カスタムツーのにがどうやって変換させたらいいのかわからず、数字を使っています。書き方を知っている方は教えてください。
シャルとボーデヴィッヒさんが転校してきて五日たった。土曜日はIS学園は午後は完全に自由時間になっていてアリーナも全開放の状態なので多くの生徒が実習に使う。なので俺たちイツメン+シャルでISに関するレクチャーを一夏にしていた。
「ええとね、一夏がオルコットさんや凰さんに勝てないのは、単純に射撃武器の特性を把握していないからだよ」
「そ、そうなのか?亜久斗から教えて貰ってるから一応わかっているつもりなんだが…………」
「それは多分理論上の知識しか知らないから実戦であまり活かされていないのかもしれないな」
余談だが四日前にボーデヴィッヒさんに謝りにいったら何か無視されてしまった。……そこまで酷いことをいったか?俺?。
「確かにそうかもね。さっき僕と戦ったときもほとんど間合いを詰めれなかったよね」
「うっ……、確かに。瞬時加速«イグニッション・ブースト»も読まれてたしな……」
「一夏のISは近接格闘オンリーだから、より深く射撃武器の特性を把握しないと勝てないよ。特に一夏の瞬時加速は直線的だから反応できなくても軌道予測で攻撃できちゃうからね」
「直線的か……うーん」
「だが瞬時加速中は無理に軌道を変えない方がいい、空気抵抗とか圧力の関係で機体に負荷がかかると最悪の場合骨折してしまうからな、それに一夏は瞬時加速の使いどころが下手過ぎる。隠し玉や秘密兵器としていざという時以外はあまり使わない方がいい」
「………なるほど」
「ふん。私のアドバイスをちゃんと聞かないからだ」
「あんなに分かりやすく教えてやったのに、なによ」
「私の理路整然とした説明の何が不安だというのかしら」
一夏の後ろで(自称)コーチがぶつくさいってるよまったく、箒は効果音で説明するし鈴は感覚がどうとかで全然分かりやすくない、逆にセシリアのほうは詳しすぎて一夏は全然理解できていないから俺とシャルが教えているというのに…….。
「一夏の『白式』って後付武装«イコライザ»がないんだよね?」
「ああ。何回か調べてもらったんだけど、拡張領域«パスロット»ガ空いてないらしい。だから両子変換<インストールは無理だって言われた」
「たぶんワンオフ・アビリティーの方に容量を使っているからだと思う」
「ワンオフ・アビリティーっていうと…………ああ、零落白夜のことか?」
「そうだ、普通は第二形態から使えるんだがお前の白式は第一形態で使える。しかもその能力が織斑先生が使っていたISと同じときた、無理矢理使えるようにしたから他の物が入らなくなったんだと思う」
「姉弟だからとかそんなもんじゃないのか?…っていうか亜久斗だってワンオフ・アビリティー使えるだろ?」
「俺のはワンオフ・アビリティーではなく個々の武装、武器が持つ能力だから違うな。まあそのことは置いておこうぜ、俺ちょっとトイレいってくるな」
「わかったよ、じゃあ一夏、射撃武器の練習をして置こうか」
<一夏side>
亜久斗がトイレにいってから俺はシャルルから射撃武器を貸して貰い、練習していた。
「そういえば、シャルルのISってリヴァイヴなんだよな?」
「うん、そうだよ。………あ、腕が離れてきているから、ちゃんと一回ごとに脇を締めて」
「お、おう。………こうか?」
「オーケーだよ。あと、なるべく重心を移動させて視線の延長線上に置いた方がいいね。首を傾けて撃つと、とっさに反応できないよ」
「で、そのISなんだけど、山田先生が操縦していたのとたいぶ違うように見えるんだが本当に同じ機体なのか?」
「ああ、僕のは専用機だからかなりいじってあるよ。正式にはこの子の名前は『ラファール・リヴァイヴ・カスタム2』。基本装備をいくつか外して、その上で拡張領域を倍にしてある」
