皆さんこんにちは、滝温泉こといずみです。ある日、私は思いました。ライダー関連の敵がいないのならば、作ってしまえばいいと!というわけで原作の他にちょくちょくオリジナルが混ざることが多くなると思います。
それでは本編スタート!
時はたち、場所は変わり医務室のベッドでラウラは上半身を起こして座っていた。気絶から目を覚ました後、織斑千冬との会話を終えた彼女は一日安静ということで医務室からでることを禁じられていた。ラウラは誰もいない医務室で呟いた。
「…私はラウラ・ボーデヴィッヒ、他の何ものでもない……か……」
「ん、どったの?急に」
「はわあ!」
「ど、どうした、こんどはいきなり大きな声あげて…」
誰もいないはずの医務室に、夜霧亜久斗がいた。驚くのが普通だろう。
「い、いつからいたのだ」
「ん?今さっき来たところ。それでさ、どうしたの急にあんなこと呟いて」
亜久斗の言葉、ラウラは一息ついてから答える。
「あのとき、お前は言ったな。私が教官になろうとする限り、織斑には勝てないと、それがなんてなくわかった気がしたのだ」
目標に「追い付こうとし、目標と同じようになろうとするラウラ」目標を「超えて、守れる強さを手にしようとする一夏」スタート地点は違えど意思の強さ、努力の多さは違う。追い付くと追い越す、どちらが強いのかははっきりしている。だから、亜久斗はいったのだろう目標を追い越す努力をするやつに目標に追い付く努力をするやつは勝てないと。
「だから私は、教官ではなくラウラ・ボーデヴィッヒとして、お前や織斑を超えてみせる!」
そう言い放つラウラの目にはしっかりとした意思があった。
「へえ、よかったじゃん、なら俺が言うことは二つだけだね。ひとつ目、明日ちゃんと一夏に謝っておけよ、俺はともかく、一夏はラウラに勝ったんだから」
「う、うむ、それはわかっている。約束は必ず守る」
「そっか、なら二つ目…本当に悪かった、ごめんなさい!」
亜久斗は先程までの態度とは一変し、頭を地面につけて謝る。DO☆GE☆ZA☆である。
「と、とりあえず頭をあげてくれ、急にどうしたのだ、謝れてもわからんぞ」
「……そうだな、説明しようか。まずラウラ、自分がトーナメントで携帯とベルトを使ったのを覚えてるか?」
「いや、携帯とベルトは使った覚えはないが…確か先日、拾ったと思う。すぐに消えてしまったが」
「その携帯はファイズフォンと言って、あ、一種パワードスーツを形成させるためにある物って感じだと思ってくれ、その拾ったときにラウラのISに武装として取り組まれてしまったんだと思う」
「だけどこのファイズフォンは適合者以外が使うと弾き飛ばされるという欠点を持つ、ラウラがVTシステムに取り込まれた後、ISがそれを使ったんだ。そのせいでISのパーツが一部破損、修理にも時間がかかってしまうことになってしまったんだ。本当に申し訳ない」
「い、いや大丈夫だ。理由はどうあれ使ってしまったのは私だしな、それにISは予備パーツで組み直せば大丈夫だ」
「そ、そうか、ありがとう」
「「…………」」
再び部屋に沈黙が訪れた、それを脱出させたのはラウラだった。
「夜霧」
「え?」
「お前がしたことは、許す。だが今度、また私と勝負しろ一対一でな、そ、それと、その……」
「た、助けてくれて…ありがとう……」
「……ははっ」
「な、何を笑うのだ!」
「いやぁごめんごめん。そっか、ありがとう、か。うん、いいよ。だから、また明日、学園で」
「ああ、またな」
亜久斗はそういって部屋を出ていく、が、すぐに戻ってきた。
「どうした?」
「ちょっとしたプレゼントとしてね、これ、やるよ」
亜久斗はポケットからウィザードリングを取り出すとラウラの指にはめる。勿論レプリカではない、亜久斗が作ったオリジナル、オープンリングだ。
「また、家に来なよ、今度はもっと時間もある時とかにさ。じゃあな」
亜久斗は今度こそ、部屋を出ていった。医務室にはラウラが一人、リングはしっかりとはめられていた……左手の薬指に。
もちろん亜久斗は意識などしていなかったし単なる偶然だ。だが15歳の乙女をときめかせるのには充分だった。
ラウラは頬を赤くしながら電話を手に取る。
「もしもし、クラリッサか?私だ。実は…」
その日、ドイツの黒兎部隊では赤飯が炊かれたとか、炊かれてなかったとか。
亜久斗は見つめていた。手に握られている、ファイズフォンを。
「…やっぱりこれは、携帯として使うのは失敗かな。こんなことが起こるんなら」
そう言って亜久斗はファイズフォンを床に落とし、勢いよく踏みつけた。足を退けるとそこにはファイズフォンの面影はなく、バラバラの機械が散らばっていた。亜久斗はそれをゴミ箱に捨て、懐からケータロスを取り出すと、電話をかけた。
「…あ、もしもしメグ姉、亜久斗だけど…うん、俺携帯変えたからそっち登録しといて、うん………じゃあまた、そっちも頑張って」
