IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

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はい、総合評価が5.55になっててファイズを想像し、挿絵を描いたところ顔が上手く描けずに試行錯誤している滝温泉こと、いずみです。

今回から原作三巻に突入します、ライダーの活躍の舞台を増やしていきたい…。

それでは本編スタート!




三十五話 帰ってきた、ウィザードライバァァァアアア!

 

 

 

 

 

学年別トーナメントから数日たち現在は朝六時過ぎ、いや七時だな。シャルルがシャルロット・デュノアが女性としての性別に戻ってからは俺こと夜霧亜久斗は個室にいる。流石に思春期の男女を同じ部屋にしたままなのはいけない、前に使っていた三人部屋は他の女子が使っているそうだ。というわけでまた部屋変えだ。二人部屋(女子つき)と個室があったため俺と一夏は拳と拳を様々に変形し繰り出す競技(ジャンケンです)を行い、結果俺が個室を使えるようになった。

 

ん?その二人部屋を俺と一夏で使えばいいだろうって?それもそうなんだけどその女子って今一時臨時帰国してるせいで学園にいないんだよ、いない間に勝手に変更するのは悪いからね、てかよく考えたら二人とも個室みたいなもんかはっはっはっは(笑)……現実逃避はするもんじゃないな。

 

「…スゥ……」

 

さて、あ、ありのままのことを説明するぜ、俺が朝起きたらベットの隣でラウラが裸で俺の腕を掴みながら寝ていた。な、何をいっているかわからないと思うが俺にもわからない。しかもがっちり掴んでるせいで抜けだせない。

 

このままもし誰かに見られたりしたらとんでもない事態となるだろう。というわけでラウラには悪いがこっちもいろいろと限界なんだ、起きてもらう。

 

「おーい、ラウラー、起きろー」

 

「ん、んぅ……なんだ…?朝か…?」

 

「そうだぞー、おはようラウラ、ついでに俺の腕を離して服を着てくれると嬉しい」

 

「そうか…おはよう亜久斗」

 

そのまま起き上がるラウラ、ってちょっと待て。

 

「ラウラ、そのまま起き上がらないでほしい裸が見える、俺は今から洗面所に行ってくるからその間に服を来てくれ、オーケー?」

 

「?何を言っているのだ、日本ではこういう起こし方が一般的だときいたぞ。何も恥ずかしがることはないだろう」

 

本当に誰なんだ、ラウラにそんなことを言った奴は、日本の夫婦でそんな劇的な朝を迎えている奴なんかいないぞ。………多分。

 

「俺は今起きた、だから裸になってないで服を来てくれ、というか着てください」

 

「ない」

 

………は?

 

「服は部屋に置いてきた。だから無い」

 

……ま、まじかよ。てことは全裸で俺の部屋まで来たのか、こいつには恥じらいというものが無いのか。この前は風呂にまで入ってきたしあ、それはシャルもか。

……いや、そんなことを考えるのは後でいい、今はこの状況をなんとかしなくちゃならない。

 

「よし、ラウラちょっと待ってな」

 

俺はベッドから降りて冷蔵庫を開ける。

 

「何をしているのだ?」

 

そして取り出したのはそう、学年トーナメントの件での報酬として制限ありで日常使用を許可された、ウィザードライヴァァァアアアである。

 

「ラウラ、ちょっとこの指輪を填めてくれ…ってまだ付けてたのか、オープンリング」

 

「あ、ああなにせお前がくれたものだ肩身離さず所持している」

 

そういえば最初は大変だったなぁ、あの逃走劇から翌日にラウラがあげたリングを婚約指輪って言ったときのシャルの……いかん、足が震えてきた、思い出すの中止。

 

「まあいいや取り合えず填めてて」

 

ドレスアッププリーズ

 

俺はドレスアップリングでラウラを制服に着替えさせる。

 

「相変わらず凄いな」

 

「だろ?もう時間だし、一緒に食堂に行く?」

 

「ああ、行こう」

 

俺たちは部屋を出て食堂に向かった。勿論俺も着替えてからだよ?あとウィザードライバー着用。

 

 

 

 

 

 

 

さて、場所は変わって食堂だ。今俺はカツ丼とキツネうどんを食っている。ラウラはパンとコーンスープ、チキンサラダだ。ちなみに正面には後からやってきた一夏と箒、がいる。二人とも仲がよろしいようで、ズズズ、うん、汁が上手い、そして平和だ。

 

「わああっ!遅刻っ……遅刻するっ……!」

 

そこへシャル登場、足をばたばたと忙しそうに食堂に駆け込んできて、余っている定食からとりあえず一番近くにあったものを手に取り、集まっていた俺たちの方へ来る、そして俺の隣に座った。

 

「おはようシャル、珍しいね、シャルがこんなに遅いなんて、寝坊でもしたか?」

 

「う、うん、ちょっと…二度寝しちゃってね」

 

へぇ珍しいね本当に。今度改造型目覚まし時計でもあげようかな?

