俺は現在師匠の元を訪れている。
危篤の連絡を受けたのだ。
「大丈夫ですか、師匠?!」
一言「ハルですか。お久しぶりですね。随分と逞しくなった。私はもうダメみたいです。
ハル、君には伝言が何点かあります。」
「無理なさらないでください。
分かりました。
第零王権者 光の王として、無色の王の話を聞きましょう。」
一言「ありがとう、光の王よ。
一つ目は、狗朗のことを頼みます。あの子の未来を見守ってあげてください。それと紫のことも気にかけてあげてください。あの二人は、貴方も含めて私の可愛い弟子達ですから。
二つ目は、私の後任の無色の王を見極めてください。どうするかの判断は貴方に任せます。
このことは、狗朗にも言いました。しかし、間違いなく悪しき王が生まれる可能性が高いです。その影響で色々な人の人生が狂う未来が見えました。」
「分かりました。他にもありますか?」
一言「三つ目は、貴方も精一杯元気に生きて、幸せになってください。貴方がたの未来を天で見守るのが唯一の楽しみです。」
「!? 分かりました。約束します。」
一言「それを聞けて満足です。それでは私はいきま・・・す・・・・・・・ね。」
と満足した顔で、師匠はこの世を去った。
「貴方に教わったことに感謝しています。さらばだ、無色の王よ。」
俺は師匠から免許皆伝時に受け取った刀「光」を握りしめ、部屋を出た。
するとそこに涙を流していた一人の青年がいた。
???「一言様は逝かれたか・・・?」
俺は、その青年の頭に手を置き
「ああ。」と答えた。
???「そうか・・・・。私は、「次の無色の王を見極めろ」という命を実行しようと思う。ハル兄さんはどうするんだ?」
「狗朗と一緒にいてもいいんだが、嫌な予感がするんだよな~
俺は、単独で色々と動いてみるわ。
いいか? 狗朗、何かあったらいつでも頼れよ。」
狗朗「ハル兄さん、ありがとう。
それでは、また。」
「またな。」
と言い狗朗と別れ3日かけて、住んでいる町に戻った。
朝5時ぐらいに家に着いたのだった。
「ただいま。」と声をかけると、三人の足音が聞こえた。
世里&クロエ&レイ「おかえりなさい。」
「ああ、師匠は逝ったよ。次の無色の王が、師匠が死んだのを期に活発に行動するのが予測される。そこで何かあったら色々と対象していこうかと思う。」
世里&クロエ&レイ「わかったわ。」
と言った所で、世里の携帯が突然なりだした。
その後、俺の携帯もなった。
世里「はい、こちら淡島。何だって!? 分かった。すぐ向かう!」
「はい、もしもし? どったの草薙さん?」
草薙「朝早い時間に悪いの。
驚かず聞いて欲しい。今朝方、十束が何者かに殺された。
尊もアンナも思ったより、ダメージ受けとる。もちろん俺もや。
悪いんやけどバーに来てもらえんか?」
「了解。クロエとレイも連れていきます。それでは。」
と言い、クロエとレイに事情を説明した。
クロエ&レイ「!? 分かったわ(のじゃ)!」
世里「どうやら、吠舞羅から連絡があったみたいね。私の電話もそうだったわ。
これから現場に行ってくるわ。
何か分かったら、連絡して。」
と言い残し、出ていった。
どうやら、今代の無色の王が動きだしたみたいだな。
俺ら3人は、急いでバーに向かうのだった・・・・。