IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

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こんにちは、パソコンが壊れて3DSで更新している滝温泉こといずみです。

次回から臨海学校が始まります。今回は買い物回です。

それでは本編スタート!


三十六話 そうだ、買い物に行こう。

週末の日曜、俺たち五人はとある駅前にあるショッピングモール『レゾナンス』に来ていた。五人で来ていた。

 

大事なことかもしれないので二回いった。ちなみに他の四人は一夏、箒、シャル、ラウラだ。この状況にいたるまでを説明するために少しだけ回想に入ろうと思う。

 

 

 

~回想~

 

「ねえ亜久斗」

 

「ん?どうしたのシャル」

 

木曜日の放課後、俺が教室から出ようとしたところで俺の幼馴染み的な存在ことシャルが話しかけてきた。

 

「こ、今度の日曜日に、買い物に付き合ってもらってもいいかな?」

 

思わず、いいともー!と言ってしまいそうになった。まあ、そんなことしたくないのでなんとか堪えた。普通にしよう、普通に。

 

「ああ、別にいいよ。その日は特に予定は無いからな」

 

ここで「何を買いにいくの?」や「どこに?」など追加して言ってはいけない。俺はこの理由を一夏で体感したことがある。前に箒が一夏に付き合ってと言ったとき、一夏はそれを了承、そして「何を買いに行くんだ?」と聞いたもんだからそんときは本当にやばい、まさかのボディブローが炸裂した。あれの二の舞にはなるまい。

 

「(やたっ!)じゃ、じゃあ「何を話しているんだ?」」

 

そこへラウラ登場、話しを割って入ってきたから乱入と言うべきかな。

 

「今週末に一緒に買い物に誘われたんだよ。なあ、シャル」

 

「う、うん」

 

「そうか、ならば私も追いていこう」

 

「へ?」

 

「ん?ラウラもなんか買う物があるの?」

 

「ああ、今月の臨海学校で着る水着が無いのだ。ちょうどいい機会だし、二人が行くのなら私も追いて行こうと思ってな。…駄目だろうか」

 

「俺は別にいいよ。シャルは?」

 

「あ…うん、僕もいいよ。……やっぱり部屋で話すべきだったな…」

 

「ん?」

 

「あ、なんでもないよ!」

 

 

~回想終了~

 

そうだった。それで行く途中で一夏と箒がいて一夏が「一緒に行こうぜ」って言って途中まで一緒に来たんだ。そのときの箒の顔は少し怖かったとここに記しておこう。

 

まあ、そんなこんなで『レゾナンス』へ到着。

 

「じゃあ俺たちはこっちだから。じゃあね」

 

「ああ、一夏、行くぞ」

 

一夏は箒と、というか引っ張られて行ってしまった。どうでもいいが腕を組んでいるように見える。

 

「よし、では私たちも行くぞ」

 

「ああ、まず水着売り場へ行こうか…って二人とも?」

 

なんということだろう、まさかのシャルとラウラが手を組んで来た。二人とも、当たっているんですが。

 

「まあまあ、あの二人だってやってるんだし、別にいいよね♪」

 

「そうだぞ、では行くか」

 

周囲の視線が痛い。それもそのはず、一人の男が金髪と銀髪の美少女に腕を組まれているのだから。ははは、そこの男たち、羨ましいか、めっちゃ恥ずかしいぞ。

 

水着売り場到着。

 

「じゃあ男と女は売り場が違うし、いったんここで別れようか」

 

「あ、うん。じゃあとりあえず三十分後にまたここで」

 

「また後でな」

 

やっと解放された。いや、嬉しかったけどね?周りからの視線が半端じゃないから。嬉しさが塗りつぶされそうだったよ。

 

「さて、水着を選ぶか。う~ん」

 

今の手持ちは諭吉が七枚、聖徳太子あ、違った野口英世が三枚ほど、うん、充分あるな。これでも社長だしね。

 

でもどれにしようか、水着。ちなみに俺は色で決めるタイプ。てか流石ショピングモール、種類が豊富ですな。あ、あっちにフォーゼがある、おっ、これはブレイド、これはガオウか。……なんで仮面ライダーで例えているんだろう俺は。

 

