???「失礼します。 博士研究の方はどんなでしょうか? おやこちらの方は?」
と2m以上ある、軍服を着た日本人の男が話かけてきた。
アドルフ「やあ、中尉。こちらは、ハルといって僕の義兄になるかもしれない人だよ(ニヤニヤ)」
クローディア「アディ!!/// 中尉、違うのですよ? ハルくんはそういう方って訳ではないので(モジモジ)」
???「は、はぁ。分かりました。おっと、失礼。
私は國常路 大覚と申します。階級は中尉です。歳は20です。よろしくお願いいたします。」
「俺は、天照ハルって言います。歳は18です。ハルって呼んでください!
それ以外は、記憶を無くしててちょっと分からないです。」
大覚&アドルフ「記憶を無くしてるの(か)?
」
「はい、そうなんですよ。外で倒れてたところをクロエに助けてもらったんですよ。」
クローディア「ハルくん・・・・」
アドルフ「そうだったんだね・・・・」
大覚「こちらでハルのことを調べてみましょう。」
3人「ありがとう(ございます)! 中尉」
大覚「いえ、お気になさらず。」
と話した所で、突然キーンと音がなり、石盤が光始めていた。
「おいおい、嘘だろ・・・・」
と俺は慌てていたが、回りの3人は慌てていなかった。
どうやら俺だけが見えているらしい。
クローディア「ハルくん、どうしたの?」
「先ほど、すごい音がして石盤が急に光始めて、今もすごい音を出しながら光ってるのですが・・・」
アドルフ「何だって!? ハル、それは本当かい!?
僕たちには見えてないということは、ハルにだけ石盤は何かを伝えたいのかもしれない・・・。
ハル、石盤に触れてみてもらえるかい?」
大覚「そんなのは危険すぎる!、ハルにもしものことがあったらどうするんだ?」
クローディア「そうよ、アディ! 危険すぎるわ! 触れてハルに何かあったらどうするの?!
ハルに何かあったら、私は耐えられない(グスッ)」
うわぁ、俺の一言でとんでもないカオスな状態になってやがる・・・。クロエに関しては涙目になってるし、可愛いなちくしょーめ!世理ちゃんへの気持ちが揺らいじゃうでしょ!
ってこんなこと考えてる場合じゃねー!
場を落ち着かせないと!
俺はクロエの頭を撫でながら
「アドルフ、石盤に触れたら俺はどうなる?」
アドルフ「それは、分からない。一つだけ言えることがある。ハルは王の素質がある。石盤に呼ばれているということは、その可能性が高い。そして、王の力が目覚めたら間違いなく異能の力が発現し、普通の人間とは離れた存在になるよ。」
「そうか。この力を手に入れたら人を守ることもできる反面、破壊する可能性もあるのか。いや、そんなのは恐れる必要は無いな。俺が使い方を間違えなければ良いだけだ。」
アドルフがうなずいたのを確認し、俺はクロエの頭から手を離し、石盤に近づいていく。
すると後ろから、体を引っ張る感触があった。
振り向いてみると、クロエが不安そうな目で、体を引っ張っていた。
「クロエ、俺は大丈夫だよ。絶対大丈夫だよ。」と頭を撫でながら安心させるように、精一杯の笑顔をクロエに向けた。
クロエ「プシュー////」
クロエは顔を真っ赤にし、手を離してくれた。
なんなのん?俺の笑顔が気持ち悪かったの?
すみません、そんなに怒らないでください。
アドルフ&大覚「あれは完全におちたな(ね)」
ショックを受けたが、切り替えよう。俺は再び石盤に近づいた。
そして手を触れた瞬間、石盤が光だして辺り一面光に包まれて俺の意識は沈んでいった。