社「良かったのかい、ハル?」
「良いんだよ。絶対にあいつらの所へ、帰るつもりでいるからな。
ただ、尊のダモクレスの剣が、光の性質を発現して暴走しなければって条件が付くけどな。」
社「それは・・・・。
いや、奇跡を信じよう。」
「お前こそ良かったのか?
ネコとかが目覚めたら間違いなく悲しむぞ。」
社「良いんだよ。無色の王を倒すにはあれしか方法がないからね。」
「お互い似た者同士だな。アドルフ。
狗朗のこと頼むな。」
社「ハルこそ。姉さんのことお願いがするよ。」
二人「それじゃあ、また!」
と二人は別れ、それぞれの目的地へ向かっていった。
二人の王の所へ向かっていると、目の前にクランズマンの二人がいた。
「ようやく合流できたな。」
クロエ「無事で良かった。これからどうするの?」
レイ「王の戦いにに乱入するんじゃな。
妾たちも行くと言いたいが、足手まといに、
なるの・・・。」
「ああ。あの戦いを止めないとな。
赤の王のダモクレスの剣が崩壊し始めている。
ダモクレスダウンが起きる危険な状態だ。」
クロエ「そっか。 ちゃんと帰ってきてよ。
世里を本妻にした事は認めるけど、私たちも貴方が大好きなんだから、愛してもらわないと。」
「いや、俺にそんな器用なことはできません。ごめんなさい。」
クロエ「ふふふ。分かってるわよ。ただ私達は家族なんだから、貴方は絶対に帰ってきて!
私達を放っていなくなったら誰が面倒見てくれるの? 最後まで責任取りなさい。んっ」
と言い、口づけをしてきた。
「んっ!?」
パシャ!っと音がして、
レイ「妾も主様に抱きつくのじゃ!」
と抱きついてきて、写真を取った。
「クロエ!? レイ!?
何するんだ?
ってかその写真どうするんですか?」
クロエ&レイ「世里に送っちゃった!」
「間違いなく、殺される・・・。」
レイ「返事が来たみたいじゃの。
何々? よく出来た妹じゃの。」
クロエ「そんなことしても、私は動じないから。姉さん達のお話も今度聞かせてよ! 本人から聞きたいんだから!
それと、後悔が無いようにハルと話なさい。
だって。」
「内心怒ってるパターンでしょ?
帰ってくるのが怖くなってきたんですが。」
クロエ「世里は、私達もハルが好きっていうの知っているからね~
本妻の許可も出たことだし、帰って来てからが楽しみね!」
レイ「そうじゃの! 主様、絶対帰ってくるのじゃぞ!」
「ったく叶わねえな。こんな俺でよければ二人とも宜しくな。
それじゃあ、行ってくる。」
クロエ&レイ「・・・・・・・。」
二人は悲しそうな顔をし、口をつぐんでいた。
俺は笑顔で二人の頭を撫でた。
クロエ&レイ「・・・・! 行ってらっしゃい。」
「ああ。」
と答え、二人の王の所へ向かうのだった。