IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

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最初に言っておく。今回はかーなーり短い!

暇過ぎて更新し、感想を待つことが楽しみとなって来ている私、滝温泉こといずみは冬休みの課題を取り合えず放棄して更新をすることにしました。

感想欄へのコメントが増えてきてかなり嬉しいです。さて、今回は一夏とデネブとの絡みを書いて行きます。

デネブとジークの互いの呼び方がわからないのでそのままにしています。誰かわかる人がいたら教えてください。

それでは本編スタート!




五十話 デネブ(おかん)と一夏(鈍感)

 

 

「………」

 

「………」

 

リビングに座っているのは二人の男。その顔はそっくりで片方の髪には緑のメッシュが入っている。彼らを見かけたら十人中十人が双子だと答えるほどそっくりな二人はテーブルは挟むように座っている。一夏は座ったはいいが何を話していいかわからず、沈黙が流れる。

 

「あの~取り合えずお互いに自己紹介から始めませんか?」

 

「そ、そうですね。じゃあ俺から、俺の名前は織斑一夏、IS学園に通っています」

 

「俺はデネブ。イマジンって言われる種族です、これからお世話になります」

 

「………え?」

 

これからお世話になります。という言葉の意味がわからなかった一夏は疑問を浮かべる。がまずはイマジンについて聞くことにした。

 

「あの、デネブさん。イマジンってなんですか?」

 

「デネブでいいですよ。イマジンというのは人の願いを叶えて契約をする種族です。一夏が俺に願いを望んだので契約したので俺はこれから一夏と共に暮らしていくわけです。キャンディーをどうぞ」

 

「は、はあ……」

 

一夏には何が何だかわからない。というか契約をした覚えがない。別に部屋は余っているから暮らすことに問題は無いのだが自分が何を望んだのか全く覚えていない。取り合えずキャンディーを口に運んだ、美味しい。

 

「あ、その顔は願いに覚えがありませんね?昨日の夜のことを思い出して下さい」

 

「昨日の夜……はっ!」

 

ここで回想に入る。

 

昨日家へと帰宅してきた一夏はIS学園から帰って来たあとすぐにベットにダイブしたのだ。そのあと一時間ほどして目が覚めると自分と同じ顔、つまりはデネブがいたのだがそこで言われた。

 

「貴方の願いは何ですか?」

 

と、一夏は起きたばかりで寝ぼけていたので何故家の中に人がいるのか、この人は誰なのか?ということを考えずに答えた。

 

「俺の願いは、強くなることだ。千冬姉やみんなを守るために強く……なる……zzz」

 

ここで一夏は疲労もあって寝てしまうのだがデネブはしっかりと危機届けていた。実はこのとき、デネブは一夏のことを亜久斗だと思い込みそのまま契約してしまったのだった。

 

「そうだ。確かに俺は願ったな……強くなりたいって」

 

「ええ、そして俺は一夏と契約した。だから俺は一夏が強くなるのを手伝う」

 

「…例えば?」

 

一夏の頭に浮かんだのはIS学園での訓練。箒は擬音だらけでセシリアは教科書どおりの模範的な説明だが詳しすぎてわからない、鈴は自分を基準にして説明するのでどれも理解できなかった。その三人みたいな感じだった場合を思い浮かべた一夏は冷や汗を流した。

 

「そうだなあ……基本的な身体能力をあげるために筋トレとか、実戦訓練に組手をしたりしよう」

 

普通の回答だったために一夏はほっとした。

 

「じゃあデネブ、俺を鍛えてくれ!」

 

「任せろ一夏!ただしもうお昼だからご飯が先」

 

「なんだそりゃ」

 

一夏はズッこけてしまった。デネブは席を立つとキッチンに向かった。

 

「俺が料理を作ろう。こう見えて、結構家事は得意なんだ」

 

「へぇ~奇遇だな、俺も家事は得意なんだぜ。千冬は反対に家事はできないけど」

 

「ははは、これからお世話になるんだし、取り合えず今回は俺に任せておけ」

 

「おう、よろしくな」

 

それから、ご飯を食べながらお互いのことを語りあった二人は元の性格もあって、かなり打ち解けた。

 

 

 

 

 

 

その日の夜、食事を終えた二人は一緒に洗濯物を畳んでいた。

 

「あ、そういえば千冬姉にデネブのこと伝えないとな、ちょっと電話してくるな」

 

一夏はリビングのテーブルに置いてある携帯を取りに言った。残りの洗濯物を畳んだデネブは窓を開け、空の星を眺めていた。

 

「侑斗……俺はこっちでも頑張るからな。応援してくれ……」

 

デネブは星を見上げながら呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

一夏とデネブの日常コメディ

 

「にしても一夏、この家の部屋を覗いたんだが一つだけ物凄い汚い部屋があったぞ」

 

「ああ、それは千冬姉の部屋だ。いつもは俺が掃除するんだけどまだやって無かったな」

 

「そうだったのか、実はこんなものを見つけた」

 

「なんだこれ?ノート?見たら殺すって書いてあるし……」

 

「ああ、千冬さんの部屋で見つけたんだ。気になって開けようと思ったんだが怖くて出来なかった」

 

「わかるぜ、俺も千冬姉に部屋に入るなって言われると怖くてな入れないぜ。あれはよほどの隠し事があるに違いない」

 

「「ははははは!」」

 

「ほう…面白いことを話しているな。私も混ぜてくれないか?」

 

ズビシッ!ズビシッ!

 

 

「デネブ、ここが五反田食堂だ。俺の友達の弾って奴がいるんだ」

 

「一夏には友達が居たのか、どんな人か楽しみだ」

 

「俺普通に友達ぐらいいるから!?おーいだーん!」

 

「何だよ一夏、あっ、その人がお前の言ってた人か?」

 

「はい、俺はデネブ、一夏ともに宜しく、キャンディーどうぞ」

 

「あ、どうも。にしても…本当にそっくりだな。このキャンディーうまっ」

 

「だろ?デネブが作ったんだぜ」

 

「へえ~、あっ、デネブさん。うちで食べません?汚いところですが味は良いですよ」

 

「デネブで良いですよ。それじゃあ、お邪魔します」

 

 

「なあデネブ、夏休みが終わったらどうするんだ?IS学園は俺と亜久斗以外の男は学生か教師じゃなきゃ入れないぞ?」

 

「ISが動かせなくったって整備士志望として入れば大丈夫だろう。亜久斗からも任されたしな」

 

「そっか、悪いな。俺のためにワザワザ」

 

「なあに、IS学園でも俺は大丈夫さ。それに、強くなるんだろ?俺はISのことはさっぱりだけど鍛えることは出来るからな」

 

「でもIS学園に入るには勉強しないと無理だぜ?」

 

「えっ!?」

 




デネブ入学フラグを建てました。

クウガってフォームチェンジの時どうやってやるんでしょうか?誰か教えてください。

そして最後に言っておく。次回から一夏の出番は殆どないだろうと、そして亜久斗の出番が増え、会長と接触するであろうと。
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