「倍!?そりゃまたすごいな……。ちょっと分けて欲しいくらいだ」
「あはは。あげられたらいいんだけどね。そんなカスタム機だから今両子変換してある装備だけでも20はあるよ」
「そんなにあるのか……なんか亜久斗のISみたいだな」
「亜久斗のIS?」
「ああ、あいつのは今まで戦うごとに別の姿になるんだ、おまけに戦い方も違うし対応しにくいから強いんだよ」
「でも一夏はその亜久斗に引き分けだったんでしょ?」
「あのときは純粋に楽しむためにやってたからな、本気でやったら勝てる自信がない」
「あはは」
「ねえ、ちょっとアレ……」
「ウソっ、ドイツの第三世代型だ」
「まだ本国のトライアル段階だって聞いてたけど……」
急にアリーナ内がざわつきはじめて、俺は射撃をやめ、注目の的に視線を移した。
「……………」
そこにいたのはもう一人の転校生、ラウラ・ボーデヴィッヒだった。
転校初日以来、クラスの誰ともつるもうとしない、そそれどころか会話さえしない孤高の女子。亜久斗と何か言い争った日から亜久斗のことを避けている様にみえる。……まあ俺も話しかけてはいないけど……
「おい」
「……なんだよ」
正直いうとこいつと話すのは気が進まない、だって会った時にされたのが平手打ちだ、そんなことをしてきた人と話したいと思うやつはそうそういないだろう。
「あいつはいないのか…………まあいい、貴様も専用機持ちのようだな。ならば話しが早い。私と戦え」
前半の方は聞こえなかったが、何を言っているのか、コイツは。戦闘狂なのか?
「イヤだ。理由がねえよ」
「貴様にはなくても私にはある」
……………
「貴様がいなければ教官が大会ニ連覇の偉業をなしえただろうことは容易に想像できる。だから、私は貴様を…貴様の存在を認めない」
コイツは二年前『モンド・グロッソ』の決勝戦のことを言っているのだろう。確かに俺が誘拐なんかされなければ千冬姉は決勝戦を辞退することは無かっただろう。だから千冬姉の経歴に傷を付けた俺が憎いんだろう、だけどそんなことは戦う理由にはならない。少なくとも、俺はやるきがない。
「また今度にしてくれ」
「ふん。ならば……戦わざるを得ないようにしてやる!」
言うが早いか、ラウラはその漆黒のISを戦闘状態へとシフトさせる。刹那、左肩に装備された大型の実弾砲が日を噴いた。だが…
crock over
「!」
一瞬の間に実弾は弾かれており、そこには銃を構えたカブトムシのような物体がいた。………多分亜久斗だろう。変身する前を見ていないと誰だかわかりづらい。
「何者だ、貴様………」
「逆に聞こうか、何をしているんだ?ボーデヴィッヒさん」
「!その声、亜久斗か、ならちょうどいい、貴様も私と戦え」
おいおい、亜久斗にも戦いを吹っ掛けるのかよ。
「別にその事に関しては構わない、ただ今ここで起きていることよりも君に言っておきたいことがある」
「この前は君のことも考えないであんなことを言ってしまって悪かった。許してくれ」
そういって頭を下げる亜久斗。………なぜだろう、謝っているということは分かるが全身装甲のカブトムシに身を包んでいるため誠意がまったく伝わっていない気がする。
「…………ふ、ふん。私に勝てたら許してやろうじゃないか」
「本当か!?」
亜久斗は銃を向けたままラウラに近づく、おいおいそんなことしたら
『そこの生徒!何をやっている!学年とクラス、出席番号を言え!』
ああ、やっぱり……。
アリーナにスピーカーからの声が響く。騒ぎを聞きつけてやってきた担当の教師だろう。
「……今日は引こう」
「ああ!約束忘れないでくれよ!」
………なんか、やってきた嵐が中途半端に消えた。そんな感覚に周りは陥った。