IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

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感想とコメントが嬉しくって頑張っちゃたゼ☆そんなこんなで連続更新!私が考えたオリジナル設定が火を噴くんだゾ。

それでは本編スタート!


四十三話 VS銀の福音。覚醒する仮面ライダー

「ふぅ、撃墜成功だね。みんな、被害状況は?」

 

爆発を確認した後、俺は上空にいるみんなの下へとハードボイルダーmklllに乗って近づいた。

 

「この程度何でもないわよ。半分もシールドエネルギーは残ってるし」

 

「僕もそれくらいだよ。後はシールドが破壊されちゃったけど…」

 

「全員、ダメージがあるだけでそこまで大事には至っていない。福音を回収したら旅館に戻るぞ」

 

「ああ、そうだ_____!!」

 

俺がそうだな、と言おうとした瞬間突然無人島の周囲が強烈な光の珠によって吹き飛んだ。

 

「なんだ!?」

 

全員が光のあった方を向くと驚愕の表情を浮かべる。

 

球状の光が放たれた場所にあった島は巨大な隕石が落ちたかのようなクレータができており、その中心には青い雷を纏った福音が自らを抱くかのようにうずくまっている。だが一番驚くのは装甲が修復されているということだ。

 

「装甲が修復されて……まさか!」

 

「!?まずいぞ、これは___『第二形態移行(セカンド・シフト)』だ!」

 

俺とラウラが驚愕に声をあげた瞬間、その声に反応したかのように福音がこちらに顔をあげる。無機質なバイザーに覆われている顔からは何の表情も読み取れないが、そこからは明確な敵意が伝わってきた。

 

「全員離れろ!こいつは___!」

 

『キアアアアアアア……!!!!』

 

まるで獣の雄叫びのような声を発し、福音は一番近くにいたラウラへと飛びかかる。

 

「なにっ!?」

 

あまりに速いその動きに反応出来ず、ラウラは足を捕まれる。そして、切断された頭部からはゆっくり、ゆっくりと、まるで蝶が蛹から孵るかのように、エネルギーの翼が生えた。

 

「危ないっ!ラウラ!」

 

KAMEN RIDE FAIZ

 

FORM RIDE FAIZ ACCEL

 

俺は急いで仮面ライダーファイズへとカメンライドし、ファイズ・アクセルフォームへとフォームライドした。

 

そしてラウラの足を掴んだ福音の手を勢いよく握ることで圧迫させた後、手を離させ、蹴りを決めて一度離れた。

 

「す、すまない、亜久斗…」

 

「別にいい、それよりも後ろで援護を頼む。俺は福音と戦う、離れていてくれ」

 

KAMEN RIDE KUUGA

 

FORM RIDE KUUGA TITAN

 

俺はクウガ・タイタンフォームにフォームライドし、福音を待ち構えた。ラウラには巻き添えを喰らってほしくはないので離れてもらう。

 

福音は俺に向かって突っ込んでくる。俺はタイタンソードを構え、福音との距離が詰まるのを待つ。

 

『キアアアア!!』

 

このクウガ・タイタンフォームは絶対的な防御力と強靭な腕力を誇る形態。だが動きが鈍いため高速で移動することが出来ない。

 

ならば相手が近づくのを待ち、カウンターを決める。

 

福音との距離が約一〇メートルほどになり、俺は俺の足を掴もうとする福音に向かってタイタンソードを突くようにして攻撃する。

 

『キアアアアア、ア、ア、ア……!!!』

 

顔に強烈な一撃を喰らった福音は、その体が一瞬、固まった。その隙に全身全霊の一撃を叩き込む!!

 

「喰らええええええええ!!」

 

俺は力の限りタイタンソードを連続で福音に振るう。そして、翼を叩き切り、腕を掴み、誰もいない西方面へと投げ飛ばす。

 

『キギアアアアアア!!!!』

 

翼を切られた福音は叫びながら飛んでいく。この場で反撃の危険を避けるためには、近距離ではなく、遠距離から攻めるのが有利。飛んでいく間に俺はライダーカードを差し替える。

 

KAMEN RIDE FAIZ

 

FINAL KAMEN RIDE FAIZ BLASTER

 

クウガからファイズへそしてファイズ・ブラスターフォームへと姿を変える。

 

『聞こえるか!全員再び一斉射撃を行う!いいか!』

 

『『『『『了解』』』』』

 

全員に聞こえるようにオープンチャンネルを使って指令を伝え、再び全員が福音に向けて構える。

 

FINAL ATACK RIDE FA_FA_FA_FAIZ!

