バトル回に入ってから感想が増えていき本当に嬉しいです!ちなみに、私はアドベントカードの所有者を『仮面ライダー龍騎アドベントカード』で検索したときに画像つきのサイトを見つけたのでそちらを利用させていただきました。間違いがありましたら報告お願いします。
そして夏休み編(現実は冬休み)に入るとライダーメインになりIS関係ねえ!って感じになるかもしれませんのでここで謝っておきます。ごめんなさい。
登場させたいライダーや会社のオリキャラも募集しますので良かったら応募してください。
前書きが少々長くなりましたがこれで終了です。
それでは本編スタート!
藤堂影鷹
彼は一般家庭の一人息子として生まれた。家は父親が抱えた借金を負わされており、父親は毎日酒と暴力に明け暮れ、借金を残して家を出ていく始末。母と子だけの生活は決して裕福な暮らしとはいえなかった。母親が親戚や祖父母を頼り働き詰めていたため学校へは何とか行けた、苦しい中働く母のために藤堂は必死で勉強をし、早く自分が母の代わりとなるために身も鍛えた。そして小学五年のとき、成績優秀、運動神経抜群となっていた藤堂は周りから優等生と呼ばれていた。だが藤堂は慢心することなく精進した。
だが進学して中学二年、十四歳のときにそれは一変した。学校に母親が仕事場で倒れたと連絡が入ったと聞いた藤堂はすぐさま病院に駆けつけた。母親はガンを煩わせていた。それから母親は入院し、消費される金は多くなった、病院の治療や入院費、学校の給食費や学費に加えまだ残っている普通では支払えない量の借金。
それから、藤堂は学校へ行くことが出来なくなった。十五歳となった藤堂は毎日朝昼晩とアルバイトを繰り返していた。休みなどなく、ガンの手術代をため、借金を払い、アルバイトを繰り返す日々。
それからおよそ半年、貯まった手術代で母親を手術させることが出来た。手術は無事に終え、一週間後には退院できると聞かされた藤堂は歓喜に溢れていた。だが退院当日、母親は死んでいた。容態が急変したということだった。ベットに寝かされた母親を見たとき、藤堂は自分の母親を抱きしめた。
ふと、藤堂は気づく。母親の体が軽すぎることに、そして後ろにいた医者が怪しい笑みを浮かべていたことに。
その日の間、藤堂は医者に一日だけ側にいさせて欲しいと頼んだ。許可をもらった藤堂は別の大病院から小型レントゲン器具を借り、母親を写した。写真に写った母親の体には、内臓か殆ど残っていなかった。
藤堂は気づく、自分は騙されたのだと。それから藤堂は病院にそのことを訴え、裁判を起こした。しかし裁判当日、何者かによって部屋を荒らされていさ。物が無くなっていた。証拠となる写真も。裁判当日、出頭した証人と病院の責任者、裁判員全てが女性だった。今は女尊男卑の時代、証拠もなく、圧倒的に不利な立場だった藤堂は起訴することが出来ず無罪判決が言い渡された。
その日から二年間、藤堂は借金の肩代わりに荒ら仕事を始める。母が死んだ日から体を鍛えていた藤堂は主に裏ストリートで戦った。各場で消え去ったと思われるプロボクサーや力自慢、ゴロツキが集まり賭け事を行うその場で藤堂は自分が勝つことで借金の返済に明け暮れた。
そんなある日、転機が訪れる。賭けを終えた藤堂は賞金を持って届ける途中、突然後ろから鈍器で頭を殴られリンチにされる。試合に勝ち続け、金を総なめしていた藤堂は恨みを買っていることが多く、賭けに負けた腹いせに襲われ、賞金を奪われた藤堂は地面に倒れ、痛みの中で意識を手放した。
目を開けると知らない天井があった。藤堂が混乱していると突然人が入ってくる。それが現夜霧グループ総会長夜霧甲斐斗(よるきりかいと)とその息子夜霧亜久斗との出会い、それから藤堂は戦闘能力の高さを雇われ、『RIDE』で働き自分を助けてくれた夜霧家に仕えた。
このとき、藤堂影鷹はある決意をする。
俺は、この人たちのために生きよう
この人たちに恩を返すために、残りの人生は使う
そして、その決意が藤堂影鷹を立ち直らせていた。
「(……俺は、まだやれる!)」
「(…社長や会長の恩をわすれるな!)」
「うおおおおお!!」
倒れていた藤堂は、雄叫びと共に起き上がった。周りを目だけで確認すると、目の前に加賀たちがいた。侵入経路は不明だがそれぞれが抱えたトランクケースからするともうダークライダーは回収されてしまったようだ。
「(だが…それがどうした!)」
盗られたなら逃げられる前に捕まえればいい。それだけだった。
「……驚いた。あれを喰らってまだ起き上がれるなんて、まだ三十分しかたってないと思うんだけど」
驚きが隠せない加賀。藤堂は拳を握りドアに貼り付けられた手形を殴りつけた。
ビーッ!ビーッ!ビーッ!