 

「にしてもなぁ」

 

「どうしたんだ亜久斗、急にキョロキョロして、あ、そのカツ貰っていいか?」

 

「やらん。いやぁ考えたことも無かったけど今の俺って両手に花の状態だなぁと思って」

 

「ああ、みんな綺麗だし可愛いもんな、確かに考えたことあんまり無いな」

 

「「「/////」」」

 

なんかみんな顔を真っ赤にしている。可愛いって言われて恥ずかしいのかな?

 

キーンコーンカーンコーン。あ、予鈴がなった、ちなみに俺はもう食べ終わっているから大丈夫っと。

 

「うわあっ!い、今の予鈴だぞ、急げ!」

 

「確か今日は織斑先生のSHRだったな」

SHR:ショートホームルームの略。ちなみに織斑先生のSHRに遅れる=死を意味するといっても過言ではない。

 

「先に行くぞ、私はまだ死にたくない」

 

「右に同じく」

 

「ごめんね、二人とも」

 

女子勢は先に行ってしまう。俺と一夏を残して。

 

「お、おい亜久斗!俺たちも早く行くぞ!」

 

ちなみに、俺にはウィザードライバーがある。テレポートは制限されて使えないがしかし、俺は原作には無いオリジナルリングを持っている。これには何も言われていないから大丈夫だ。

 

だが靴はどうしようも無いので内履きがあるとこまでは普通に走る…分けはない。

 

「よし、行くぞ」

 

「へ?」

 

ソニックプリーズ

 

俺が作ったソニックリング、効果は速度の上昇。ちなみに某青いハリネズミをイメージして作った。

そして俺は一夏を背負い走る。勿論玄関で靴を変えるのを忘れずに、だ。

 

「あっ、一夏、亜久斗って速っ!」

 

校舎の玄関で靴を履き替えるとそこにシャルが待っていた、ちょうどいい。

 

「よし、シャルも行くぞ」

 

「って、ええぇぇえええ!」

 

「よっ、シャルロット、さっきぶり」

 

俺は一夏を肩に背負い、シャルをお姫様抱っこの状態で運ぶ。そしてあっという間に教室に到着。

 

「っしゃー!ついたぞ」

 

「おう、ご苦労なことだ」

 

しかし、教室の前には我らがラスボス、織斑先生がいた。だがしかし、今の俺には怒られる材料が見当たらない、なんの問題も無い。

 

「おはようございます、織斑先生。ちなみにテレポートはしていませんので俺の頭を出席簿で叩くのは不可能ですよ」

 

「そのドヤ顔はやめろ。夜霧、織斑、デュノアは早く席につけ、あと十秒でチャイムがなるぞ」

 

「「「は、はいっ!」」」

 

俺らが席に着くと同時にチャイムがなり、SHRがスタート。

 

「さて、来週からはじまる校外特別実習期間だが、全員忘れ物などするなよ。三日間だが学園を離れることになる。自由時間では羽目を外しすぎないように」

 

ちなみに校外特別実習期間というのは平たく言ってしまえばそう、臨海学校だ。そして三日間の内初日は全時間自由時間となっている。もちろんそこは海なので、泳ぐこともできる、あと持ち物自由。周りのテンションは上がっていることだろう、俺もだけど。

 

「ではSHRを終わる。各人、今日もしっかり勉学に励めよ」

 

う~ん何を持っていこうか。取り合えずウィザードライバーは必須、あとドライバーを少し持って行こうか。お菓子はどうしような、やっぱチュッパチャップスとアイスだよな。あとは……。

 

スパアアアアンッ!

 

「人が呼んだらすぐに返事をしろ、夜霧」

 

「イ、イエスマム。それで何のご用件で?」

 

「今度の校外特別実習期間すなわち臨海学校だが、お前は___」

 

織斑先生の言葉は

 

「____余分なものは持ってくるなよ」

 

俺の淡い夢を打ち砕いた。






その後

「お願いします!織斑先生!危険物とか改造バイクの持ち込みとかぜっっっっったいにしませんから!SHRの発言を取り下げてください!」

「「「「「お願いします!」」」」」

放課後、織斑先生の個室こと寮長室で俺と分身はDO☆GE☆ZA☆をしていた。ちなみにコピーリングを使って総勢十人で土下座をしている。

「わ、わかった。危害を加えないものなら許可しよう」

「ありがとうございます!」

分身消した。どうやら誠意は伝わったようだ。

「そのかわり______」



以外と織斑先生って、ズボラなのかもしれない。
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