「(あ、これいいな。まだ約束の時間まで少しあるけど……待ってればいいか)」

 

俺はマゼンタの赤と白と黒のラインが入った水着を買った。ディケイドを想像させる色合いだった、気に入った。

 

「さて、ベンチにでも座っていよう」

 

そう言いながら俺は女の水着売り場

を通る。場所的な都合でベンチに行くにはここを通らなければならならいのだ。決して邪な考えなどではない。

 

「ちょっと、そこのあなた」

 

なぜか知らない女性に声をかけられた。

 

「男のあなたに言っているのよ。そこの水着、片付けておいて」

 

…こういう女尊男卑を強調している輩は苦手だ、こいつらは偉そうなことを言って来るくせに自分の思い通りにならないとうるさく言ってくる。なので

 

「失礼、もしかしてあなたは障害者ですか?もしくはなんらか負傷をおっているのですか?」

 

ここは平和的に行こう。

 

「何を言っているの。あなたは男でしょう?女の私の言うことを聞くのは当然でしょう」

 

「なぜ「当然」なのでしょうか。確かにISの登場によって女性の地位は上がりました、ですがISを動かせるのは現在数あるISコアと同じ人数、すなわち497人までの筈です。あなたはISを持っているんですか?どこの企業に属しておいでで?適性度は?D?それともE?」

 

「なっ!あ、あなただって動かせないでしょうが!とやかくうるさいのよ!」

 

「失礼、紹介が遅れました。夜霧グループ『RIDE』社長IS学園所属、夜霧亜久斗と申します」

 

俺は内ポケットから名刺を取りだし女に渡すとそいつは顔を青くして逃げていった。はははははざまあみろ(笑)

 

「お待たせーってどうしたの亜久斗?」

 

「いや、なんでもないよ。…ん?あれって織斑先生じゃね?」

 

俺が指す方向には織斑先生と山田先生、それに一夏と箒、なぜかセシリアと鈴もいた。

 

「む、確かに教官だな」

 

「……話しかけてみる?」

 

「「気になるけどやめとく」」

 

「だよねー」

 

ちなみに織斑先生たちとの距離は数メートルだ影になっていて向こうからは見えないはず、このまま帰____

 

「お、亜久斗、お前もこっちにこいよ」

 

___ることができなかった。

 

 

 

 

それから何故か山田先生が俺と織斑姉弟を除いたメンバーをつれてどこかへ行ってしまった。その後織斑先生に水着の意見を聞かれたりした。

 

「お前らは彼女を作らないのか?」

 

いきなり爆弾発言。

 

「幸い学園内には腐るほど女がいるし、よりどりみどりだろう?」

 

「一夏、お前はどうだ?」

 

「う~ん確かにIS学園に女子ばっかだけど…俺のことを好きな女子なんていないだろ?」

 

ズビシッ!

 

「!痛ぇ~~」

 

とりあえずチョップを噛ましておいた。織斑先生も呆れている。

 

「なら夜霧、お前はどうだ?お前も会社の社長だ。妻の一人や二人欲しいだろう」

 

一人や二人って………。社長にそんな権限ないし…一夫多妻なんて無理だ。

でも、周りの異性について、かぁ~。

 

「そうですね~。気になってるのはシャルやラウラ、簪ですかね。皆すごく可愛いですし」

 

……ん?二人とも呆気に取られている。

 

「お前…すげえな」

 

「…まさかここまでストレートに言えるとはな。どこぞの誰かさんとは大違いだな」

 

多分一夏だ。

 

「あっ、織斑先生も綺麗ですよ」

 

「教師を口説くな、馬鹿者」

 

今度は俺に織斑先生のチョップが……。そんなつもりはなかったんだけど。

 

「まあ、これからじっくり考えていけばいいさ。…一夏は相手の気持ちに気づくことだな、一ヶ月以内に」

 

「なんで!?」

 

「冗談だ」

 

「ははははは」

 

それから、戻ってきたシャルとラウラを連れて寮に帰った。さあ、来週は臨海学校が土下座を無駄にせず、楽しむことにしよう。

 

 

 

 

 

 

 




ちょっとしたアンケートを取ることにしました。作品の方向性に関わることなので活動報告にできれば参加していただきたいです。
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