とある艦隊の日常   作:クレイモア

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ついに目的地にたどり着いた指揮官たち、少女たちが水着に着替えていた。
※最近色々忙しく更新遅れました(主に筆者の諸事情で)
※ビーチバレーのメンバー構成、(かたよ)りありそう…
※次回は本格的にビーチバレーはしますが割愛します。(モチベーション的に無理そうなので)


夏の休暇 少女たちのお披露目会

少女たちは更衣室前で選んだ水着を持って待っていた。何でも此処(ビーチ)はレンタルで水着を借りることができるようで皆それぞれ好きな衣装(水着)を取り更衣室に向かおうとしていた。

しかし、どの更衣室も満室であったため列を作って自分の番を待っていた。

「長いですね、早く着替えたいですが…」

ロイヤル陣営の戦艦、フッドは淑女らしくゆったりとした表情で順番を待っていた。同じく戦艦のレナウンもフッドの発言に頷いた。

「フッドさん、私たちの順番にはまだ時間は掛かるようです。あそこのベンチで少し休んでは如何(いかが)かと」

「レナウンさん、お気遣いありがとうございます。では移動しましょう。」

レナウンの提案に乗り近くにあるベンチに座った。他の少女たちは二人の行動に目を向けずただ更衣室をじっと見ていた。

「しかし皆さん、指揮官様に水着を見せたがってますね。お気持ちは分かりますが急いで行動するのは淑女としての行動を(わき)まえて欲しいですけど…」

「ご尤もです。他の陣営と諍いが起こらなければいいのですが…」

そう、此処(更衣室前)にいる少女たち(全員)は指揮官に見せるために更衣室に並んでいた。普段から業務であまりコミュニケーションを取らない指揮官に水着を見せてアピールするのに絶好の機会に少女たちは水着選びに奮闘していた。しかし一部の者は刺激的な選ぼうとしていた。

「その水着を返しなさい、グレイゴースト」

「断る。指揮官にこんなもの見せたら幻滅するぞ!! こ、こんな卑猥な水着を着せるわけにはいかない!!」

何やら赤城とエンタープライズが揉めていた。すでに起きてるのでフッドとレナウンは聞かぬふりをしたが、他所(よそ)でも発生していた。

「瑞鶴、何するの!? それお姉ちゃんに返しなさい!!」

「翔鶴姉、それ赤城さんとデザイン同じじゃない!! 五航戦の顔に泥を塗らないでよ!!」

「プリンツさん、これにしてください」

Z23(ニーミ)、相変わらず頭が堅いのね。指揮官に見せるしどうせならこっちの方がいいじゃない?」

「それは露出が高いです!! いいですか、鉄血陣営としての自覚を…」

「はいはい、Z23(ニーミ)の説教は喧しいね」

 

「賑やかですね…」

「そ、そうですね」

フッドの発言にレナウンは困惑したがふとあることを聞いてみた。

「そういえばレパルスが見かけませんが…フッドさんは知りませんか?」

彼女の疑問にフッドは周りを見るが確かにいなかった。いつも明るくて溌剌(はつらつ)なレパルスが此処(ここ)にいないとなると何処(どこ)にいるのかと考えるとレナウンが何かを思い出したようだ。

「おそらくもう着替え終わっていると思います」

レナウンの発言にフッドは納得した表情をした。

 

 

 

 

 

 

 

澄んだような青い海、彼はいつも着用してる軍服ではなくすでに水着に着替えおりパーカーを羽織って海を見ていた。普段から指揮官としての業務をこなしてるので海を間近で見るのは偶にであったが、今見る光景に思わず感嘆した様子だった。

「……」

「指揮官」

思考に(ふけ)っていると後方に自分を呼ぶ声がしたので振り向くと、ラフィーがすでに水着に着替えていた。彼女(ラフィー)の水着はオフショルビキニいう水着で露出が高いデザインの水着だが、ラフィーにとっては露出より着やすさを選んだと指揮官()は思った。生地は髪と近い白色して普段とは違う印象を感じた。

「似合ってるぞ」

「指揮官、暑い」

表情を変えず水着についてのコメントしたがラフィーは聞かず近づいて指揮官の身体を背もたれ代わりに座った。

「まだ全員が集まってないが…先に足を水浸かってもいいぞ。但し浅瀬までだ。俺は此処(ここ)全員(みんな)が来るのを待つ。」

「分かった。」

ラフィーが自分から離れて浅瀬までとてとてと歩くのを見届けていると、後ろから走る音が聞こえた。

「狙って〜PON!!」

「…危ないな」

声の主に指揮官()はすぐ後ろに振り向き、受け止める態勢を整え、その人物を抱きしめるように受け止めた。

「指〜揮〜官、えへへ如何(どう)かな、私の水着は」

その人物はレナウン級巡洋戦艦のレパルスであった。指揮官は彼女《レパルス》を離して水着を観察した。デザインは競泳水着でラフィー同様に動きやすさを重視した物だった。

「似合ってるぞレパルス」

また同じように答えるがレパルスの頰がプクーッと膨れていた。

「指揮官、それラフィーちゃんと同じ返事でしょ。もうちょっと言葉に飾りをつけてもらいたいな〜」

要するに『ちゃんと褒めてほしい』と聞こえた指揮官は言われた通りレパルスを褒めまくった。結果レパルスがずっと頰を赤らめてるのを誰もが気にしていたが誰も指摘する者はいなかった。

