IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

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はい、どうもー最近タイトルが思いつきにくくなってきている滝温泉です。

いやぁ織斑先生や楯無会長をどうやってヒロインに入れようかまったく分かりません。日常編なら思いつくんですけどねー。
まあそんなことはさておき、本編スタート!


二十四話 天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ!悪を倒せと(ry)※このタイトルは本編に一切関係ありません。

 

 

「別に助けてくれなくてよかったのに」

 

「あのまま続けていれば勝っていましたわ」

 

あれから一時間、そして場所は保健室。ベットには打撲の治療を受けて包帯を巻かれた鈴とセシリアがいてむすっとしている。うん、一夏にぼろ負けしたところを見られて恥ずかしいのはわかるけどもう少し素直になろうか。こういうのをツンデレっていうんだろうねぇ。

 

「お前らなぁ、素直に礼をいったらどうだ。……でもまあ、怪我がたいしたことなくて安心したぜ」

 

ごもっともだ。

 

「でも、二人だって悪いんだぞ?ボーデヴィッヒさんも悪いけど二人から仕掛けた戦いだろ、ちゃんと後で謝っておけよ」

 

「あんたはあたしの親かっ!」

 

おおう、ナイスつっこみ。

 

「ま、先生も落ち着いたら帰っていいって言ってるし、しばらくやすんだら………ん?」

 

途中、廊下からドドドドドドドッ!と地鳴りが響いてくる。しかもそれは徐々にに近づいてきている。

 

「?何の音だ……」

 

直後、ドカーン!という効果音とともに保健室のドアが吹っ飛んだ。そして数十名の女子たちが雪崩込んできた、そして俺たちを見つけるなり一斉にとりかこんできて手を伸ばしてきた。しかもシンクロしている。織斑先生のときぐらいびびった、マジで。

 

「織斑君!」

 

「夜霧君!」

 

「デュノア君!」

 

「「「「「これ!」」」」」

 

女子生徒一同が学園内の緊急告知文が書かれた申込書を取り出した。

 

「?えーと何々……『今月開催する学年別トーナメントでは、より実践的な模擬戦闘を行うため、二人組での参加を必須とする。なお、ペアが出来なかった者は抽選により選ばれた生徒同士で組むものとする。』………つまり?」

 

「私と組もう、織斑君!」

 

「私と組もうよ!夜霧君!」

 

「私と組んで!デュノア君」

 

「「「「「お願いします!」」」」」

 

全員が俺たちに向かって手を伸ばしてくる。とりあえずペアはまだ決められないからな、ここは断って後からきめよう、うん、そうしよう。

 

「皆、おr「悪いな。俺はシャルと組むから、諦めてくれ!」」

 

な、なん……だと……っ!

俺の声に被せて一夏が皆に聞こえるようにいいはなつ。

その手があった!確かにシャルは女の子で他の人にそれがバレる訳にはいかないから俺らの中からしかペアにはだせない。他のみんなから見れば男同士だから気軽に組めるペアと認識される!

 

「じ、じゃあ!」

 

「夜霧君!」

 

そして一夏たちの方を向いていた女子たちがこちらを向く。恐らく、一夏がだめだったので俺に標的を切り替えたのだろう。くそっ一夏め!こうなったら俺もその場凌ぎをするしかない。

 

「ご、ごめんな。俺はボーデヴィッヒさんと組からさ、ほ、ほら、どうせならクラス全員で楽しく過ごしたいじゃん?だからボーデヴィッヒさんに打ち解けてもらうために組もうと思ってね!」

 

か、かなり苦しいぞこれ、というか皆納得してくれるだろうか?いや納得してくれ、納得してほしい!三段活用!

 

「まあ、そういうことなら……」

 

「他の女子と組まれるよりはいいし……」

 

「ボーデヴィッヒさんならきっと大丈夫よね……」

 

おお!どうやら納得してくれた見たいだ。ありがとう三段活用!君のことは30秒は忘れないよ!

そして女子たちは各々が仕方ないか、などと口にしながら、一人また一人と保健室を去っていった。

 

「ふう……」

 

ふう……じゃねえよ一夏、こっちのセリフだよまったく。

 

「あ、あの、一夏…「一夏(さん)!」うう……」

 

「あ、あたしと組みなさいよ!幼馴染みでしょうが!」

 

「いえ、クラスメイトとしてここはわたくしと!」

 

ワォ、まるで一夏を締め上げかねない勢いで二人がつめよる、怪我人なのに。浸透滅却すれば火もまた涼しとはよくいったものである。というかしゃべれなかったシャルが可愛そうだ。

 

「ダメですよ」

 

もう驚かない、驚かないぞ。こちとら8tのパンチを止める人や女子数十人のシンクロを見たんだ、急に現れたくらいじゃ驚かないぞ。

後ろから山田先生が登場し急に現れたので皆目をぱちくりとさせ驚いていた。

 

「おふたりのISの状態をさっき確認しましたけど、ダメージレベルがCを越えています。当分は修復に専念しないと、後々重大な欠陥を生じさせますよ。ISを休ませる意味でも、トーナメント参加は許可できません」

 

「うっ、ぐっ……!わ、わかりました……」

 

「不本意ですが……非常に非常にっ!不本意ですが!トーナメント参加は辞退いたしますわ………」

 

苦い顔をして山田先生の言葉を素直に聞き入れる鈴とセシリア。

 

「しっかし……なんでボーデヴィッヒさんとバトルするなんてことになったんだ?」

 

「え、いや、それは……」

 

「ま、まあ、なんと言いますか……乙女のプライドを侮辱されたから、ですわね」

 

「?へぇ、あ、そうだ!今週末、皆俺の家に遊びに来ない?鈴やセシリアも気分転換にさ、どう?」

 

「マジで?いくいく!一度亜久斗の家って行って見たかったんだよな」

 

「僕も行きたいな、亜久斗の家って行ったことないし」

 

一夏が行くということに反応する鈴とセシリア。

 

「ま、まあしょうがないわね、そこまで来てほしいっていうんなら行ってあげるわよ」

 

「そ、そうですわね。亜久斗さんの会社と言うものにも興味がありますし……」

 

理由はともあれ、全員来てくれるそうだ。

 

「うん、じゃあ一夏、ちゃんと箒も誘っといてよ。仲間はずれとか可愛そうだからな」

 

「わかったよ。でもあいつ剣道忙しいだろうし、来るかなあ?」

 

来るよ。お前がいる限り、高確率で。

 

「じゃあ俺は先に戻るからな。反省文書かないといけないだろうし」

 

「おう、また後でな」

 

 

こうして俺は保健室を後にした。

 

 

その夜、元ルームメイトとしてお世話になった簪やボーデヴィッヒさんも誘った。いやぁ皆、俺の家に来たらどういう反応するか楽しみだなぁ。まあ、とにかく

 

「…あ、メグ姉?今週のさ……………」

 

許可をとって置かないとね。






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