IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

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今まで出てきたオリキャラは九人。そのうち二人が裏切り、一人は病院行き。そして亜久斗が帰ってくる。どうなる、仮面ライダーたちよ!

それでは本編スタート!



四十九話 夏休み開幕、新たなる仲間(混乱)

 

 

亜久斗は襲撃から一週間後、自分のラボに帰って来ていた。今回はIS学園に許可を取った後にテレポートして島に一瞬で移動した。亜久斗は島に戻るとまず自分の会社に足を進めた。

 

「亜久斗様、お帰りなさいませ」

 

「ああ、久しぶりだな小鳥遊。現在の状況を説明してほしい」

 

亜久斗は社長室で待ち構えていた自分の秘書、小鳥遊楓(たかなしかえで)を見かけると自分のPCを立ち上げ、状況の説明を要求する。

 

「はい、まず亜久斗様が臨海学校に向かう前日経済科主任の加賀利之が七つのガイアメモリとダブルドライバーを整備科から強奪しライダーのデータを持ち逃走、その二日後に仲間を引き連れてラボを襲撃し裏切ったルギーザとともにダークライダーを強奪していきましたが藤堂と協力者のお陰で計五つのダークライダーは無事、三人の敵を束縛することができました」

 

「ありがとう、そこまでで構わない」

 

亜久斗は小鳥遊から話しを聞くとキーボードを打ち込み状況を保存した。

 

「まだ続きがあります、藤堂は現在重傷で会社の医務施設で体を休めておりますそして束縛した三人から聞き出した情報から加賀たちのボスはゴウラといい目的はISの破壊すること、これによりIS学園が狙われる可能性も疑われます」

 

「……ゴウラ……ん?」

 

「どうかなさいましたか?」

 

「いや……何でもない、続けてくれ」

 

ゴウラと聞いて亜久斗の頭に浮かんだのは前世で発売されていたオール仮面ライダー・ライダージェネレーション2のボスキャラを思い浮かべた。だが気のせいだろうと思考を停止した。

 

「そこで恵様はIS学園の襲撃に備えて護衛をつけることと暗部組織十七代目楯無様に協力を申請しました」

 

「……パードゥン?」

 

「十七代目楯無様に協力を申請しました」

 

「楯無…更識楯無?」

 

「はい」

 

「オウ……」

 

更識楯無、確か彼女はIS学園の生徒会長だったはずだ終業式であいさつをしているところを見た。そして簪の姉だったはず、彼女から情報が漏れるのはかなり不味い。

 

「……情報が漏れる危険性は?」

 

「それなら問題ありません、恵様が会談のさいにきつく言っておられましたから向こうも言いふらすことは無いと証言がとれました」

 

「そ、そうか、なら問題ないな…」

 

亜久斗は若干汗をかきながらPCに保存を終え、閉じた後部屋を出る。

 

「どちらへ?」

 

「一度ラボに戻る。被害状況を確認してくるから何かあったら呼ぶように、護衛の件は考えておく、十七代目更識楯無さんとの会談はいつだ?」

 

「四日後となっております」

 

「よし、五つのダークライダーは俺が所持しておくどこにある?」

 

「それなら協力者の浦島という方に渡しております」

 

「わかった。後はとりあえず普段通りに働いてくれ、警戒は怠らないように」

 

亜久斗はラボに向かった。

 

 

 

 

「うわ…結構派手にやったなぁ……」

 

亜久斗はラボの戦闘の後を確認していた。抉られた傷、蹴りの凹みの後など戦闘が行われた場所はボロボロだった。

 

「しっかし、誰を護衛にするか……」

 

亜久斗は確認した後、ウラタロスたちの待つ自室に向かう途中で考えていた。IS学園に入るには二つの方法がある、一つは生徒として、一つは教師としてだ。自分の部下に生徒として入れる年齢の人物はいないから消去法で教師として入れることになるが……。

 

まず前提条件として信頼できる者、量産型として造ったバース、イクサ、G3以外のライダー持ちであること。藤堂は怪我でダウンしているから不可能、恵と小雨と小鳥遊には会社のことを頼まないと行けないのでこちらも却下。やはり斎藤が一番良いのだが男であるために何かと不憫な役割となるかもしれないので惜しいが却下。ライダーを渡している者は警備科を除けば

十二人。うち二人が裏切りで四人と姉を除いて残り六人。教師役となる人物は一人も……ん?

