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〈ハル Side〉
俺は、少年の背後に立ち、向かいから来てるスケボーにのった赤のクランズマンの懐に入り、鳩尾を殴り吹き飛ばした。。
「悪いね、八田ちゃん。」
八田「ハルさん、何で・・・?」
背後を見ると、狗朗が少年をつれて飛んで逃げていた。
さてと、俺も狗朗を追うとしますかね。
草薙「待てや、ハル!
どういうことやこれは?
敵になったってことで良いんか?」
「そうだな。そう捉えてもらってもかまわない。俺には俺の目的がある。
無色の陣営としては、そうそう他のクランズマン達に手出させるわけにはいかないんだよ。」
草薙「レイちゃん達は、どうなんや?」
「クロエとレイは知らないさ。俺の独断だよ。赤のクランと協力するようには言ってあるがな。まあ、使ってやってくれ。」
草薙「お前は何がしたいんや?
世里ちゃんは知っとるんか?
あの子にもうちょい話してあげてもエエんやないか?
お前の行動を見たら悲しむぞ。」
「お兄さんには秘密が多いんだよ。
世里は知らないさ。
知ったら間違いなくこちら側に来るからな。
アイツは、セクター4で光になっていって欲しいんだよ。
それにこちら側に来たら、黄金の陣営、赤の陣営、青の陣営まで敵対するようになるからな~
世里の力だと対処できないぞ。」
草薙「世里ちゃんは、お前に近づきたいが為に頑張りよるんやろ?! バーに飲みに来た時お前の隣を歩けるようになって、守られるばかりではなく、守っていけるようになりたいっていっとったで。
あんな良い子はなかなかおらんぞ。」
「そんなのは誰よりも分かってるよ。身近でいつも見て来てるんだからな。だからこそ、アイツにはちゃんと幸せになって欲しいんだよ。」
草薙「お前がしたらエエんやないか?」
「俺じゃあ、役不足だよ。さてと、それじゃあ、またな草薙さん。」
俺は狗朗の所へ、飛んで向かって行った。
〈ハル Side out〉
〈草薙 Side〉
草薙「ハル、お前は一体何を考え背負っているんや・・・・?
逃げられたし、作戦変更や。
この街全域に、あの映像ながしますか。
大丈夫かい、八田ちゃん?」
八田「いたた・・・。何とか大丈夫です。
ハルさんは敵側に回ったんですか、草薙さん!?
何でなんですか!?」
草薙「そうみたいやね。夜刀神だけでも厄介なのに、ハルまで敵側になったら高難易度やな。まあ、気にせんとこう。
八田ちゃん、第二作戦実行や。」
八田「分かりました!」
そして、街全体のモニターに十束が殺された時の映像が流れたのだった。
〈草薙 Side out〉
〈世里 Side〉
「伏見! 状況はどうなっている!?」
伏見「ダメみたいですね。街全体のモニターをハックされてます。
「吠舞羅」の仕業でしょうね。
復旧させるにも15分以上はかかります。」
「クソッ!」
伏見「荒れてますね、副長。
もしかして、この映像の無色の王絡みですか。」
私は図星をつかれて、言葉が出なかった。
無色の王が行動したということは、
無色のクランズマン達も動き出すということだ。
私の初恋でありながら、今も大好きな人物がクランズマンの一人だ。
また、無茶なことをするのではないか?
っていう不安と何もできない苛立ちがせめぎあっていた。
伏見「図星みたいですね。それと先ほど新たな情報が出ました。街で無色の王と見られる人物が、赤のクランと戦闘開始し、そこに無色のクランズマン2名が乱入し撃退したそうです。
その後、無色の王とクランズマン2名は行方を消してます。
詳細を確認します?」
「そうか。私と何名かは現場に向かうぞ!
伏見は情報を更に集め連絡しろ!」
伏見「分かりました。」
私は不安な気持ちを押し殺し、現場に向かうのだった・・・・。
〈世里 Side out〉
〈尊 Side〉
俺はセプター4に捕まり、牢屋に投獄されていた。
寝っころがっていると、そとから足音がし扉の前で止まった。
???「あなたらしくもない小細工ですね。
街のモニターをハックし、無色の王の映像を流すとは。」
尊「ハッ。」
???「無色の王が動き出したということは、貴方の親友も動くのでは?
私たちの敵側として、既に動いているみたいですけど。」
尊「あいつは、俺以上に自由な奴だからな。
たが、無意味な行動はしない。」
???「彼は何者なんですか? うちの副長もお熱みたいですし、先代無色の王のクランズマンだったという情報しかありません。
彼はそれ以外にも何かあるのではないかと、私は疑っているのですが。」
尊「知らねーよ。興味ない。
俺は寝る。」
宗像「そうですか。まあ良いでしょう。
セプター4室長兼青の王 宗像礼司(むなかた れいし)直々に彼を見定めるとしましょう。
それでは、失礼します。」
と宗像は去っていった。
俺は再び眠りにつくのだった・・・・。
〈尊 Side out〉