IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

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こんにちは、滝温泉こと、いずみです。
今回で夜霧家のくだりは最後となります。ここまで付き合ってくださり、ありがとうございます。次回から再び原作へ戻りますので暖かい目で見送ってください。尚、今回は前回から話が飛びまくっております、ごめんなさい。。

それでは本編スタート!


三十話 夜霧家亜久斗のラボ見学ツアーその6

そんなこんなで夕方となり、メグ姉の車に乗せてもらい俺たちはIS学園へ帰って来ていた。

 

「にしても、すごかったな、亜久斗の家」

 

「広いっていうよりも広すぎだったもんね」

 

「面白いものがたくさんあったわね」

 

「ああ、持って帰りたかったぐらいに…」

 

「それは駄目だって…」

 

「亜久斗に顔がそっくりの四つ子がいたなんてね、びっくりしたよ」

 

「似すぎだな」

 

「自分でもそう思う(俺に憑依した姿だからだけど)……そういえば学年別トーナメントまで後一週間くらいだったな」

 

「うむ、織斑一夏」

 

「なんだ?」

 

「私はお前に負けるつもりはない。全力でねじ伏せてやる」

 

「おう!俺も負けるつもりはないからな、そっちも俺と当たるまで負けんなよ」

 

「ふ、安心しろ。お前を倒すまでは絶対に他のやつには負けん」

 

「あ~いいところで申し訳ないんだけど…」

 

「もう寮に着いたよ」

 

話してる間にもうIS学園の寮に着いてしまった。

 

「ではわたくしはここで失礼しますわ、皆さん、また明日」

 

「一夏、また明日ね」

 

「おお、じゃあまたな」

 

セシリアたちとは部屋が反対なのでここで別れた。

 

「じゃあ、私も…」

 

「うん、じゃあまた明日な、簪」

 

「夜霧、まだ私はお前を認めた訳じゃない、織斑一夏の次はお前だからな」

 

「わかってるって、ラウラもまた明日な」

 

簪、ラウラも自分の部屋に戻って行った。

 

「じゃあ俺たちも戻ろうか」

 

「そうだね」

 

「早く行こう、それと一夏、シャルが女だってこと忘れんなよ、またラッキースケベなんてこと、起こされたらかなわん」

 

「なんだよラッキースケベって、俺はそんなことした覚えは無いぞ」

 

どの口がいうんだか…入学初日に箒の裸を見て、ついこの前シャルの裸を見たやつのセリフじゃないな。

 

「ま、まあまあ。それより早く入ろうよ」

 

「「そうだな」」

 

 

亜久斗は気がつかなかった。自分の携帯を落としたことに、そしてこれが後々のことに影響することを…。

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、ウルルン島所属夜霧グループ子会社『RIDE』に移る。

 

ここは夜霧恵、夜霧亜久斗が扱っている会社であり、『RIDE』は表向きは二輪車、四輪車などの機械を造り販売を行う。だが裏では政府や国へ改造車や微兵器を売る会社でもある。主には暗殺、射殺などから守るためのパワードスーツ、ISの絶対防御を取り付けた乗用車を造るなどの科学力を秘めている。だが、それゆえ他国やテロから「技術力を奪うため」に狙われ安い。

 

現在夜霧恵は会議室で三人の部下とアメリカの企業からの使者と共にいる。相手は男性がほとんどで対し女は二人のみ、それ以外ばSPのように鍛えられた体つきをしている。

 

「それで、御用件は何でしょう?」

 

恵からの質問に相手は笑顔を崩さずに答える。

 

「はい、私たちは『RIDE』にその素晴らしい技術の提供していただきたいのです」

 

「……理由を伺ってもよろしいでしょうか?」

 

「夜霧グループの技術力は世界各国の会社、企業の中でも優れておりますゆえ我が国にもその力を貸していただきたいのです。しかしそれには夜霧グループ本社では駄目なのです」

 

「確かに夜霧グループの本社の技術力も素晴らしい、だがそれはISに関してのものが多すぎる。それでは、女尊男卑の影響が強くなり国は駄目になってしまいます」

 

「だから『RIDE』に目をつけた…と」

 

「そうです!『RIDE』は技術力で世界にも勝るものを持っています。その技術力を活かし、全人類が元の暮らしを取り戻すために、力を貸していただきたい」

 

「…「全人類に平等に」「女尊男卑からの解放」そういってきた企業は幾つも見てきたわ。でも、そんなことが出来るのならとっくに世界は変わっているわよ。どうせ貴方たちも他の企業のように私たちの機械や技術を利用したいだけ、お引き取り願えるかしら」

 

恵は冷たくいい放つ、その瞳には警戒だけが表れている。相手もその一言で笑顔を戻し、冷たい表情になる。

 

「ならば……」

 

ジャキィッ!

