K TUNDORA STORIES   作:Seli

45 / 57
16話

ようやく戻って来れたな。

さっきの仕返ししないとすまねぇな。

とりあえず、シロが無色の王連れてくるまでは耐えないとな。

 

 

30分以内に来てくれると助かるが、贅沢は言ってられないな。

 

 

俺は二人の間に斬撃を放った。

 

二人は咄嗟に飛び退き、こちらを見た。

 

尊「ハル! 邪魔だ。」

 

宗像「おやおや。また貴方ですか?

我々の戦いを邪魔しないでもらいたいのですが。」

 

「いやいや、そういう訳にはいかないんだよ。」

 

 

尊「ハッ。もう一度ブッ飛ばすぞ。」

 

 

宗像「やれやれ。邪魔はされたく無いですしね。」

 

 

二人がこっちに突っ込んできた。

 

俺は光のシールドを張り、弾いた。

 

 

尊&宗像「何!?」

 

 

俺は力を解放し、ダモクレスの剣を発現させた。

 

「おいおい。あんまりなめてると痛い目合うぞ?」

 

 

尊「それがてめーの隠してた力か! おもしれー。」

 

 

宗像「黄色のダモクレスの剣だと!? それに光っている!

貴方は一体?」

 

 

「初めまして。赤の王、青の王。

第零王権者 光の王 天照ハルだ。

全ての始まりの王だ。

第一王権者と第二王権者と同じ年代を生きている。

宜しくな。

俺を楽しませてくれよ、赤の王! 青の王!」

 

 

俺は二人に突っ込んでいった。

 

3人の王の三つ巴の戦いが今始まったのだった・・・・。

 

 

30分後・・・

 

 

そろそろ活動限界か?

シロはまだなのか?

 

 

尊「はぁはぁはぁ。強すぎんだろ、ハル。」

 

 

宗像「はぁはぁはぁ。全く規格外すぎますね。その力は。王の力を凌駕しています。」

 

 

「はぁはぁはぁ。うるせーよ。お前らだって充分強くて、規格外じゃねーか。」

 

やっぱり王二人との戦いは厳しいか。

力をもう一段階上げるか。

いや、最悪なパターンになった時に力を温存しておかないといけない。

 

と考えていた所で、

 

俺たちの間に白銀の光が舞い降りたのだった。

 

ったく遅いんだよ。

 

社「君が探しているのはコイツでしょ?」

 

 

無色の王「おい! 何してるんだ? やめろ!

やめてくれぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

 

 

社「早く! 王を殺せるのは、王だけだ。」

 

 

 

尊「ああ! 礼を言うぜ。よくぞ連れて来てくれた!

はぁァァァァ!」

 

 

宗像「辞めろ! 周防!

手を出すな!」

 

 

尊は力をため、手刀でシロを貫いた。

 

社「ハル・・・・。 後は頼むよ。

こっちに来ないでよ。」

 

「ああ、任せろ。そっちで会わないことを願うよ。」

 

と会話し、シロは炎の王の力で、体ごと消滅したのだった・・・。

 

 

その場には、3人の王しか残っていなかった。

 

尊「悪いな。貧乏くじ引かせちまってよ。

ハル、お前の友達にもすまないことをした。」

 

「シロの考え通りだからな。

尊、心残りは無いのか?」

 

 

宗像「そんな晴れ晴れした顔でよくも言えたもんだな。本当に悪いと思っているなら、こうなる前に何とか・・・・・ならなかったのか?」

 

尊「宗像・・・・。

もう何も言うな。

 

後悔はねえさ。

ハル、アンナ達のこと頼むな。」

 

尊は手を広げた。

すると赤のダモクレスの剣が落下してきた。

 

宗像&ハル「!?」

 

宗像は動きだし、サーベルで尊の心臓を刺した。

 

ダモクレスの剣は頭上数mの所で停止した。

王が絶命したので、そこで消滅する・・・

はずだったのだが、再びゆっくりと動き始めた。

 

宗像「何だと!? なぜ活動を停止しない!?

