IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

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こんな作者が書いている小説を100もの方が登録してくれているなんて感激です!これからも頑張ります!

それでは本編スタートです!


二十話 問題解決、とりあえず友達の安全は確保された

 

「おい夜霧。話しがある」

 

放課後、ボーデヴィッヒさんのことで悩んでいた俺を織斑先生が呼んだ。

 

「…なんですか?」

 

「お前の部屋割が変わった。広い部屋が用意してあるから織斑、デュノアと相部屋だ」

 

そうか、とうとう変わったのか。…更識さんにお礼をいっておこうか。

 

「それと夜霧」

 

「…なんですか?」

 

「ボーデヴィッヒのことで悩んででいるなら心配いらん。お前は自分があいつを傷つけたとでも思っているんだろうがそれは違う」

 

「どういうことですか?」

 

「あいつはドイツの軍人でな、昔私が教官を担当していたんだが私はあいつに戦闘の仕方しか教えていなかった。だからあいつは「強さ」を「力」だと勘違いして周りを見下している。…お前のやったことは正しいことだ、深く考えるな」

 

「…わかりました。ありがとうございます」

 

………そうだな、とりあえず謝りに行こう。話しはそれからだ。明日は授業にででくれると思うからその時に謝ろう。

 

 

 

 

1030号室

 

「じゃあ更識さん。今までありがとな、IS、がんばってくれ」

 

「………あの!」

 

俺が部屋から出ようとすると少し大きな更識さんの声に呼び止められた。

 

「………ISが完成したら、練習に…付き合ってもらっていい?」

 

「ああ、いいぞ。元は俺が手伝うって言ったことだしな。責任とって、最後まで手伝わせてもらう」

 

「……ありがとう」

 

「どういたしまして、じゃあまたな」

 

「………うん」

 

部屋を出て、新しい部屋に向かう。

 

 

新しい部屋は寮の端に作られていた。

 

「お、来たか亜久斗。ひどく落ち込でいたが大丈夫だったか?」

 

「ああ大丈夫だ、心配かけたな。…ところでデュノアは?」

 

「ああ、シャルルならまだだ。なんか先生に呼ばれているみたいだ」

 

「そうだったのか。………なあ一夏、デュノアが帰って来たら一度部屋から出てくれないか?知り合いとして少し話しがしたい」

 

「別にいいぜ………ってお前シャルルと知り合いだったのか?」

 

「ああ、ほら会社同士のパーティーで会ったことがあるんだ。その頃にちょっとな」

 

「わかった。じゃあ終わったら呼んでくれ、俺は……鈴の部屋にいってるから、それじゃ後で」

 

「あ、おい!………別に今からじゃなくて良かったんだがな」

 

 

数分後、デュノアが部屋に入ってきた。

 

「あれ?一夏は?」

 

「あいつには別の部屋に行ってもらっている。お前と話しがしたかったからな」

 

「う、うん………」

 

デュノアは俺が腰掛けている布団の前に座った。

 

「久しぶりだな、シャル」

 

「!……気付いてたんだね」

 

「当たりまえだ。あんな変装じゃあ俺の目は誤魔化せんぞ。………何でIS学園に来た?それも男装なんかして」

 

「やっぱり亜久斗には敵わないね。……僕はね、親の命令で来たんだ。織斑一夏と夜霧亜久斗のISのデータを盗んでこいっていうね……」

 

俺がシャルと出会ったのは一年半位前の時。デュノア社の開いたパーティーと言うなの資金集めに俺は父さん、姉さんと来ていた。その時は姉さんが父さんに付き添っていたから俺は退屈になっていた。そこで探検していたら少しこじんまりしていたシャルと知り合った。その日から少しの時間だけ遊ぶようになり仲良くなった。

だがその時にフランスに居られたのは3日だけ、そして最後の日、シャルはいろいろ話してくれた。自分が愛人の娘だということ、新しい母に邪魔者扱いされていること、いろんなことを打ち明けてくれた。泣きながら……………この話しはここまでにしておこう。

 

そんなことがあったから俺はシャルの家の事情は知っている。

 

「……でもこんなに簡単にばれちゃうなんて思ってもいなかったんだろうね。僕と亜久斗が友達だって知らなかったみたいだし」

 

「……なんかお前の親ホントに馬鹿だよな。IS学園の特記事項を知らずに送って来るなんてな」

 

「?」

 

シャルはわからないといった顔をしている。

 

「IS学園特記事項第ニ一、本学園における生徒はその在学中においてありとあらゆる国家・組織・団体に帰属しない。本人の同意がない場合、それらの外的介入は原則として許可されないものとする。この特記事項がある限りシャルの身柄は卒業まで安全の様なもの、お前に帰る気がいないならここにいてもいいんだよ」

 

「…本当に?」

 

「ああ、良かったな。ただししばらくはそのまま正体隠してた方がいいと思う。いくらなんでも早すぎると疑われそとだしな」

 

「うんありがとう亜久斗。やっぱり亜久斗は優しいよ」

 

「……そうか?」

 

「うん。ほら、亜久斗が帰っちゃう日に僕、泣いちゃったでしょ、その時も亜久斗は必死で慰めてくれたじゃん」

 

あの話しは正直しないで欲しい。めっちゃ恥ずかしいから。

 

「さ、さて!話しも終わったし一夏を呼んで早く寝ようかな!」

 

「そ、そうだね!」

 

その後一夏を呼んで三人で改めて自己紹介をした後寝た。シャルが上機嫌だったことにも一夏は気付かなかったことは誰にも言わないでおこう。

 

 

 

 

 

<シャルロットside>

 

ふふっ♪やっぱり亜久斗は変わってなかったなぁ。それに一段とかっこよくなってたし、これからはもっと一緒にいられるのがとても嬉しいな♪

 

 

 

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