K TUNDORA STORIES   作:Seli

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今回は長めです。


8話

〈世里 Side〉

 

 

私は部下を引き連れて抜刀し、結界をはっている。

 

そうしたら、あの女の子の力か知らないけれど幻術を使い、私たちは混乱していた。

 

するとそこに室長がやってきた。

 

 

宗像「おやおや。これは幻術ですか。おもしろい術ですね。」

 

 

と室長は力を解放し、幻術を解いた。

 

これが王の力。

ハルも間違いなくこの領域までいっているはずだ。

隣を歩くためには、この高い壁を乗り越えなければならないのか。

 

宗像「おや。お仲間はどこですか?」

 

 

狗朗「さてな。」

 

宗像「なるほど。仲間を逃がしあなたが囮になったわけですか。

それと兄弟子の姿が見えませんが?」

 

狗朗「兄さんの手をこんな所で煩わせるわけにはいかんからな。それにここには俺だけで充分だ。」

 

宗像「おもしろい。」

 

と言った瞬間、二人の闘いが始まった。

 

最初は良い勝負をしていたが、途中からは室長が圧倒的だった。

 

宗像「ここまでですか?

夜刀神 狗朗。」

 

 

狗朗「くっ。」

 

と夜刀神は膝をついた。

 

そこに白髪の少年が、やってきて

 

 

社「大丈夫?」

 

 

狗朗「なぜ戻ってきた!?」

 

 

社「君を放っておけないからだよ。」

 

 

宗像「美しい仲間愛ですね。貴方は一体何者なんですか?」

 

 

社「僕ですか? 僕はこういうものです。」

 

と手を合わすと、白い光がスタジアムを包んだのだった。

 

目を開けると、そこには剣を持った私の大好きな人がいたのだった・・・。

 

〈世里 Side out〉

 

 

〈 ハル Side〉

 

シロの奴記憶無いのに、普通に力使ってんな~

さて、シロ達が逃げる時間作らないとな。

 

青の王戦か~

骨が折れそうだな。

光の力解放状態なら全然いけるんだけど、余程の事がない限り、隠しておきたいし。

最悪剣ぐらいは使わないと流石に厳しいか。

まあ、ヤバくなったら使おう。

 

俺は剣を見える状態にし、青の王の前に立った。

 

 

「やれやれ。セプター4の皆さん勢揃いでどうしました?」

 

 

宗像「やはり出てきました。天照。

いやそれとも、雨空春樹と呼んだ方が良いですか?」

 

 

世里「室長、それって!?」

 

 

宗像「淡島さん。

天照ハルと雨空春樹は同一人物ですよ。」

 

 

「やれやれ。流石に王の目は誤魔化せないか。それで、お願いなんですけど見逃してもらえませんかね?」

 

宗像「それは聞けないお願いですね。」

 

「やっぱ、ダメか。」

 

世里「ハル! 今までどこにいたの?!

心配したんだから・・・。」

 

 

「久しぶりだな。世里。

元気にしてたか。

心配かけたな。」

 

 

世里を撫でながら言った。

 

 

世里「バカっ///」

 

 

宗像「相変わらず仲がよろしいですね。

結婚式にはちゃんと呼んでくださいね。」

 

と冗談じみながら言ってきた。

 

世里の部下からもヒューヒューと声が上がっていた。

 

世里「なっ!? ///

何を言ってるんですか室長?!

お前達も辞めるんだ!!」

 

 

「結婚か~

良いかもなー。

家に帰ると世里が妻として迎えてくれるのか。

何その幸せな時間。」

 

 

世里「な、な、な!?////」

 

 

 

宗像「はははっ。やはり貴方は面白い!

敵同士でなければ友達になりたいとこですね。

淡島さん、皆さん危ないから下がりなさい。

宗像抜刀!」

 

 

と言い力を解放してきた。

 

俺は世里を抱きよせ、世里の前に出てかばった。

 

 

「危ないから、下がっていろ。」

 

 

世里「うん///」

 

 

と世里は離れてくれた。

 

 

 

「流石青の王の力と言ったところか。

これで王とやりあうのは、宗像てめえで四人目だよ。」

 

 

宗像「ずいぶんと経験豊富なことですね。

刀は抜かないのですか?」

 

 

 

「ああ。これは人を護るときに使う刀なんでね。

それに師匠から使い方を間違えるなと言われてるんでね。」

 