そして電話を切ると天井に向かって呟いた。
「……やっぱり……必要以上の物は作るべきじゃないな…あれももっと人目につかないところに置かないと……」
その日の夜事件は多発した。一夏が箒に買い物くらい付き合ってもいいと言ったら正拳を喰らったり、大浴場が使えるようになったり、風呂に入っているとシャルルが入って来たり、ケータロスに全ての番号を写し変えたりなど、色々あって亜久斗は寝不足だった。
そして夜亜久斗また呟く。
「明日は何も起きませんように」
次の日、朝のホームルームにシャルロットの姿は無かった。
「なあ、シャルルの姿が見えないんだけど…なんか知ってるか?」
「さあな、そう言えばラウラの姿も無いし」
「み、みなさん、おはようございます……」
教室に入ってきた山田先生はふらふらしている。恐らく、昨日のことで片付ける書類やら仕事が増加したのだろう。とりあえず心の中でお疲れ様ですと亜久斗は呟いた。
「今日は、ですね……みなさんに転校生紹介します。転校生といいますか、すでにみなさんは知っているのですが、ええと……」
なんか説明が可笑しい山田先生、みんながすでに知っているとはいったい……
「じゃあ、入ってください」
「失礼します」
ん?この声_____
「シャルロット・デュノアです。皆さん、改めてよろしくお願いします」
「(あ~、転校生ってのはシャルのことかだから山田先生はあんな言い方をしたのか)」
「ええと、デュノア君はデュノアさんでした。ということです。はあぁ……また寮の部屋割りを立て直す作業が……」
ドントマインド♪頑張れ、山田先生。
「え?デュノア君って女……」
「美少年じなくて美少女だったのね……」
「ちょっと待って!昨日って確か、男子が大浴場使ったわよね!?」
全員の視線が俺と一夏に集められる。そして次の瞬間
「一夏ぁっ!!」
バシーン!教室のドアが蹴破られたかのように開く、そこにいたのは2組の代表候補生凰鈴音。
「ちょっとまて、俺は何も____!」
「死ね!!」
一夏の言葉を聞かず、鈴はISのアーマー展開、そして両肩の衝撃砲が解放される。
「(く、駄目だ!間に合わない!)」
亜久斗は変身して防ごうと心みるも無情利にそれは一夏へ___
「………」
___届かなかった。一夏と鈴の間にはラウラがISを見にまとい、AICで衝撃砲を防いでくれていた。
「た、助かった……」
「織斑一夏、この前はすまなかった」
そう言ってラウラは頭を下げた後
「あ、ああ別にいいぜありがと、な!?」
一夏の頬にキスをした。それにクラスは唖然。
「?どうした、人に詫びをいれるときはキスをするのだろう?」
誰だ、そんなことを言ったのは、アメリカでもそんなことは無いはずだ。
そしてラウラは次に亜久斗の方へ歩みよると
「(?…▲▽○☆♂%▼!?)」
亜久斗にも、キスをした。しかも唇と唇を重ねたキスである。
「お、お前は私の嫁だ!異論は認めん!」
すかさず教室が一夏のときより唖然となる。亜久斗も混乱している。
「よ、嫁?婿じゃなくて?」
「日本では気に入った相手を『嫁にする』というのが一般的な習わしだと聞いた。故にお前は私の嫁だ」
だから誰だ、そんなことをいったのは。だがそんなことを気にしてる場合ではない。
「あ、アンタねええぇぇ!」
「あらあら一夏さん、まさか女性とお風呂に入って挙げ句キスまで…少し私とお話でもしませんか?」
「一夏、貴様どういうつもりか説明してもらおうか」
こちらはまだ一夏がシャルロットと風呂に入ったと勘違いしている側、とりつくしまもない。そして
「亜久斗って他の女子の前でキスしちゃうんだね、僕びっくりしちゃった☆」
いつもなら最高にかわいい笑顔だろうシャルロットよ、だが今は後ろにオーラが見える程やばい笑みだ。シャルロットはさらにISを展開させ、パイルバンカー『盾殺し(シールド・ピアース)』をパージさせる、こちらもとりつくしまがもないようだ。
「(……一夏……)」
「(……オーケー…)」
一夏と亜久斗はアイコンタクトを交わすと素早くISを展開、亜久斗も人生最大のスピードとも言える早さで変身した。
HensinCastoffChangeBeetl
「逃げるぞ!白式ぃぃ!!」
「クロックアップ!!」
ClockUp
二人は脱出した。この場から、生きるために、自分のあらん力を持ってして、窓から脱出したのだ。空気を読んでくれたのか変身速度まで速かった。そして、二人は
後で織斑先生に叱られ、反省文200枚、出席簿アタック15回の刑にかかり、ねっちょりと絞られるのであった。
はい、色々飛ばしてすいません!自分には一話で書ききる自信がなく、駄文となって部分を消した結果こうなってしまいました。反省はしている、だが後悔はしていない(キリッ)……はい、申し訳ありません。
それではまた次回!