 

「……いた、あ」

 

亜久斗は気がつくと部屋に辿り着いていた。そしていつものように鍵を開けると自分の足元に何か飛び出してきた。

 

「………んん?」

 

屈んでよく見るとそれはちっちゃくなったウラタロスとキンタロス、リュウタロスだった。自分が知っている中でこんなことが出来るやつが一人いた。亜久斗がドアを開けると

 

「遅かったな」

 

エレガントなコーヒーカップを片手に椅子に腰かけている男、コーンロウのヘアスタイルと羽だらけの首飾りを装着していて目の色は白、その顔は自分の顔だった。そして、彼の名は

 

「我が名はジーク。呼ぶときは気軽にプリンスでよい」

 

仮面ライダー電王第23話に初登場した白鳥をイメージしてこの世に生まれたイマジン、ジークだった。

 

「……まじかよ…OTL」

 

味の濃いイマジンが増えたことにより、亜久斗は膝をついた。

 

 

 

 

 

 

「………で?何故にジークはここにいるんだ?」

 

亜久斗が復活し、ウラタロスたちが元を大きさに戻ったところで亜久斗はジークに問いかけた。

 

「ふむ、まあこの世界に来た方法はそこにいるお供たちと同じだ。まあ、理由は違うがな」

 

「理由?」

 

「そう、神とやらがミスを犯した性でゴウラという男がこの世界に流れついてしまった。その男を捕まえるために我らは来てやったのだ」

 

ジークをコーヒーカップを手に取りながら上から目線で答える。亜久斗はジークの意見で気になるところを見つけた。

 

「「我ら」ってどういうことだ?」

 

「この世界に来たのは私だけではない、デネブとやらも来ているらしい」

 

「……え?」

 

「「「ええええええー!!?」」」

 

「煩いぞ。頭が高いっ!」

 

ジークの言葉に亜久斗たちは驚愕するが大声を出したウラタロスたちは小さくされてしまった。

 

「……ってことは、ジークは俺たちと戦ってくれるのか?ゴウラと」

 

「何を言っている。動くのは私ではなく、世界の方だ。私自ら出迎える必要などあるまい」

 

……そうだった、こいつはそういう奴だった。

亜久斗はそこで肝心のデネブがいないことに気づく。

 

「デネブは?」

 

「知らん、来る途中ではぐれてしまった。どこかに要るだろう」

 

「おいおい……」

 

もしデネブが町を彷徨いていたらある意味危険なのに……。そこへ亜久斗の携帯が鳴った。

 

「……もしもし?」

 

『……亜久斗か?』

 

「一夏か、どうしたんだ急に」

 

冷静に返すも、内心はもの凄く不安だった。

 

『イマジンって知ってるか?』

 

「ぶっ!」

 

いきなりのことに吹いてしまった。

 

「そ、そのイマジンがどうしたんだ?」

 

『い、いや対したことじゃないんだけど。今俺の目の前に俺と同じ姿をいしたデネブって人が……』

 

「………OTL」

 

やりおった。まさか一夏の下に行くとは……。

 

「と、取り合えず明日お前の家に行くからそいつは停めてやってくれ」

 

『ああ、わかった』

 

携帯が切れる。亜久斗はこの状況がよくわからなかった。整理すると

イマジンたちがゴウラを倒すために来たけどジークはやる気無さそうだしデネブは一夏の家に着いちゃったぜ!ということになる。

 

「……なぜだ。はああぁぁぁ……」

 

亜久斗は深い溜め息を吐いた。

 

 






やっちゃった感が半端ない、
反省も後悔もしている。だがこのまま行く!

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