次は劇場版の内容を書きます。
〈クローディア&レイ Side〉
私達は、狗朗と共に橋の上まで逃げていた。
先ほど赤のダモクレスの剣が落ち、止まった所で安心していたが、そうはいかなかった。
また動き始めたのだ。
すると、そこで光の力がダモクレスの剣を押し返していた。
空まで押し返した所で、ちょっとしたら光のダモクレスの剣が暴走し始めていた。
クローディア「一体何が起こってるの!?
それに凄い嫌な予感がするんだけど・・・」
レイ「なっ!? 大馬鹿者が!
主様は、自発的に力を暴走させておる!
ダモクレスの剣を爆発させて、赤の剣を破壊するつもりじゃ!」
狗朗「何だと!? 」
クローディア「そんな! まさか!?」
レイちゃんは涙を流しながら
レイ「主様は、自分の身を犠牲にしてまで赤の剣を破壊するつもりじゃ。」
クローディア「急いで助けないと!」
と向かおうとした瞬間、
大爆発が起こった。
そこには光の剣がまだ残っていたが、すぐに消滅したのだった。
クローディア「そんな・・・・・・・・。嫌よ。いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
レイ「主様の、大馬鹿者がぁぁぁぁぁ!」
狗朗「兄さぁぁぁぁぁん!」
私達は泣きながら叫んでいたのだった
〈クローディア&レイ Side out〉
〈世里 Side〉
私は先ほどの大爆発が起こった後、不安な気持ちを圧し殺しながらも部下たちと待っていた。
先ほどから嫌な感じが止まらない。
大丈夫だよね? ハル?
すると目の前から室長がこちらへ向かっていた。
「室長! ご無事でしたか!」
室長が無事だったことに安堵した。
室長の体全体に目を向けていると、
えっ? 何で・・・・。
宗像「これですか・・・。天照から貴方に渡すように頼まれました。
受け取ってください。」
私はハルが持っていた剣を副長からもらった。
偽物だと思い、鞘から抜いてみたが、本物だった。
鞘の奥にも何か入ってる感触があり、取り出してみると、綺麗なシルバーの指輪だった。
このサイズ、私の指にピッタリだ・・・。
私は涙が流れてきた。
「室長、答えてください・・・。
ハルはどうしたんですか・・・?」
宗像「天照は・・・。
赤のダモクレスダウンを防ぐために、自分のダモクレス偏差を暴走させて爆発を起こし、防ぎました。
ダモクレスの剣に触れていたので・・・・。
爆発に巻き込まれ周防と共に死にました。
淡島さん、
貴方たちには幸せになって欲しい。それと約束守れなくてすまないと言ってました・・・。」
「そんな・・・・。
嘘ですよね? 約束したんですよ、帰ってくるって。
これから楽しいこと一杯していくはずだったんですよ?
1人にしない、側から離れないって言ってたんですよ。」
宗像「淡島さん・・・。
私を恨んでもらってもかまいません。
ですが天照がちゃんと生きていて、貴方の近くにいた事だけは忘れないでください。」
「ハルぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
私は、刀と指輪を抱きしめながら思いっきり泣いたのだった・・・。
〈世里 Side out〉
〈狗朗&ネコ Side〉
俺たちは、クローディアさん達のかわりに、今シロ達がいた場所へ来ていた。
ネコ「シロ!」
駆け出していた。
そこにはシロの持っていた傘があった。
ネコ「んー。抜けない!」
俺は手伝って傘を抜いた。
するとネコが凄い勢いで奪い、
ネコ「くれー! 我輩がシロに届けてあげるの!
シロに届けて、ハルも一緒に遊ぶの!」
「なあ、ネコ・・・ 。
シロにはもう届けられないんだ。
それに兄さんとも遊ぶことはできないんだ。」
ネコ「やだー! シロに届けてあげるの!
ハルとも遊ぶの!」
「聞き分けろ! シロと兄さんは・・・!」
ネコ「だって・・・・。
シロとハルは王様だもん!」
ん!?
俺はその時、シロと兄さんとの会話を思い出した。
社「僕は不死の王だよ。
ハルもだよね?」
ハル「ああ。光の性質上な。俺の場合、王だけでなくクランズマン達もそうなるけどな。」
そうか! 二人とも不死の王だ!
ってことはどこかで生きてる可能性がある!
俺は泣いてるネコに近づき、
「そうだな。シロは俺たちの王様で、兄さんも王様だ。」
と言い、ネコを立ち上がらせシ歩き出したのだった・・・。
〈狗朗&ネコ Side out〉
〈アンナ Side〉
ダモクレスの剣が爆発する瞬間、二人の声がした。
尊「悪い、アンナ。もう綺麗な赤を見せてやれない。」
ハル「すまない。アンナ。一緒にいてやれそうもない。約束破ってごめんな。」
と声が聞こえ、私の目に見えていた、綺麗な赤色と黄色が今消えた。
「尊ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
ハルぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
と叫び泣いていた。
みんな驚いた顔をして、私を見ていた。
草薙「アンナ、どうしたんや?」
「尊とハルがいなくなっちゃった・・・。」
草薙「そうか・・・・。」
吠舞羅のみんなも泣いていた。
みんなが
「No Blood! No Bone! No Ash!(ノーブラッド!ノーボーン!ノーアッシュ!)」
と言い合唱していた。
すると赤い光が天に登っていき、
その先の一点に黄色い光が見えた。
私は涙をふき、空を見た。
「きれいな赤。
その先にきれいな黄色!」
草薙「聞こえるか、尊?
俺らにとってお前は最高の王や。
ハル、尊を助けてくれてありがとな。」
私達は前を向いて歩いていくのだった。
〈アンナ Side out〉
みんなそれぞれの道を歩きだし、
4人の王を亡くした、あの学園島事件から一年近くの時がたったのだった・・・。