光る星に口付けを。   作:夜月 黒隴

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1900ぐらいでまとめれるかなあ、これ

7/20。タイトル名少し変更
……み。(前半)→→……み。(午前)


第四話-意気込み。(午前)

『ひとまずこれでよしか。』

と呟き、明日の授業の確認をする。この確認を怠ってしまうと忘れ物等、してしまうのだ。明日の用意が終わったところで、俺は1階に行き、リビングにあるテレビをつける。

『…。』

やはり、今最も取り上げられているのは今回起こった洪水、地震辺りの自然災害。この気温の高い中、こんな自然災害がさらに我らに追い打ちをかける。全く、ひどいものだ。

気がつけば時計の針はもう11時を示している。少し夜更かしし過ぎたか。今日は早めに寝よう、と思っていたのだが、そんな事に脳は気が付かなかったようだ。さて、寝る準備を…

「プルルルル…プルルルル…」

と、携帯が着信音を鳴らし、震える。こんな時間に一体誰だ、と思うが、もう大体予想はついている。なぜあいつはこの時間にかけてきたのだ。そう思いつつも、電話に出る。

『はい、もしもし。』

「こんばんはー、紲星あかりです。」

ほらみろ。絶対そうだと思った。迂闊に電話番号を見せてしまったのが今日最大の失敗だ。というかほんの少ししか見えなかったはずなのになんで全部記憶できたんだ。瞬間把握能力凄すぎるだろ。

『まあだろうな。それで、何の用だ。用がないなら切るぞ。寝るところだったんだから。』

「あー…そうなの。ごめんね。寝るところ邪魔して。」

『その言い方だと何も用が無かったっていう事か。』

「えーと…はい。」

何なんだあいつ。何がしたいのかさっぱりわからん。取り敢えずもう眠たいので、切ることにした。そのまま歯磨きをして就寝。

 

──────────────

 

子鳥のさえずりが耳に響き渡る。もう朝か。早い。時刻は5時すぎ。まあ普段通りだ。さて、顔を洗いに行こう。眠気覚ましにもなるし、今日も頑張る、と意気込むことも出来る。

今日の朝食はいつもとは違い、昨日帰りのコンビニで菓子パンを買ってきた。俺にとっては珍しい菓子パン。たまにはこういうのもありだろう、と思う。それに、菓子パンは焼かなくていい分、好きなことをできる時間を増やせる。あまり健康には良くないが、どうしても、という時は菓子パンに頼るだろう。さて、今日の天気予報、ニュース等見て、さっさと学校に向かおうか。今日から授業が始まるわけだし。

 

☆★☆★☆★☆★☆★

 

昨日は変な時間に電話してしまった。相手の事を考えず、ついつい自分勝手になってしまった。反省。今日は珍しく早起きしたので、読むに読めない小説を読む。あまり話の内容を奥深くまで理解する事は出来ないが、それなりに楽しめる。ついつい読みすぎて遅刻にならないように時計には一定の感覚で目をやる。小説は人を奥深くまで練り込ませる。本当に浸かってしまうと時間ら周りの事など全て気にならなくなってしまう。そこが小説の怖いところだ、と私は思う。

気がつけば7時。そろそろ学校の支度をしておかなければ。私はそう思い、いつもの支度をする。いい加減に前日に用意をするというくせをつけなければならないのに、一向にする気が起きない。明日でいいや、ってなってしまう。何故だろう。

いつもの時間帯になり、家を出て鍵を閉める。普段より少し遅めに出たので今日はゆっくり歩いて行くとしよう。

…おかしい。いつもの時間帯に来ているのに霧夜君が来ない。いつも…とは言ってもまだ2日だけだが、少し早めに出たのだろうか。霧夜君は真面目だから遅く出るということは無いと思う。もう会えないとなるのであればゆっくり進もうかとも思ったが、いち早く会いたい。なので…全力ダッシュである!

 

☆★☆★☆★☆★☆★

 

8時まであと10分。早めに来すぎたか。まあ良い、早めに行って損な事はあまりない、授業の用意をしてゆっくり小説でも読もう。今俺の中で熱いのは、ミステリー系小説。なかなかに面白い、考えるのが楽しいので沢山買ってしまった。セールスはずるいと思う。と、誰かの走る音が廊下から聞こえる。先生は基本的に走らないし、いち早く学校に来たい誰かだろう。って、おい。

「あ、おはよー!」

最悪だよもう。またこいつ(紲星あかり)か。朝から一体なんだというのだ。取り敢えず返事はしておかなければ、社会的に最悪の立場だ。

『おはよう。』

「今日はいつもより早いのね。」

『まあな。』

他愛のない会話をこなし、会話を無理やり区切る。あまりこいつと話していると周りから見られた時に付き合っているんじゃないか、とか思われそうだ。さっさと縁を切ってしまいたい。少しでも距離をとるために無視という選択肢もあるが、あまり無視はしたくない。できる限り友好関係を保った状態で縁を切る方法を探さなければ。ただの友達、という認識にしてもらわなければ困る。というか何故あんなに俺に構うのだ?普通ならば俺なんかにはあまり関わる人間など居ないのに。おかしい奴だ。

 

──────────────

 

漸く静かになった。あいつと話している間に皆着々集まってきている。もう21分か。早いものだな。さてさて、もうすぐ1限目、といっても説明が多いだろうが、頑張るとするか。




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