K TUNDORA STORIES   作:Seli

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今回は、ようやくクロと紫の師匠が登場します!

この人との絡みも入れて、主人公を更にチート化させます。

原作崩壊苦手な方はブラウザバックを。

それでは、6話始まります!


6話

〈ハル Side〉

 

???「双方とも! 剣を納めよ!」

 

 

おいおい、クロと紫ちゃんのお師匠様じゃないですか・・・。

こんな展開俺知らないよ。

 

 

 

???「私の名は、三輪 一言(みわ いちげん)である。第七王権者「無色の王」の顔に免じて、双方とも手を引いてはくれぬか?」

 

 

 

大覚「邪魔をするのか、無色の王よ?」

 

 

 

「やめようぜ、中尉。ここで争っても意味がない。それに俺とお前が戦えば、被害は七十万人じゃすまなくなる。」

と言い、俺は力を納めた。

 

 

大覚「そうだな。」

 

 

一言「ありがたき幸せ。そちらは初めましてだったな。第零王権者 光の王 天照ハルよ。」

 

 

「あらら。未来を予言する力をお持ちな王様は私の正体にもお気づきですか。

初めまして、第零王権者 光の王 天照ハルです」ペコリ

 

 

 

一言「!! 私の力についてお気づきだったか。黄金の王よ。光の王に頼み事があるのだがよろしいか?」

 

 

大覚「許可する。」

 

 

 

一言「ハルよ。そなたは未来に絶対に必要な人物だ。王の力以外の力も必要になる時が来る。なので、私の元で三輪神明流という武術の流派を学んでみないか? そなたの家族を守る力にもなろう。」

 

 

「!! 確かにそうですね。俺は王の力がなくなれば、弱い人間です。大事な家族を守る為には力を付けなければならない。

ただ、力には溺れては絶対にいけない。

 

貴方の元で修行させてください。その変わり貴方のクランズマンとなり手助けし、三輪神明流を後世に伝えていくと約束しましょう。」

 

 

大覚「なんだと!? 王が属性を変わるなどと聞いたことがない!」

 

 

「あー、それが光の王の特性でできるんだ。光は色々なものを照らすことでより輝くからな。ちなみに他の王の力も5割程度だが使えるぞ。」

 

 

大覚「やれやれ、お前には驚かせてもらってばかりだな・・・・。」

 

 

一言「とんでもない御方だ」

 

 

二人に呆れられているような気がするんだが・・・。

まあ、いいや。

 

「これから、一言様と呼ばさせてもらいます。一言様お願いがあります。修行するのは了承しましたが、泊まり込みは勘弁していただいてもよろしいでしょうか? もし、泊まり込みでと言うなら、家族も連れていってもよろしいでしょうか?

長い間家を空けると家族に何されるか分かったものじゃないので....。」

 

 

一言「家族を愛するということは、誠暖かい光なり。私にも8歳になる息子がいる。

泊りがけの時は家族も一緒に来ることを許可しよう。」

 

 

「ありがとうございます!」

 

 

大覚「ふむ。なら修行以外の時は私の仕事を手伝ってもらうようにしよう。まずは今回のダモクレスダウンで被害が出た地域の復旧だ。家族を守る為にも金が必要だろう? 働いてもらう代わりに給料を出すようにしよう。

ちなみに、お前に拒否権はない。」

 

 

「ですよねー。分かりましたよ。60年前には世話になったし、俺がいない間、クロエとレイを守ってくれていたみたいだからな。

恩を返しますよ。」

 

 

大覚「それで良いな? 無色の王よ。」

 

 

一言「御意」

 

 

大覚「それじゃあ、ハル。今日はもう帰っても良いぞ。」

 

 

「了解。それじゃあ帰るよ。」

 

と二人と別れ、俺はクロエから聞いていた家に帰り、先ほどのことを説明すると3人から怒られたのだった・・・・。


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