 

宗像「おもしろい。貴方をお追い込み、その刀を抜かせてみましょう。

セプター4室長 青の王 宗像 礼司行きます!」

 

 

 

「先代無色の王 クランズマンの1人、天照ハル推して参る!」

 

 

二人の闘いが今始まった。

 

 

宗像はサーベルで切り付けてきたが、ハルはそれをかわし、拳で宗像にダメージを与えた。

 

 

宗像「くっ。出鱈目な動きをしますね。

もうちょいスピードを上げますかね。」

 

とスピードを上げ、俺にサーベルでダメージを与えスキが出来た時に蹴りで俺の体を吹き飛ばした。

 

俺はその衝撃でスタジアムの壁に衝突した。

 

 

世里「ハル!」

 

 

「ぐっ、はっ」

 

と壁が崩れ、俺の体に落ちてきた。

 

ちくしょう。

王には力を使わないとダメか?

しょうがねぇ。

無色の力フル解放でいかしてもらうか。

 

 

宗像「やれやれ、こんなものですか?

刀を抜かないからそうなるのですよ。

 

淡島さん、彼の手当てをして連れて行きなさい。」

 

 

世里「はい、分かりました。」

 

 

「へー。何がこんなものだって?

あんまり舐めてると痛い目見るぞ、宗像。」

 

 

俺は無色の力をフル解放し、壁を吹き飛ばし立ち上がった。

本来の力の半分にも満たないが、宗像とやり合うには充分だ。

早いこと終わらせないと、クロエ達が気づいて追ってきやがるからな。

 

 

 

世里「ハル!?」

 

 

宗像「なっ!? それが貴方の力ですか?

王を失ったクランズマンの力がそこまでなんてあり得ない。王と並ぶくらいあるだと!」

 

「何を驚いてるんだ、宗像?

力を出せと言ったのはお前だろ?

行くぞ。耐えてみせろよ。」

 

俺は瞬時に宗像の懐に飛び込み、鳩尾をなぐって吹き飛ばした。

 

「ガードが遅いぞ。」

 

 

宗像「なんだと!? ガハッ」

 

ドゴーンと反対側にある壁に宗像は激突した。

 

 

世里「室長!」

 

と呼びかけたが反応がない。

気を失ったみたいだな。

 

 

「大丈夫だよ。気を失っただけだ。

ケガしないようにしてるから大丈夫だろう。

 

さてと時間稼ぎも出来たことだし、シロと合流しますかね。

 

それじゃあな、世里。

会えて嬉しかったよ。」

 

俺は力を納め、立ち去ろうとしたら

背中から抱きつかれた。

 

 

世里「待って! もう行かないでよ!

これ以上はハルの立場が悪くなるばかりじゃない!

私を1人にしないでよ・・・。」

 

世里は涙を流していた。

 

「おいおい。副長様が私情を優先してどうするんだよ?

ったく。

見栄はって頑張って、でもホントは泣き虫な所は昔から変わらないな。」

 

 

 

世里「誤魔化さないで!

ハルが頑張る必要ないじゃない!

どうして自分の立場を悪くすることばかりするの?

私にも話してよ。お願いだから。」

 

 

 

「大事な人達を守るためなんだよ。それに師匠の遺言もある。

悪いな、世里。」

 

 

俺は世里のお腹を光の力でダメージがないように軽く殴り気絶させた。

 

 

世里「ハルっ!? な・・・にを。」

 

セプター4の連中は抜刀し、俺を警戒している。

良い部下だな。

 

俺は近くにいた伏見に

 

「伏見! 世里と宗像のこと頼むわ。

二人とも気絶しているだけだからな。

ダメージが無いようにしているから、傷とかの心配は大丈夫だ。」

 

 

伏見「分かりました。こちらとしてはご同行願いたいのですが、貴方には吠舞羅の時に世話になった恩があります。

今回は見逃します。

 

お前たち! 室長を運べ!

それとこの人が副長を運ぶ!

救護車まで案内しろ!

 

ハルさん、副長を運び終わるまでは逃げないでくださいね。」

 

 

「やれやれ。八田ちゃんにもそのぐらい優しくしてあげれば良いのに。

ありがとな、伏見。」

 

 

俺は世里を救護車まで運び、

シロ達の元へ向かうのだった。

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