IS 楽しむことは忘れない 転生者の物語   作:滝温泉

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期末テスト~~~~オワター!イヤッフゥ!
どうもようやくテストを終えて更新に舞い戻って来ました、滝温泉こといずみです。普通に他の作品書いてたじゃねーかという方もいるでしょうが、私は戻って来たのですそれは確かなのです。それに書いていないと勉強なんてやるきになれかったですしISに時間を掛けすぎて寝不足でしたから他の作品書くくらいしか私には思い付かなかったんです。楽しみにしていた方はすいません。

それでは本編スタート!


八十一話 乙女の喜び・迫る脅威

「疲れた……」

 

バフッと気持ちのいい音を立てて大の字でベッドに倒れ込む亜久斗。その両腕はパンパンに腫れている。

 

その原因は長時間に渡る精密作業の性であった。キャノンボール・ファストの一件の後IS学園からの許可を取って一時会社に戻り事件の理と結果報告、それだけなら時間を使うだけでよかったのだがラボでイマジン'sが喧嘩していた性で仲介(物理)に入ることになった。

 

そしてなんとか納めたもののラボの部品や壁の一部等が損失してしまいその修復作業をしてからやっとIS学園に戻れたのだ。

 

ちなみに喧嘩の原因はウラタロスの彼女2からの電話にモモタロスが勝手に出てしまったことだったという。それから寝ているキンタロスが起きて椅子から転げ落ち寝転んでいたリュウタロスの上に落下、さらにリュウタロスの投げたボールがジークに直撃し……波紋のように広がっていったわけである。

 

時刻は夜九時半過ぎ、IS学園の一年生寮の食堂はとっくに閉まっており腹を満たすことはできない。

 

あのときに何か食べておけばよかったな……と寝ながら呟く亜久斗だがそう言いながらコネクトリングを使って魔法陣からカップメンを出している。ちなみにカレー味だ。

 

「……無理だな、もう腕が上がらない」

 

お湯を注ぎにいくだけで諦める男、なんと情けないことだろうか。カップメンから手を離して眠りにつこうと亜久斗は目を閉じる………。

 

コンコンコンッ

 

「………」

 

だがその直前、ドアをノックする音が部屋に届いた。ひかえめに感じる小さなノックだったが部屋が静かだったために亜久斗の耳にしっかりと届いた。

 

どうやら眠る事ができなかったようだ。亜久斗は体を前後に半回転運動させ無理矢理起き上がった後ドアに向かった。

 

「……誰だ?」

 

「私……今手が塞がってるから開けてもらってもいい?」

 

どうやらノックをしたのは亜久斗と同室の簪のようだった。亜久斗は二つ返事でそれを了承するとドアを開けた。

 

「こんな遅くまでどうしたんだ?まあとりあえずは部屋に入った方がいいな。廊下だと恐ろしい寮長に指導されそうだ」

 

「う、うん。お邪魔、します……」

 

ここは自分の部屋でもあるのに何故お邪魔しますなのかと思った亜久斗が言うのは止めて置いた。簪は部屋に入るとベッドに座った。それをよーく見ると両手には何かを持っていた。

 

「簪、それは…カップケーキか?」

 

簪が持っていたのは三つの抹茶のカップケーキ。一つ一つが丁寧に袋に入れられておりリボンで袋が閉じてあった。それを両手で大事そうに抱いていた。

 

「う、うん……作ってみたの。亜久斗に…食べて、ほしくて……」

 

簪は恥ずかしそうに顔を赤らめながら亜久斗に三つのカップケーキを渡した。貰った亜久斗も顔を赤くしながらそれを受け取った。

 

「ありがとな、丁度腹が空いていたから助かった。……ん、上手いな」

 

口に広がる砂糖の甘さと抹茶の芳醇な香り、やわらかいケーキの食感が亜久斗の空腹を消していく。

 

「ほ、本当に……?嬉しい……」

 

若き恋する乙女、簪は亜久斗が喜ぶのと自分の料理の味を美味しいと言ってくれたことにぱあっと表情を明るくした。

 

「ああ、ありがとな簪」

 

「えへへ……」

 

ここに毒男がいたならば、全員が血を吐いて倒れる程の笑顔ではにかむ簪。亜久斗も口にカップケーキを頬張ることで照れを誤魔化している。眠るまで幸せな時間が二人を包み込んでいた。それはまさに桃色と言えるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

どこかもわからない場所の薄暗い部屋の中、何人かの内一人の男が特殊なバイザーをかけながら空中投影ディスプレイに表示された幾つものデータをその向こう(・・・)を見ながら同じ空中投影型のキーボードを操作している。

 

「ダークカブトの稼働データとしては申し分無いがやはり全ての機能を使っていない分まだデータ不足、実践経験がいるな……」

 

その男、加賀利之は指を動かしたまま呟いた。加賀の周りにはその部下と思える数人が同じように空中投影型キーボードを叩いていた。部屋を照らしているのはディスプレイとキーボードの光、そしてディスプレイの向こう側のみである。

 

「どうかな?ダークカブトの方は」

 

プシューと音を立てながらスライド式ドアが開いた。入ってきた男ゴウラは加賀に近づきディスプレイの向こう側を見た。加賀はバイザーを取り外すとディスプレイを二周り程拡大させた。

 

「はい、稼働率とデータは申し分無く負傷箇所等もあまり見られませんね。ですがまだ使われていない武装が多いので更なるデータが必要かと」

 

「それなら大丈夫だろう。先日丁度いい訓練係が見つかった、彼にデータを取る相手役をしてもらおう」

 

「……なるほど」

 

加賀はバイザーを再びかけ直すとキーボードを叩く作業に戻った。

 

「もうすぐ完成ですね…」

 

「ああ、私の過去最高傑作だよ……。最も、更に進化しているがね」

 

ゴウラは向こう側の数十本もあるプラグに繋がれた人型の機体を見つめた。プラグを流れる電流に反応してその機体の眼が輝き光っている。

 

「クク……楽しみだ。早く試したくて溜まらんよ」

 

ゴウラは二つの機体を眺め続けていた。

 

 




いつもより短いですね、まあ大体二千~五千程度ですがね。それと新しく小説を始めました。仮面ライダー龍騎と東方モノです。よろしければぜひご覧ください。

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