 

 

 

 

 

 

浜辺で少女たちが揃ってている中、ユニオン陣営のレンジャーは拡声器(メガホン)で説明をしていた。ちなみに指揮官はレンジャーの隣にいた。

「では今から各艦種のチームに並んでください。駆逐艦はZ23(ニーミ)ちゃん、軽巡はケルンさん、重巡はシカゴさん、空母はラングレーさん、戦艦はペンシルベニアさんの後ろに並んでください」

レンジャーの呼びかけで少女たちは動き出し、各艦種ごとに並んだ。(あらかじ)め指揮官からビーチバレーに出る選手(メンバー)用の名簿があるので揃ってない場合も対応できてる。

そして数分後、全員の点呼を終えると拡声器(メガホン)を使って再びした。

「先ず皆さん向こうに移動します。向こうにはビーチバレー専用のコートがありますのでくれぐれもはしゃがないようにしてください。それからビーチバレーをやろうと思います」

説明を終えるとこの場にいる全員はコートまで移動した。中には指揮官と一緒に移動する者もいたがロイヤル陣営の空母、片手に日傘を持つイラストリアスのとった行動に誰もが驚いた。

「指揮官様、一緒に腕を組んでもらいたいですけどよろしいですか?」

「別に構わないが…」

「では、ご遠慮なく♪」

そう言って指揮官の左腕に抱きついた。指揮官としては周りに迷惑を掛けないでほしくイラストリアスはそれを理解した上での逆手を取った行動をした。周りの少女たちはイラストリアスの行動に羨ましがる者が続出し、赤城にいたっては指揮官を背後から襲おうとするが高雄に釘をさされている。他にもコソッと指揮官に近づこうとする者がいるが邪魔をしたらいけない雰囲気と感じ誰一人行かなかった。

「そういえば指揮官様、一つ聞きたいことがありまして」

イラストリアスからの質問に指揮官は首をイラストリアスの方に向けた。

「何だ?」

「ビーチバレーは今日中でやるのですか? それとも明日までやるのですか?」

「一応今日中に終われるようにしてる。混戦の方は明日にするつもりだ。」

彼の質問にイラストリアスは納得した様子だった。

「分かりました。あと向こうに着くまでするまで少しお話しませんか?」

確かに向こうに着くまでは歩いて数分ほど離れてる、と彼は思い了承した。するとイラストリアスの表情が明るくなった。

「最近ベルファストから洋菓子を教わっています。もし予定が空いてる日があるのでしたら試食してもらいたいですけど、よろしいですか?」

イラストリアスからの試食のお誘いに指揮官は頷いた。

「分かった。最近色々忙しいが、予定が空いた日があったら伝える。」

珍しく指揮官が了承してイラストリアスは優しく微笑んだ。何かと私たちのことを気にかけてる、無愛想さは感じるがそれに反して優しいところが(この人)らしい、と心で思った。

「では今回の慰安旅行をゆっくり休んでくださいね。指揮官様」

「そうだな」

その後、周りの少女(部下)たちと会話を挟みながら目的地まで歩いた。

 

 

 

 

 

 

それから数分後、全員は目的の場所に(ようや)くたどり着いた。ユニオン陣営のレンジャーは少女たちの前で拡声器(メガホン)を使って説明した。

「では今から各艦種のチームごとに並んでください。駆逐艦はベイリーちゃん、軽巡はアトランタさん、重巡はシカゴさん、空母はラングレーさん、戦艦はペンシルベニアさんの後ろに並んでください。」

レンジャーの呼びかけに応じて彼女たちは早く並んだ。彼女たちは早く行動したのは指揮官にアピールするためだったが当の本人は全く気付かない様子だった。

「では今から各艦首別のビーチバレー大会を開始します。対戦表は明石ちゃんとヴェスタルさんが持っているので確認する時は二人に見させてください。」

簡単な開会の挨拶を済ませ待ちに待ったビーチバレー大会が開始した。




少女たちと行動中、指揮官は諦観したまま玩具となりました…
※雑談です
女性用水着はヤフーで調べました。(意外と種類が豊富。それと筆者は決して卑しくないです。あと補足になります原作水着衣装持ちはそのまま)
水着の勝負がヤバイのはどの陣営と思いますか? 筆者はロイヤル陣営と思います。(ベルファストとかFGOのジャンヌダルク、シェフィールドはアルトリア・オルタとか。筆者はFGOはニコニコ静画でしか知りません)

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