あれから、俺と周防はショッピングモールから広い空き地に移動してきていた。
すると周防は、赤の王の力を解放しダモクレスの剣を発現させた。
うわ~。絶対ばれるじゃねーか。
クロエ、レイが間違いなく来るパターンだよ・・・・。
世里まで来そうだな。ってか世里にバレたらオハナシ(という名の説教)が待っていやがる。
師匠にも何言われるか分かんねーよ・・・・
俺は周防に
「なあ、マジで戦うのか?
全力で戦うとセクター4とかに介入されるぞ?
ってか俺としてはセクター4にバレたら非常に不味いことになるんだが・・・・。」
周防「そんなのは関係ない。良いからやるぞ。
燃やせ・・・。」
と言うと辺りが火に包まれた。
しょうがないか。
後のことは、後考えよう。
早いとここいつを倒して、どうにかしよう。
俺は即座に、周防の懐に入り込み鳩尾をなぐった。
周防「!?」
周防が気づいた時には、体が飛んでいた。
その後ドゴーンと音がして、空き地の中の土管等が吹き飛んだ。
やべ!? やり過ぎた?
スゲー音したから、 間違いなく人がやってくるレベルなんだけど・・・。
すると火に包まれた土管が俺に向かって飛んできた。
俺は咄嗟によけた。
周防「ハッ。天照おもしれーじゃねーか。
久しぶりに楽しめそうだ。」
と言い、俺の背後に来て、背中を蹴り吹き飛ばした。
吹き飛んだが瞬時に体勢を立て直した。
やはり王とやり合うには、力の解放しないと難しいか・・・・。
俺は無色の力を解放し、周防を更に強い力で殴った。
周防も楽しそうに殴り返してきた。
お互いがライバルと認めあった瞬間であった。
それから30分もの間、やられたらやり返しという攻防が続き、お互いボロボロの状態で立っていた。
周防「はぁ、はぁ、はぁ。王でも無いのに俺とやり合うとはつくづくおもしれーな。
それと、天照まだ全力を出してないだろ?
」
「はぁ、はぁ、はぁ。テメエの力こそ容赦無いよな。
流石に分かったか・・・。
力を解放してやると間違いなく、周りに被害が出るし、師匠からは力の使い時を間違えるなって言われるんだよ・・・。」
周防「ハッハッハッ。お前はおもしれえ奴だよ。お前が王だったら、お前の下に付くのも悪くねえな!」
「いやいやいや。何言ってるのお前?
そんなの笑えないから。」
周防「お前じゃねー。これからは尊と呼びやがれ。ハル、赤のクランに遊びにこい。アンナも喜ぶだろ。それで俺と遊びで闘うようにもしろ」
「拒否権は無いんだろ? 分かったよ、尊。
アンナの為にも遊びに行かせてもらうわ。
それと、今日ぐらいの力の解放で良いなら闘ってやる」
尊「ハッ、分かってるじゃねーか。」
とお互いに笑いあっているところで、赤のクランズマン達が殺気を放ちながら俺を取り囲んでいた。
尊「お前ら。」
草薙「尊、大丈夫か?!
ってかボロボロやんけ。
お前ら! そいつが怪しい動きしたら、すぐにでも戦闘開始や。」
赤のクランズマン達「はい!」
と言った所で、俺の周辺にいた何人かが吹き飛んだ。
「あちゃー。来ちゃったよ。」
クローディア「ハルくん、大丈夫?!
それとこれはどういうことなのかな? かな?
ピンチになったらすぐにでも呼べって言ったよね?」
クロエさん、ニコニコ笑顔ですけど黒いオーラが背後から出てますよー。
かな?って二回も言ったの?
すごく怖いです((((;゜Д゜)))
しかも、赤のクランズマンたちに対しては、凄い殺気です。
レイ「全く困ったお人じゃ。妾たちにいつも心配かけおる。一回オハナシしとかんといけんようじゃの。
それと、主様に手を出す不届きものはどいつじゃ?」
ヤベーよ((((;゜Д゜)))
こっちも完全に不機嫌オーラMAXだ。
俺、家に帰ったら死ぬんじゃないかな・・・。
周防&草薙「!?」
周防「ハルは、つくづく俺を楽しませてくれるな。」
草薙「何もんや、あんたら? それに相当な実力をお持ちなようで。」
クローディア「赤のクランの皆様、初めまして
。私のマスターがお世話になりました。
クローディアと申します。」
レイ「初めましてじゃの!
そこの主様に仕えておる、レイじゃ!
宜しく頼むの!」
草薙「天照 ハルのクランってことで良えんか?
王でなくともクランを持つとは、企画害な奴やな。」
クローディア「私たちはマスターに、助けられ忠誠を誓っておりますから。
草薙 出雲さんで宜しかったですよね?
どうします? 私たちと戦闘行為を続行しますか?
こちらはそれを望んではいません。」
草薙「!? 俺の名前まで割れとるとは驚きましたわ。こちらとしては、貴女方に色々とお話聞きたいのですが、うちのものに何かした疑いがあるんですわ、そちらのリーダーさんは。」
クローディア「ハルくん? 何をしたのかな?」
レイ「何をしたのじゃ、主様?」
「いやいや、何もしてねーよ。ただアンナが迷子になってただけだから、話聞いてあげて一緒に昼飯食ってただけだよ!」
クローディア&レイ「アンナって誰なの(じゃ)?
また女の子引っかけてきたの(か)?」
コワッ! 二人とも目から光が無くなってるよ!
俺は即座に土下座しようとしたら、
足に凄い衝撃がきた。
そこを見てみると、アンナがいた。
「アンナ?!」
アンナ「ハル、尊大丈夫? 二人ともボロボロ。」
尊「ああ、大丈夫だ。アンナ、ハルに俺たちのアジトに来てもらおうと思ってるがどうする?」
とアンナを抱っこしながら言っていた。
アンナ「ホント!? その意見に賛成。」
尊「分かった。お前ら手を引け! ハルたちを俺達のアジトに連れていく。そこで話をしよう。」
草薙「なっ!? 待てや、尊!?
大丈夫なんか?」
尊「ああ。ハルと拳を交えて見て分かったことがある。こいつは眩しすぎるほど善人だ。
それにアンナがここまでなついている。
たがら間違いなく信用できる。」
???「草薙さん、キングが言うんだから大丈夫だよ。」
草薙「十束、分かった。
尊とアンナが言うんなら大丈夫やな。ってあの人すごいことになっとるな...。」
見てない間に、レイとクローディアにお仕置きをくらって気絶させられていた、ハルがいた。
クローディア「すみません、お見苦しい所を。よいしょっと。それでは案内してもらえますか?」
とハルを抱えながらクローディアは言った。
尊&アンナ「ついてこい(来て)!」
この二人だけはその光景をものともせず、歩きだした。
他のメンバーは、リーダーとやりやった男を沈めるこの二人だけは怒らせてはならないと誓ったのだった。