 

後ろにいたSPたちが懐から銃を取り出し四人に銃口を向ける。

 

「交渉決裂ですね」

 

「ええ、貴方たちには帰って貰わないといけなかったけど、こういう手段に出るなら話は別よ」

 

「…というと?」

 

「強制送還よ。斎藤(さいとう)、小雨(こさめ)、小鳥遊(たかなし)は下がってなさい。久しぶりに私やるわ」

 

「「「了解」」」

 

「変身」

 

KAMEN RIDE DIEND

 

恵はディエンドライバーを取りだし、仮面ライダーディエンドに変身した。

 

「…それが貴方方が造りあげたパワードスーツ、素晴らしいですね……ですが、この人数では無理でしょう。ここにいるのはかつて軍で鍛えあげられたものたちばかり、無論、私もね」

 

「別になんでもいいわ、どうせ、帰ってもらうんだし。とっとと来なさい」

 

リーダーの男に青筋が立った。

 

「いい気になるなよ女ぁっ!」

 

全員が引き金を引く、だが

 

「効かないわよ」

 

ATCK RIDE BARRIER

 

「なっ!?」

 

攻撃は全て、届かない。当たる前に弾かれてしまった。

 

「十人って、一人だと面倒くさいわよねぇ」

 

KAMEN RIDE BLACK

 

仮面ライダーBLACKを召喚し、ディエンドライバーによる射撃ではなく、蹴り、拳で相手を気絶させる。

 

「ぐあっ!」

 

「げはっ!」

 

次々に男たちを気絶させ、残る人数は3人となるリーダーの男と女が二人だ。

 

「!……へぇ」

 

後ろにいた二人がISを展開させる。男は勝ち誇った表情を浮かべる。

 

「ふ、ふははは!いくらお前の「それ」が強くても、このIS、打鉄 改、それも二機には敵わねぇだろっ!」

 

「恵様」

 

「小雨、片方は任せるわ、斎藤、小鳥遊、くたばっている奴の処理を頼むわ、それと、そこのリーダー格は生かしておいて」

 

「「「了解」」」

 

斎藤、小鳥遊は倒れた男たちを運び。

 

「変身」

 

Henshin

 

Cast Off

 

Change Dragonfly

 

小雨はトンボを模した仮面ライダー、ドレイクに変身した。

 

「先に言っておくわ、そんな機体じゃ私たちは倒せないわよ」

 

「……すぐ終わらせます」

 

「ええ、被害は最小限でね」

 

「ふっ!」

 

一人がブレードで切りつけてくるが、それを避け、ライダーカードをディエンドライバーに入れる。

 

ATTACK RIDE BLAST

 

引き金を引き、ISを外へ飛ばす、中に被害が及ばないために二機が重なる位置で同時に当てる。

 

「さて、いくわよ」

 

「了解」

 

ディエンド、ドレイクも割れた窓から外へ飛び出す。

 

「あっさりと、やられてちょうだい」

 

FINAL ATTACK RIDE DI_DI_DI_DIEND!

 

「貴方もです」

 

Clock Up

 

Rider Shooting

 

二機のISのシールドエネルギーを一撃で削り、ISコア以外を壊す。女性の体を確保し会議室に戻る。

 

「恵様、こいつら、どうしますか?」

 

斎藤が一ヶ所固めて倒れている男たちを指差す。

 

「ん~今回も本物の企業じゃないし、とりあえずリーダーの男以外は殺してもいいわよ。そいつには後からいろいろと聞き出すから」

 

「「了解」」

 

「恵様、こちらのISコアはどうしますか?」

 

「……私が持っていてもしょうがないし……本社にでも送りつけといて、事後処理は私がやるから」

 

「了解」

 

そして三人は部屋から出ていく。残った部屋には恵一人、そして、壊れた窓と銃弾の後がついた壁。

 

「全く……こういうのもほどほどにしてほしいわね」

 

恵は深いため息を吐いた。

 

余談だが夜霧グループ子会社『RIDE』が襲われる回数は月に2~4回であり最近になって増加している。

 

 




はい、なんとなく戦闘シーンを入れてみました。戦闘描写って難しいですね。

活動報告、いずみボックスへのコメント、感想、評価、お待ちしております。
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