IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

38 / 86
こんにちは、先日「仮面ライダーになりたい……」という呟きを妹に聞かれてかなり気まずい状況で更新しました、滝温泉こといずみです。
やって来ました臨海学校!そしてアンケートへのコメントが多かったことを盛大に感謝します!

それでは本編スタート!


三十七話 臨・海・学・校

 

「臨海学校、キターッ!」

 

「うるさいぞ夜霧」

 

「くぺっ!」

 

どうも、夜霧亜久斗です。臨海学校初日でテンションが上がりまくってるせいでフォーゼのセリフをパクッて叫びました(^°∀°^)。そしていつも通り織斑先生の一喝。

 

「それでは、ここが今日から三日間お世話になる花月荘(かげつそう)だ。全員、従業員の仕事を増やさないように注意しろ」

 

「「「 よろしくおねがいしまーす」」」

 

「はい、こちらこそ。今年の一年生も元気があってよろしいですね」

 

ちなみにここ、花月荘では毎年お世話になっているらしい。あ、目があった。

 

「あら、こちらが噂の……?」

 

「ええ、まあ。今年は二人も男子がいるせいで浴場分けが難しくなってしまって申し訳ありません」

 

「いえいえ、そんな。それに、いい男の子たちじゃありませんか。しっかりしてそうな感じを受けますよ」

 

「感じがするだけですよ」

 

わあひどい、これでもしっかりしてるんですけどねえ。

 

「お、織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

「夜霧グループ『RIDE』の社長を勤めております、夜霧亜久斗です。どうぞ、よろしくお願いします」

 

「うふふ、ご丁寧にどうも。清州景子(きよすけいこ)です」

 

ちなみに挨拶と同時に名刺交換は忘れない。これでも内ポケットに名刺を保管してある。にしてもこの人、すごく気品がある。織斑先生とは大違いだ。

 

「それじゃあみなさん、お部屋にどうぞ。海に行かれる方は別館の方で着替えられるようになっていますから、そちらをご利用なさってくださいな。場所がわからなければいつでも従業員に訊いてくださいまし」

 

女子一同は、はーいと返事をするとすぐさま旅館の中へと向かう。さて……

 

「夜霧、先ほど変なことを考えなかったか…?」

 

「はい、考えてました。ごめんなさい」

 

ズビシッ!

 

織斑先生のチョップ…いや、手刀が炸裂した。

 

「夜霧、お前の部屋はさっき説明した通りだ。織斑を連れて部屋に行け」

 

「はーい」

 

「ね、ね、ねー。おりむ~たちの部屋ってどこなの~?一覧にも書いてなかったー。遊びに行くから教えて~」

 

…何も知らないこの子が羨ましい。今だけ布仏本音さんと入れ替わったらどれだけ楽になるか。

 

「ああ、織斑先生と一緒なんだ」

 

その場の空気が変わった気がした。

 

「そ、それって本当に~?」

 

「うん、でも遊びに来るぐらいなら言いと思うから…

 

「そっか~。じゃあまた後でね~」

 

……たぶん」

 

俺の最後の呟きは聞こえなかったはずだ。がんばれ、俺にもどこまでがセーフなのかわからないけど、がんばれ。

 

「…さて、逝くか」

 

「亜久斗、字が違うぞ。さっきのテンションを思い出せ」

 

「大丈夫、海に行ったら忘れる」

 

俺と一夏は各々荷物を持って部屋へ向かう。ああ、にしても荷物が重い。流石に量が多かったみたいだ、もっと自重するべきだったのかもしれない。

そんなことを考えている間に部屋についた。

 

「ここだ」

 

織斑先生は今教員会議やらなんちゃらでいない。俺はドアを開けた。中は家族でも使える程に広い間取りになっており、外側の壁が一面窓となっていてそこから見える景色も素晴らしいものだった。俺のラボが地下にあるからこういう景色は久しぶりな気がする。

 

「おお、すげー」

 

