メインヒロインに選ばれたのは楯無、簪、ラウラ、シャルロット、千冬です。うまく組み込ませたらいいなと思います。
それでは本編スタート!
「おはよう一夏」
「ああ、おはよう亜久斗。お前ってあんなにダンス上手かったんだな」
「ダンス?」
俺が教室に入って一夏に挨拶をすると変なことをいわれた。
「ほら、昨日メインストリートでブレイクダンスをしてたじゃないか。すごく上手かったぜ」
ブレイクダンス………………。思い当たる人物が一人だけいる。
(なあリュウタロス)
R(ん?なに?)※心の中でのイマジンとの会話には記号がつきます。
(昨日まさかお前俺がきを失った間に憑依したのか?)
R(うん。とても楽しかったんだ~)
(…………次からは俺にいってからにしてくれ)
R(オッケー)
はぁ…これから大丈夫かよ、なんとかしなくちゃいけないよなぁ。
そんな中、女子の会話が聞こえてくる。
「やっぱりハヅキ社製のがいいなぁ」
「え?そう?ハヅキのってデザインだけって感じしない?」
「そのデザインがいいの!」
「私は性能的に見てミューレイのがいいかなぁ。特にスムーズモデル」
「あー、あれねー。モノはいいけど高いじゃん」
この前の落ち込みはどこえやら。クラス対抗戦が中止になったとき、クラスのほとんどが落ち込んでいた。まあデザートが食べ放題のフリーパスが無くなったからってのはよくわかるがな。
「織斑君や夜霧君のISスーツってどこのやつなの?見たことない型だけど」
「あー。特注品だって。男のスーツがないからどっかのラボが作ったらしいよ。えーと、元はイングリッド社のストレートアームモデルって聞いてる。亜久斗は?」
「俺もお前と一緒の特注品だ。ただ作ったのは俺の父さんと母さんだけど」
「でもISスーツなしでも動かせるのにな。反応速度が鈍るらしいけど、なんでISスーツを着ると良くなるんだっけ?」
「ISスーツは肌表面の微弱な電位差を検知することによって、操縦者の動きをダイレクトに各部位へと伝達、ISはそこで必要な動きを行います。また、このスーツは耐久性にも優れ、一般的な小口径拳銃の銃弾程度なら完全に受け止めることができます。あ、衝撃は消えませんのであしからず」
一夏の言葉と同時に山田先生がすらすらと説明しながら山田先生が現れた。
「山ちゃん詳しい!」
「これでも先生ですから。………って、や、山ちゃん?」
「山ぴー見直した!」
「今日が皆さんのスーツ申し込み開始日ですからね。ちゃんと予習してきてあるんです。えへん。………って山ぴー?」
入学から大体二ヶ月。山田先生には8つくらいの愛称がついていた。
U(ねえ亜久斗)
(ん?どうしたウラタロス)
U(あの先生大丈夫かな?ちょっと釣って見たいんだけど)
(教師にナンパするのはやめてくれ!)