このままだと・・・」

 

「やれやれ。やっぱり嫌な予感ってのはどうして当たるもんかね。

尊から頼まれてたことを実行しなければ変わると思ったんだけどね」

 

 

俺は力をフルパワーで解放し、尊のダモクレスの剣を徐々に空へと押し返し始めた。

 

そして光のダモクレスの剣の近くまで動かした。

 

宗像「どういうことだ!? 何か知っているのか?」

 

 

「尊にも光の性質があったんだよ。

数ヶ月前に感じた物よりも、めちゃくちゃ力が強くなってやがる。

光の力は、全てを照らすって性質から他の力の干渉を受けず単独で行動できる力がある。

つまりだ、尊って主を失ったとしても光の力があれば単独で行動を続けるわけだ。」

 

 

宗像「なっ!? ということは光の力でダモクレスの剣はまだ活動しているということか?!

対処方法は無いのか!?

このままでは。」

 

「御名答。対処方法はあるぞ。光に対抗するには、同じぐらいの光かそれ以上の光で飲み込んでやればいい。」

 

宗像「それは!? まさか、お前まで・・・。」

 

「宗像には分かるか。俺が最後までここにいた理由が。

最悪のパターンを想定していたんだが、

全くその通りになるとはね~

 

俺のダモクレス偏差を暴走させる。

それで俺のダモクレスの剣を爆発させ、

尊のダモクレスの剣を破壊するしか方法は無いみたいだ。

ちなみに、ダモクレス偏差を暴走させるためには、俺が剣に触れておかないといけないし、尊の剣を完全に消滅させるためには、尊の体も消滅させないといけないだろう。」

 

 

宗像「つまり、お前が周防の死体を抱え、空に行き、剣に触れ力を暴走させ一緒に自爆するというのか? 死ぬと言うのか?

 

他に方法は無いのか!?」

 

 

「宗像・・・・。他に方法はない。」

 

 

宗像「ふざけるな! 周防までいなくなり、天照までいなくなるだと!? いい加減にしろ!

残される者の身にもなってみろ!

淡島くんはどうするんだ!

お前の帰りを待っているのではないか!?」

 

 

「そうだな。はぁ~ぁ。

世里との約束破ってしまうことになるな・・・。

クロエとレイにも約束破り!って言われるだろうな。

 

たくさん、悲しませるだろうな・・・。

 

 

それでも、やらないといけないんだよ。

俺がやらなきゃ、シロと尊から託されたことを無駄にしてしまう。

 

ダモクレスダウンを止めなければ、世里やクロエ&レイ、他にもたくさんの人達が、

巻き込まれてしまう。

 

俺はそうならないように、世里達を守りたいんだよ。1人の人と王として。」

 

 

 

宗像「俺は・・・・・。

二人の友の為に動くとしよう。」

 

宗像は、尊の死体から剣を抜き、俺に渡してきた。

 

「悪いな。宗像。

世里達やクロ達、吠無羅のことを頼むわ。

それとこの剣「光」を世里に渡してくれ。」

 

 

宗像「分かった・・・・。 天照、俺がそちら側に行って出会えたら飲みにでも行こう。

約束だ。」

 

と刀を受け取り言った。

 

 

「もちろん! またな、宗像!」

 

俺は、尊を抱え宙に浮きダモクレスの剣へ近づき、手を触れダモクレス偏差を暴走させ始めた。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁ。」

 

辺りは光に包まれ始めた。

 

「ったく満足そうな顔しやがって。

 

お前のせいでいい迷惑だよ。

 

さてと最大のハッピーエンドを目指しますかね。

 

光の王として命じる。周防 尊よ。俺と契約しろ。体が消滅後、光のクランズマンとなれ!

 

というと、俺の光の力が尊に入り込んでいった。

 

これで大丈夫だな。

 

さてと、そろそろかな?

 

3人を悲しませるだろうけど、ちゃんと帰ってくるよ。

 

それじゃあな。

 

それと同時に、光のダモクレスの剣は大爆発を起こし、俺の体を包み込むのだった・・・。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。