一夏も感動する節があったのだろう。でも入ってすぐトイレとバスルームを見るのもどうかと思った。にしても

 

「…簪もくれば良かったのに、はぁ…」

 

そう、ここには簪がいない。なんでもあと少しで打鉄弍式が完成するらしく、臨海学校の間に終わらせたいとのこと、……本当に来れば良かったのに。

 

「さて、一夏。先に確認をしておくぞ。俺たち男子は大浴場が使えるが時間交代らしい、なにせ俺たち以外は全員が女子だ。一部の時間しか使えない、それ以外に入りたいのならそこにあるバスルームを使え、だそうだ」

 

「おう、わかった。…にしてもなんだよその荷物の量、お前は登山家か」

 

「ナイスつっこみ。ちょっと色々と持ってきたい物を入れたらこうなった。まあそんなことより、初日は自由時間なんだし、泳ぎにいかないか?」

 

「いいな。じゃあ早速行くか」

 

俺たちは部屋を後にして荷物から水着、タオル等を持って更衣室にある別館へと向かった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……のだが、途中の道端にウサ耳が生えていた。それを見た途中で出くわした箒は先に行ってしまった。にしても

 

「よし、ひっこ抜いてみよう」

 

ウサ耳に『引っ張ってください』とご丁寧に張り紙まで貼ってあるときた。それを一夏がひっこ抜こうとしている。だけどこの地面の下には何もないだろう、恐らくダミー。

 

「のわっ!?」

 

「やっぱりか…」

 

案の定、ウサ耳の下には何もなく、変わりにキィィィィンという音だけが聞こえる。さて、

 

「クロックアップ」

 

Clock Up

 

Clock Over

 

とりあえず一夏を少しウサ耳から離れさせる。すると謎の飛行物体こと___巨大な人参が地面に突き刺さった。

 

「に、にんじん……?」

 

一夏がそう声を漏らすのは普通の反応だろう。だけど俺はこれを何回も見たことがあるからわかる。

 

「ふぅ、どうしたんですか?束さん」

 

俺が人参に声をかけるとばかっと真っ二つに割れ人参から、不思議のアリスのような格好をした篠ノ之束さんが出てきた。

 

「あちゃー、やっぱりあっくんにはわかっちゃったかー。にしてもあっくん、さっきの高速移動なに!教えて教えて!」

 

「今度説明しますから、それよりも、お久しぶりです束さん」

 

「お、お久しぶりです、束さん」

 

一夏、混乱から復活。

 

「うんうん。おひさだね、いっくんあっくん。ところで、箒ちゃんはどこかな?さっきまで一緒だったよね?トイレ?」

 

「箒なら先に海に行ってると思いますよ。あと、これ返しますね」

 

俺が地面から生えていたウサ耳を渡すと束さんはそれを頭に装着。なんやかんやで似合っている気もする。

 

「ありがとあっくん。じゃあ二人とも、また後でね!」

 

すたたー!と走り去ってしまった。てかむちゃくちゃ速い。なんだろうね、織斑先生も束さんも人外急の運動神経を持っている。そこに痺れも憧れもしないが。

 

「…なあ亜久斗」

 

「なんだ一夏」

 

「お前、束さんと知り合いだったのか?」

 

「ああ、ちょっとね。まあそんなことよりも、早く海に行こうか」

 

ちなみにこの臨海学校では『ISの非限定空間における稼働試験』というのが主題であるため、各国から代表候補生宛に新型装備山ほど送られてくる。俺もだが。しかし一応部外者は参加できない決まりになっているため、装備だけが運ばれる場合が多い。

 

「あ、待ってくれよ!」

 

 

 

最後に、先程のクロックアップについてだが、新しく変身ドライバーに取り付けたもので変身時でなくてもそのライダーの能力が一部だけ使える用にしたのだ。

 






ちよっとグダグダかも知れませんね。

アンケートを実地しておりますのでコメントをお願い致します。

それではまた、次回で
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。