「と、とにかくですね。ちゃんと先生とつけてください。わかりましたか?わかりましたね?」
ウラタロスとしゃべっていたら会話は終了していた。というかみんな返事だけだな、これからも山田先生のあだ名は増え続けるんだろう。
「諸君、おはよう」
「お、おはようございます!」
織斑先生が登場した瞬間、教室のざわめきが一切消え、全員席に座る。
本当にすごいな。これがカリスマ性というものなんだろう。
「今日からは本格的な実戦訓練を開始する。訓練機ではあるがISを使用しての授業になるので各人気を引き締めるように。各人のISスーツが届くまでは学校指定のものを使うので忘れないようにしろ。忘れたものは代わりに学校指定の水着で訓練を受けてもらう。それもないものは、まあ下着で構わんだろう」
いやだめだろ。前までは良かったかもしれないけど今は男が二人もいるんだぞ。
「では山田先生、ホームルームを」
「は、はいっ」
R(ねえねえ亜久斗)
(なんだよリュウタロス)
R(廊下の方に誰かいるみたい)
(そうか、教えてくれてありがとうな)
R(へっへーそれほどでも)
「ええとですね、今日はなんと転校生を紹介します!しかも二人です!」
「え………」
あ、やばい。
「「「「「ええええええええっ!?」」」」」
いきなりの転校生紹介にクラス中がいっきにざわつく。というかソニックブームが発生した。まあ俺は耳塞いだから平気だが。
ならさっきリュウタロスが言っていた廊下にいる二人ってのは転校生だったのか。
「失礼します」
「……………」
転校生が入ってきた。ん?あいつは………
「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不馴れなことも多いかと思いますが、皆さんよろしくお願いします」
「お、男………?」
「はい。こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入を…………!」
デュノアが俺を見て少し驚いた表情をする。
「きゃ………」
「はい?」
あ、またくる
「「「きゃああああああーーーー!」」」
三人目の男の出現により女子たちが歓喜の声をあげる。
「男子!二人目の男子!」
「しかもまたうちのクラス!」
「美形!守ってあげたくなる系の!」
「織斑君や夜霧君もいいけどこっちも最高!」
「地球に生まれてきて良かった~~~~!」
女子の声があがる中、俺はシャルル・デュノアの方をみていた。
金髪で中性的な顔立ち。そしてフランス出身でデュノアという姓、間違いない、あいつだ。
M(知り合いか?亜久斗?)
(ああ、昔ちょっとな。後でせつめいするさ)
M(おう、わかった)
「み、皆さんお静かに。まだ自己紹介が終ってませんから~!」
いったん考えるのをやめ、もう一人のほうを見る。銀髪の髪を腰近くまでおろしている。そして眼帯をつけて冷徹さを放っている。軍人という感じが似合うだろう。
「……挨拶をしろ、ラウラ」
「はい、教官」
「教官」すっげえ似合っている気がした。
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
「……………」
その他に何も言わないボーデヴィッヒ。これはあれだな、これ以上は何も言わなそうだな。
そう思いながらぼんやりと窓をみていた。
U(ごめん亜久斗!緊急自体だ。体かりるよ!)
(え?)
俺の意識はまた急にブラックアウトした。
<一夏side>
ラウラが亜久斗の方を向くと急に歩きだし近寄ったところで無駄のない動きで手を振り上げる。…たいして亜久斗は気がついておらず窓の外を向いたままだ。
ガシッ
誰もが亜久斗がやられると思っていたが亜久斗は逆にラウラの腕をつかんでいた。
「…いきなり何するのかな。ボーデヴィッヒさん」
「なっ!」
ラウラは驚きを隠せないでいる。
だがすぐに冷静に戻った。
「私は認めない。貴様があの人の弟であるなど認めるものか」
「僕の姉さんが何をしたかは知らないけど、いきなり殴ろうとするのはいけないんじゃない?仮にも君だってかわいい女の子なんだ、きれいな手が傷ついちゃうよ」
「なっ…!」
亜久斗の雰囲気がいつもと違う。この前の時もそうだったが別人に見える。
クラスの人達はポカーンとしていた。
「ふ、ふん。貴様の性で教官はな……」
「教官…?僕は織斑先生の弟じゃないよ。自己紹介させてもらうけど僕の名前は夜霧亜久斗。よろしくねボーデヴィッヒさん」
「………」
なんだ人違いだったのか。…ん?今度は俺の方に来た。
バシンッ!
俺はラウラに顔を叩かれた。
「何しやがる!」
「私は認めない。貴様が教官の弟であるなど絶対に…!」
ラウラは亜久斗にいった台詞をそのままいって空いている席に座った。あ、亜久斗の後ろだった。
「「「…………」」」
みんながラウラを、というか亜久斗のいる方を見る。それを見た亜久斗は
「ニコッ」
「「「/////」」」
スマイルというのを皆にむけていた。皆顔が赤いがどうしたんだろうか。
「……っは!あーゴホンゴホン!ではこれよりHRを終わる。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに集合。二組と合同でIS模擬戦闘を行う。解散!」
千冬姉がぱんぱんと手を叩いてみんな元に戻った。というか千冬姉も少しボーっとしていた。風邪でもはやってんのか?