 

俺はフォトンバスターを放ち、全員の攻撃を避けきれなかった福音はいくつかに被弾した。

 

「やったか?あ、やべ、これって死亡フラ___がっ!?」

 

射撃が終了し、爆発から出てきた福音は、俺の首を絞めるようにしながら投げ飛ばし、福音はそのまま翼を広げてエネルギー弾を俺に打ってきた。

 

「ぐっ、アアアアァ!!」

 

「!?あ、亜久斗っ!」

 

俺は全てのエネルギー弾を喰らい、俺の周りは爆発に包まれた。

 

 

 

 

「あ、亜久斗!亜久斗ぉ!」

 

「そんな、まさか亜久斗さんまで………」

 

「くっ、余所見している場合ではないぞ!」

 

爆発を確認したかのように福音は煙を見つめている。そして、五人の方向を向き、叫びながら近づいてくる。

 

『キアアアッアアアアアアア!!』

 

だがその途中で一つの荷電粒子砲が福音に直撃し吹き飛んだ。

 

「俺の仲間は、誰一人としてやらせねえ!」

 

 

「…………一、夏……?」

 

全員の目に映ったのは白式第二形態・雪羅を纏った一夏、そして

 

ボウウウウウン!!

 

煙が晴れると同時に爆風が行る。煙の中から現れたのは…

 

「絶対に、お前を撃墜するぞ福音!みんなをやらせはしない!」

 

黒と銀色とマゼンタ色。ボディにつけられた十のライダーカードに腕にはケータッチをつけた仮面ライダー

 

仮面ライダーディケイド・コンプリートフォームへとファイナルカメンライドをした亜久斗の姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

爆発の中で亜久斗は意識を刈られそうな痛みを堪えていた。

 

「(くっ!痛い痛い痛い痛い痛い!しぬほどいてぇ!でも!)」

 

亜久斗の脳裏の映ったのは福音にやられた仲間の姿、それが彼を奮い立たせていた。

 

「(あんな姿を見るくらいなら、俺は絶対に死なねえ!絶対に負けねえ!)」

 

瞬間、爆発は煙へと変わり、痛みが消えていく。

 

『第二形態移行(セカンド・シフト)完了しました。フォーマットとフィッティングが完了しました。確認ボタンを押してください』

 

頭の中にデータが流れ、音声が聞こえ、第二形態移行を知らせる。

 

「(このタイミングで……ありがたいね。もう一度チャンスがあるってことなんだからさ!)」

 

亜久斗は喜びを堪えデータを確認した。

「(第二形態移行により「拡張領域」と全体ステータスの増加を確認。……だったら、今なら使える!)」

 

俺の手には無意識のうちにケータッチが握られていた俺は気がつけばそれを使っていた。

 

KUUGA AGITO RYUKI FAIZ BLADE HIBIKI KABUTO DEN-O KIVA

 

FINAL KAMEN RIDE DECADE

 

俺はケータッチを操作し、ディケイド・コンプリートフォームにカメンライドする。そして爆風が起こり、煙が晴れ、俺の前に福音が映る。

 

「絶対に、お前を撃墜するぞ福音!みんなをやらせはしない!」

 

 

 

 

「あ、亜久斗…大丈夫なの?」

 

「それに、その姿は…」

 

「ああ大丈夫だ。第二形態移行(セカンド・シフト)したおかげでね、さて……」

 

俺は福音と戦闘をしている一夏を確認する。第二形態移行した二つのISは凄まじい程速く、銃弾は当たり難いだろう。

 

「やってみるか……。U(ユニゾン)シスデム起動!」

 

『声態認証確認。Uシステム起動します』

 

俺の体からディケイド・コンプリートフォームのボディが離れ、空中でバラバラになり浮遊し俺のIS仮面ライダーが展開される。

 

展開されたのを確認するようにボディパーツは俺の周りを一回転しISの装甲に合わせるように形を変えて再び装備される。

 

