亜久

斗!」

 

「はあ、はあ、やるじゃねえか。もう全然シールドエネルギー残ってねぇよ」

 

「俺もさ、だから…これで決める!」

 

ワンオフ、アビリティー零式白夜発動

 

「こっちだって!」

 

スキャニングチャージ!

 

「「いくぜ!」」

 

「オーズバッシュ!」

 

「零式白夜!」

 

「「うおおおおおおお!!」」

 

お互いの一撃が決まる。一夏の雪片が俺の左肩を、俺のメダジャリバーが一夏の右脇を切りつけ………

 

『試合終了 引き分け』

 

お互いのシールドエネルギーが、0になった。

 

 

「楽しかったぜ…一夏」

 

「こっちこそ…亜久斗」

 

俺たちは互いに向き合い、握手を交わす。こうして、クラス代表決定戦が終了した。




クラス代表決定戦、終了しました。グダグタっぽいかもしれませんが戦闘シーンは書いていて楽しいです。
次はクラス代表対抗戦です。お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。