ふう、漸く午前の授業4つが終了する。ひたすら説明だけなのもあり、寝ている人も少なからずいた。あいつら大丈夫かよ。しかしまあ、寝てしまう理由も分からなくはない。しかしまあ、午前の授業は終了した。これからは待ちに待った昼食、ということもあり、みんな前後左右の人達とわいわい話しながら食べ始める。フリーダムすぎると思うのは俺だけであろうか、といったところで俺も昼食を取ることにする。コンビニで買ってきた昼食が入った袋を取り出し、机の上に置く。飲み物はカフェインゼロの麦茶だ。これがまたうま…い。
「前、いい?」
恐らく自作の弁当か知らないが、それを持ち左の席から ひょい、っと顔を覗かす。俺は来るな、という冷たい視線を送るが彼女にはそんな視線など無意味だった。
「返答無し!それじゃあ前座るね。」
『いやちょっと待て、可笑しいだろ。』
いつの間にか前の席の赤口は居なくなり、別の席の友達と共に昼食をとっている。あいつなんで居ねぇんだよ。さて、俺の返信を聞いた奴はキョトンとした顔でこちらを見つめている。何故駄目なのか分からないのだろう。
『俺は一人で食べたいんだよ。分かるか?』
「分かんない。」
『即答かよ。』
「人の事言えないからね。」
『…。』
そういった会話をしながら何故か
『なんで勝手に食べようとしてるんだよ。』
「え、駄目?」
『誰がいいっつったんだよ。』
「返事無かったから…。」
『返事なきゃ勝手に食べていいって事じゃないんだよ。』
「別にいーじゃんー!」
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あの二人、仲良さそう…いいなあ。ついつい嫉妬してしまいそうになる。あの二人の中に、一緒に昼食食べないかと誘うことは出来ないであろうか、と悩む。しかしあの二人は今、喧嘩(?)しているので割り込むにもなかなか割り込むことが出来ない。いっその事割り込んで喧嘩(?)を止めに入った方が良いのではと思ったりする。そう思いつつ、お弁当を持ったままあの二人を眺める。
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漸くあの二人は落ち着いたようだ。喧嘩(?)は収まったのか、二人で仲良くお弁当を食べ出す。多少グチグチ言うものの、えーと、誰だっけ。あの
「あ、あの…。』
『ん?』
「はい?」
「わ、私…じ、20番の「
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急すぎる。あまりにも急すぎた。まだ会話したことの無い人に話しかけられ、それに加え昼食を一緒にいいですか、と聞かれたのは人生で初。多分
「はい!いいですよ!」
とか言い出した。意味不明なことを言うな、馬鹿野郎が。
『おま、急に何を…。』
「ありがとうございます!それじゃあ失礼しますね!』
『おいおいおいおい。』
あーもうめちゃくちゃだよ。どうしてこうなってしまったんだ。
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「あ、そういえばなんだけどさ、霧夜君。」
『ん?何だよ。』
「放課後、一緒にカ」
『絶対行かな』
「付いてきてね。」
『は?』
「え?」
なんなんだこのマシンガントーク…。この2人の特有の会話なのかな。見てて面白いけど、途中で止めたくもなってしまうこの気持ちは一体なんなのだろう…。
「付いてきてね。」
『はぁ…?何でだよ。』
「いいじゃん、美味しいパンケーキがあるの!」
『別に食べたくな』
「それじゃあ、放課後校門で待ってるからね!」
『…。』
これだけ聞くとただの強制連行である。可哀想に…。
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昼食、昼休憩が終わり午後の授業を再開する。お昼休憩をとったせいか、みんな眠たいのであろう。午前より寝ている人が多いように感じた。最初が肝心だというのに皆は何をしているんだ…。そんな中、先生は淡々と話を続ける。起きている人が偉いのではなく寝ている人が悪いのだ、といった思考であろう。さて、また長々と話を聞かされるのか…。
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やっと6限目が終了する。7限まである所もあるのだが、少なくともここは6限までだ。それにしても疲れた。話を聞いているだけなのに疲れたのは今までで初めてだ。やっと帰れ……ないのか。これから奴とカフェ(?)に行かなければならないんだった…。さっさと学校から飛び出して帰ってしまうのもありだが…、とふと隣を見るともう奴は居ない。
『逃がさねぇって事かよ…。怖い。』
どうやらもう行く運命は確定しているようだ。素直について行こう…。
深夜に書いたから文章おかしいと思うし目線切り替え多いですね