『仮面ライダー・ディケイドの同調を確認。準備完了しました』

 

そして、ISと仮面ライダーが完全に一つになった。元の白黒の最低限の薄い装甲は一回り大きくなり色もディケードと同じように変化していた。

 

「あ、亜久斗のISが……」

 

「変型した……」

 

「こ、こんなことってあるの……?」

 

全員が驚きの表情を浮かべる。俺も発動するまでどうなるかわからなかったが……。

 

「ん、問題無いな……ん?」

 

俺は体を軽く動かし、状態の確認をする。異常の無さを確認する。そして前方から嵐のようなエネルギー弾の弾雨が襲ってこようとしている。

 

その一歩手前で一夏からプライベート・チャンネルを繋がれた。

 

『なんだ一夏』

 

『亜久斗!今そっちにエネルギー弾が飛んでいく!俺の変わりに鈴たちを守ってくれ!』

 

『了解!』

 

俺は一度プライベートチャンネルを切りエネルギー弾へと向き合う。

 

「さて……やらせはしねえぞ福音!」

 

KAMEN RIDE FAIZ BLASTER

 

俺はケータッチを操作し、ファイズ・ブラスターフォームを召喚ファイズは俺とシンクロして動く。

 

FINAL ATACK RIDE FA_FA_FA_FAIZ!

 

二人分のフォトンバスターが全てのエネルギー弾を包み込み、後ろにいるみんなへの攻撃を防いだ。

 

「さて、援護させてもらうぞ一夏」

 

俺は再びプライベート・チャンネルを一夏へと繋ぐ。

 

『一夏、こっちの被害はゼロだ。全部防いだ』

 

『サンキュー亜久斗!こっちも箒のお陰で万全だ!』

 

ふと見ると箒が一夏の少し離れたところにいるのが確認できた。

 

『ならこっちから俺が攻撃する、そしたらお前が止めをさせ、いいか?』

 

『任せろ!』

 

プライベート・チャンネルが切れる。俺は近くにいるシャルを呼ぶ。

 

「おーいシャル」

 

「何?亜久斗」

 

「今からシャルの力が借りたい、いいか?」

 

「う、うん!」

 

先に言っておこう。ISと同調したディケイドはISであり仮面ライダーでもある、そしてISと同調したことによりディケイドはISの力を使うことができる。これは相手の許可を取らなければ発動が出来ず、データが搭載されていなくてはならない。シャルの『ラファール・リヴァイヴ・カスタム』からのデータは今まで見てきた記憶がそのままISに繋がっている。そして俺は今シャルから許可を取ったつまり。

 

「じゃあ後ろ向いてくれ」

 

「え?う、うん……」

 

FINAL FORM RIDE LA_LA_LA_LAFARL!

 

「え?うわわわ!」

 

俺がシャルのIS『ラファール・リヴァイヴ・カスタム』に手を触れると、ラファールは変型し、巨大なマシンガンとなる。ラファール・マシンガンってところか

 

「え?え?え?これどういうこと!?」

 

シャルは何が起きたかわからない様子、当たり前だ。

 

「俺のISの力でシャルのISを一時的に武器化した、少しだけ辛抱してくれよ」

 

「うん、別に問題は無いんだけど……(力が借りたいってこういうことだったんだぁ……)」

 

「じゃあ行くぞ」『一夏、一旦離れろ』

 

「……喰らええええ!」

 

FINAL ATACK RIDE LA_LA_LA_LAFARL!

 

ラファール・マシンガンから弾が発射され、福音に向かう。福音は避けようとして上に飛ぶが範囲が広すぎて避けきれずに被弾し、弾かれた。そして

 

「おおおおおっ!!」

 

弾かれた福音を瞬時加速(イグニッション・ブースト)で加速した一夏の零落白夜の刃が切り裂き、そして福音は動きを停止し、アーマーを失い、スーツだけの状態になった操縦者が海へと堕ちていく。

 

「しまっ____!?」

 

「____よっと。まったく、爪が甘いのよ、ていうかこれ速すぎじゃない?」

 

堕ちていく操縦者をハードボイルダーmklllに乗った鈴がキャッチした。

 

「まあなんにせよ、これで終わったな…」

 

俺の胸には達成感と自分の成長が感じられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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