途端、ラボに警報が鳴る。緊急事態時のみ発令を許された警報方法であり、ラボのみならず会社までその音は伝わる。時期に会社に残っている警備員がこちらに向かってくる。
「ちっ!余計なことをしやがって!おい!急いで逃げるぞ!」
「させ……るか……!」
加賀たちは走ってラボから脱出しようとするが藤堂は腕を広げ行く手を阻むように立つ。
「邪魔です、往生際が悪いですよ藤堂」
「はっ!」
Heat!Maximum Drive!
「がああああっ!!」
立ちはだかる藤堂をヒートは炎を灯した拳で殴りつける。藤堂は膝をつきベノバイザーで体を必死で支える。しかしその間に加賀たちは藤堂の横をすり抜けるようにして走っていく。
「く…そがぁ!」
スチールベント
藤堂は渾身の力を絞ってベノバイザーにアドベントカードを差し込み、トランクを二つ強奪し、加賀たちとは反対方向に蹴りとばす。
「なっ!こしゃくなマネを……!」
「おい!その二つは諦めろ!残りを持って早くここを出るぞ!」
加賀たちが見えなくなり、ボロボロとなった藤堂だけが残った。藤堂は床に倒れ込み、意識を手放した。
「…………はっ!」
気を失った藤堂が目を覚ますと、そこは病室だった。島に建てられている会社専用の小さな病院、医療器具なども整っている。
藤堂が周りを見るとそこには協力者の桃他が同じように眠っていた。
「いつつ……」
藤堂が体を痛みとともに起こそうとすると扉が開いた。入って来たのは『RIDE』代理社長夜霧恵だった。
「気分はどうかしら、藤堂?」
「あまり良くはないっすね。身体中が痛いっす」
そう、といいながら恵は藤堂のベットの近くの椅子に腰かける。
「さて、加賀の襲撃から三日ほどたったわ。加賀に続いてルギーザが裏切ってダークライダーをいくつか奪って逃走していったわ」
「……っ!」
藤堂は自分の不甲斐なさに唇を噛み締める。
「でも、貴方がしたことが不幸中の幸いとなっているのよ」
「……?」
「貴方が守った五つのダークライダーは数ある中でも強力な部類に入るものでね、敵に渡らなくて本当に助かったわよ」
「………社長代理」
「なにかしら?」
「……俺は、役に立てたでしょうか?」
恵は呆れたように藤堂に言う。
「当たり前じゃない。貴方のお陰でそのダークライダーは守れたし、貴方が警報を鳴らしたお陰で駆けつけることが出来たんだから」
「……そうですか」
「ええ、それと、敵の組織のボスがわかったわよ。名前だけだけどね……」
「!」
「そいつの名前はゴウラ。身元不明で今回敵が所持していたドライバーは彼が造ったらしいわ」
「ゴウラ……」
「それじゃあ私は会議に戻るわね、しっかり休んでおきなさい」
恵は扉から出ていく。藤堂は起き上げた体は倒れ込むようにして寝かせ、力強く手を握った。
ふう、深夜だからってちょっと雑でしたかね。まあ、何はともあれ夏休みからはライダーメインで行きます。原作キャラも登場させようと思います。
ではまた次回。